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編み物で“ニャンダム”を生み出したママモデラー「私が一番ガンダムを上手く編めるんだ!」
ガンプラの箱で眠る愛猫を見て制作を決意
なみおもともと手先を動かすことは何でも好きでしたが、編み物だけは苦手でした。でも10年ほど前に、義母が自身で編んだとても素敵なベッドカバーを見せてくれて、それがきっかけになり、私も独学でかぎ針編みを学んで編むようになりました。
小物やバッグ、帽子、テーブルクロスや洋服、編みぐるみなど、糸で編める物なら何でも編みました。たくさんありすぎて数えきれませんが、数百の作品は編んだと思います。
――「編み物」の魅力は?
なみお1本の糸とかぎ針さえあれば、平面から立体まで何でも作り出せるところですね。
なみお我が家のネコたちはガンプラの箱が大好きで、空き箱ができるとそそくさと入って寝始めます。それを見て、「ガンダムの帽子を被せたらかわいいだろうな」と思いました。ただ、布や紙で作ったものでは、頭部の曲線に対応しない。「じゃあ得意の編み物で!」と思いつきました。
編んでみたらとてもかわいくて、人が被れるサイズも作ってしまえと思い立ちました。思い立ったらすぐ行動の性格なので、編み図を考えずに感覚でどんどん編み進めました。
なみお最初はアニメと同じく普通のヘルメットにしようと思いましたが、耳を出したほうがネコらしさが出るし、耳がレーダーになっているイメージで作りました。この耳が出る穴が一番苦労しました。
でも、物陰に隠れて耳をピクピク動かしながら、飛び出すタイミングを見計らっているところを想像すると、ニヤニヤしてしまいます(笑)。
――完成したものをかぶせたときの、ネコのリアクションはいかがでした?
なみお「何だこれ?」というような、変な顔をしてました。