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現役ラッパー兼DJのモデラーが制作 “3密”で盛り上がるガンダムたちの”年越しパーリナイ”
プラモは“気合い”と“ド根性” なくてもいいけど、あるヤツには敵わない
FATSOUL DTガンダムの人差し指を上げてるハンドパーツとガンキャノンの持ってるマイクのケーブルですね。地下の小さい箱でこじんまりやってるイベントのイメージなのでマイクはワイヤレスなどではなくお客さんもギツギツ。ライティングも暗めにしてアンダーグラウンド感が出るようにしてます。
――年賀状代わりにされたとおっしゃっていましたが、周囲の反応はいかがでした?
FATSOUL DTプラモ仲間にはウケましたけど、音楽仲間にはそんなに…でしたね(笑)
――実際、こんな状況になって改めて見ると思うことはありますか?
FATSOUL DTそうですね…、今見ると早くこういうギチギチなクラブやライブハウスが復活して欲しいと思いますし、そういうところで早く、イベントをやりたいですね。
――本作以外にも、ツイッターでは砂ぼこりを交えた硬派な作品も発表されています。ご自身では、どのような作風を目指していらっしゃるのですか?
FATSOUL DTジオラマはなるべく絵的なカッコ良さ、面白さを重視していますね。もちろん主役はプラモなんですが、スナップ写真のような絵画のような印象を与えるような作風を目指しています。
――ガンプラモデラーとしての信念は?
FATSOUL DTプラモは“気合い”と“ド根性”。なくても作れるけど、あるヤツには勝てない。スキルやセンスはもちろんないよりある方が良いけど、その前に「守ってるヤツ」は「攻めてるヤツ」には敵わないと思ってます。
ガンプラは、曲を作る、絵を描く、などと通ずる「思い描いたイメージを現実に出来る」素晴らしいホビー。これからも“グルーブ感”を大切に、作っていこうと思います。