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コロナ禍で応募数激増…ガンプラNo.1を決める『オラザク選手権』主催に聞く“TOP OF モデラー”の資質
他コンテストに応募予定だった作品も参入、大混戦の今年の『オラザク』
舟戸そうですね。近年は、だいたい1200前後の応募なのですが、今年はコロナの影響で、自宅でプラモデルを作る人が増えたことに加え、おそらく他の類似コンテストが中止されたことも関係し、史上最多の2008の応募がありました。作品を観ていて、「このテイストの作品は、うちじゃなくて、他のコンテストに出すつもりだったな」とか、なんとなくわかりました(笑)。もちろん、ガンプラが40周年を迎え、記念キットが発売されるなど、盛り上がりを見せたことも影響していると思います。
舟戸金賞を獲った作品なんですが、発売されていないガンプラのキットとパッケージを作ったものですね。ランナー(組み立てる前のパーツが枠内に収まっている)の状態が完成品という発想は初めてでしたし、個人的に『プラモ狂四郎』が好きということもありまして、1/144のキットで再現されたこのレッドウォリアーが、めちゃくちゃ印象に残っています。