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コロナ禍で応募数激増…ガンプラNo.1を決める『オラザク選手権』主催に聞く“TOP OF モデラー”の資質

“TOP OF ガンプラモデラー”に必要な資質は、アイデアと愛情

  • ホビージャパン編集部・舟戸康哲氏

    ホビージャパン編集部・舟戸康哲氏

━━ズバリ、“TOP OF ガンプラモデラー”の資質は何だとお考えですか?
舟戸アイデアと愛情ですね。プラモデル全般にいえることですが、完成までもっていくのはすごくエネルギーがいるし、愛情や思い入れも必要なんです。まして、改造したり、フルスクラッチであったりすると、本当に計り知れないくらいのエネルギーがいりますので、とても敬意を持ちます。審査にあたるモデラーさんたちも、自分たちが作っているからこそ、その点が理解できるので、「よくぞ完成まで持ってきてくれた」というように、評価の対象になりますね。
━━今後、「オラザク選手権」をどのようにしていきたいとお考えですか?
舟戸これは雑誌の果たす役割として考えていることでもあるのですが、一番は、ひとりでも多くの人に模型を手に取ってもらい、作る楽しみを知ってもらいたいということ。なので、ジュニア部門を設けたように、裾野をできるだけ広げ、これから始めたいなという読者にもアピールできるようにしたいと思っています。あと、理想としては、今、Web応募は国内に限っているのですが、ワールドワイドにより広い地域から応募を募って、世界大会的なものができると面白いですよね。もちろん、海外の人に通じなくても名称は「オラザク」のままです(笑)。

━━最後に、来年、受賞を目指す読者にアドバイスをお願いします。
舟戸写真コンテストという特性上、どうやったら自分の作品をよく見せることができるか考えて撮られた写真がやはり加点されます。本誌で写真の撮り方講座の連載もしていますので、参考にしていただければと思います。あと、Webは10点まで、郵送は枚数制限がありませんので、見せ場がいっぱいありすぎて困る方は郵送応募で思い切りアピールしてください。愛情とエネルギーをかけて、ぜひ、完成を目指してがんばっていただきたいと思います。

取材・文/河上いつ子

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