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優雅なティータイム? “おうち時間”を楽しむガンプラモデラーたち

シャア専用ザクニット帽 制作・画像提供/なみお氏 (C)創通・サンライズ

シャア専用ザクニット帽 制作・画像提供/なみお氏 (C)創通・サンライズ

 一口にガンプラモデラーと言っても、その作風は実にさまざま。原作アニメのワンシーンを忠実に再現する人から、色や造形を変更して自分らしさを出したもの、クスリと笑えるネタものまで、日々多様な作品がSNSで発表されている。ママモデラー・なみお[email protected])さんと、モデラーの石澤ぐり[email protected])さんはそれぞれの方法でガンダムを擬人化し、“おうち時間”を過ごすモビルスーツを描いた作品を発表。ガンダム=戦いのイメージが強いなか、このような“ほのぼの系”の作品を作る理由とは?

作品を見た人のほころぶ顔がモチベーション(なみお氏)

 なみお氏は、ママモデラーとしてガンプラを制作する一方、得意の編み物でさまざまなモビルスーツを生み出してきた異才。ニットでガンダムを作ろうと思ったきっかけは、ガンプラの箱でくつろぐ愛猫の姿を見たからだった。
「我が家のネコたちはガンプラの箱が大好きで、空き箱ができるとそそくさと入って寝始めます。それを見て、『ガンダムの帽子を被せたらかわいいだろうな』と思いました。ただ、布や紙で作ったものでは、頭部の曲線に対応しない。『じゃあ得意の編み物で!』と思いつきました」

 ネコ用が完成するとすぐに、人用にとりかかった。
「編んでみたらとてもかわいくて、『人が被れるようなものも、絶対にカッコかわいく作れる!』と思いました。思い立ったらすぐ行動の性格なので、編み図を考えずに感覚でどんどん編み進めました。アムロのセリフではありませんが、『私が一番ガンダムを上手く編めるんだ!』と(笑)」
 このガンダムを皮切りに、マーク2、ズゴックの手などさまざまなものを生み出したなみお氏。近作のシャア専用ザクにもこだわりがたくさん詰まっている。
「『ガンダムニット帽』に比べたら、格段に難しかったです。ガンダムは人の頭に被せても違和感なくフィットする形ですが、ザクは人の頭部と比べると横広なので、縦横のバランスを考えながら編むのがとても難しかったです。一番苦労したのは鼻先の部分です。なるべく本物に近づけるよう、構想も苦労しましたし、成形も苦労しました。あまり継ぎはぎの多いものにしたくなかったので、いかに繋げて編むか、それを考えるのが本当に大変でした」

 苦労を経て、編み上げた作品に息子さんは大ウケ。「被った状態からでも外側が見えるように編んでいるので、鏡を見て大爆笑していました。いろんなポーズをとって一番楽しんでいました」と話す通り、ティータイムを楽しむ様子や、武器(掃除機)を構えるカットなども発表した。
「筒が砲身、スイッチがトリガー、あれは掃除機ではなく、我が家では武器です。でも発射や発砲はせず、ゴミを吸引するのでとても安全な武器ですね(笑)」
 SNSを通じて、海外から「作り方を教えてほしい」と問い合わせがくるなど、大きな反響を巻き起こしたなみお氏のニット作品。大変な苦労を乗り越えられるモチベーションは「作品を見た人の喜ぶ顔」だという
「私の作品を見て、顔がほころぶ人がどれぐらいいるかしらと想像すると、とてもワクワクします。物作りをする人は、同じように思う人は多いのではないでしょうか。私は作るのも好きですが見るのも大好きなので、今後ガンダムを通してどんな作品が出てくるのか、とても楽しみにしています。」

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