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傷んだシャア専用ザクIIから漂う哀愁 モデラー紡いだ「左遷されたシャアが見据えた復讐の行く先」
『シャア専用 ザクII』が10年ぶりのガンプラ“復帰作“
ろろ幼少期、近所のスーパーマーケットで母親にかくれて、こっそり優しい祖母に取り入って「SDガンダム」を買ってもらったのが最初ですね。それからたくさん買ってもらっては作り、時に壊し泣いていました。
――その後、ガンプラにハマったきっかけは?
ろろぶんぶん振り回して遊ぶおもちゃから、模型としてじっくりと”作る楽しさ”に目覚めるきっかけとなったのは機動戦士ガンダムSEEDのHG(1/144)シリーズだと思います。説明書の通りに作るだけでは色が足りない事や、劇中のイメージからガンプラの形状が気になるようになり、模型雑誌を読んだり、当時普及し始めていたインターネットで素晴らしい作品を見たりしながら、たくさんの”新しいこと”を学んでいました。
ろろいえ、実は高校卒業以来10年程、一切作らないでいました。よくある話ですが仕事やプライベートが少し落ちついてきたタイミングで「久しぶりにガンプラ作りたいな」と急に思い立ち近所の模型屋さんに足を運びました。そこで「HG 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 『シャア専用 ザクII』」を見かけ、魅力を感じました。「新しい進化したガンプラが作りたいな」という気持ちで手に取りました。
――久しぶりのガンプラ制作はいかがでしたか?
ろろ当時のカンを取り戻すことに四苦八苦しつつも、漠然と「どうせなら自分の好きなように徹底的に改修工作をしよう」と思い立ち、気になる所を直しては検証する工程を繰り返しながらゆっくりと仕上げていきました。