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極限まで高めた可動域…記念モデル“G40”制作モデラーが証言「こいつはガンダムモデラーへの挑戦状」
G40 制作・画像提供/ユウパ氏 (C)創通・サンライズ
ツイッターでの交流を契機で腕を磨いたSNSモデラー
ユウパ10年ぐらい前、「fg」という伝説の模型投稿サイトがありました。そこは名だたるモデラーさんたちが日々競い合うように作品を発表する”模型の梁山泊”のような場所。ここで大いに刺激を受けたことが、プラモに目覚めたきっかけです。私もガンプラを投稿してはみたものの、結果はダメダメでした…(涙)。そのサイトは既に閉鎖され、記憶の彼方となりましたが、私がSNSモデラーを続ける原点になりました。
――なるほど、そこから現在まで本格的にガンプラ制作をするようになられたのですね。
ユウパ最初の頃は、見よう見まねでガムシャラに作っていましたが、道具さえまともに扱えず、失敗ばかり。手本にした作品とはかけ離れたものしかできなかった。でも、ツイッターで、モデラーさんたちと交流し、さまざまな考え方に触れ、助言をいただき、ようやく作風が定まってきたような気がします。模型作りにも哲学みたいなものがあるんですよ。「模型道」とでも申しましょうか。SNSを通じて日々学ばせていただいております。
ユウパガンダム40周年を祝う記念モデルですから、ファンとして手にしないわけにはいかないと思いました。
――G40は、ファーストガンダム「RX-78-2 ガンダム」をアレンジした形で作られていますが、やはりファーストガンダムに特別な思い入れが?
ユウパ私、ドンピシャのファースト世代なのですが、当時は関心が薄く、ガンプラブームをスルーしてしまったことが、今となって痛恨の極みなのであります。でも、知らないからこそ余計に興味をそそると申しましょうか、ネットや映像コンテンツ、書籍などで、当時を探ることも密かな楽しみにしています。