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ドムがジムを一刀両断…“ガンプラ再生工場”モデラーが、20回以上塗り重ねた溶断面へのこだわり

 “ガンプラ再生工場”を称するSHIGE(@GunplaRefine)さんは、「ジャンク品」を補修し、丁寧に仕上げ、作品として発表しているモデラー。そんな同氏が制作した『10年の差』は、ドムがジムを真っ二つにする衝撃的な作品。特に、溶断面の表現はSNSでも「(断面から)熱を感じる」などの多くの反響を呼んだ。「制作に苦労した」という溶断面へのこだわりとは?

欠品や壊れたガンプラでも、作品として生まれ変われる

――「ガンプラ再生工場」を名乗っておられますが、どういった意味で「再生工場」と付けられたのですか?
SHIGE物を大切にするという気持ちを込めて再生工場という名前を使ってます。キットは組立て済みの不要となった中古(ジャンクキット)をネットで購入してます。届いた時は、パーツの欠品や破損は当たり前。それらの修理を済ませて改造、塗装を施し、再度ガンプラに命を吹き込むことを楽しんでます。「うまく作れなかった、あるいは壊れてしまった」という理由で手放してしまいがちなプラモデルでも、「リタッチすればまだまだ作品として生まれ変わるよ」ということが、作品を通じて伝わったらと思っています。完成後に屋外の曇天を背景に撮影するのがクセになってますね。

――こうした作品を作るキッカケは?いつ頃から作り始めましたか?
SHIGE現在制作中の「HGオリジンシリーズ」以外はずっと中古を素材としています。ただ作品が増えて展示会に出展させていただくようになってからは、自身の完成品も再生するようになりました。単体で毎回同じ出展物だと観覧者の方々も飽きてしまうので、単体同士を組み合わせて、戦闘シーンを作って違う展示作品に見せる作戦です。
――ツイッターで発表されている作品のなかでも、ジムがドムに真っ二つにされる作品が衝撃的でした。
SHIGE「MGドム」「MG陸戦型ジム」を使用して完成させました。作品名は『10年の差』。劇中に出てきた「連邦とジオンの技術の差、10年」【※】という言葉がきっかけです。2体の脚部に貼ってある補修パーツのデザインの違いで、10年の差を表現しています。
【※】ジオン軍の技術が、連邦軍に比べ10年進んでいるということを表した言葉。ガンプラのCMで使われた「ジオン脅威(驚異)のメカニズム」とともに、ジオン軍の技術力の高さを伝える言葉として有名なフレーズ。

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