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息子の一言がきっかけでガンプラの作風に広がり、その息子が「すごっ」と驚いた豪傑感ある“現代の関羽”とは?

 パパモデラーのダイスケ(@dt0822a)さんは、家族の理解を得て、時には子どもと一緒にガンプラを制作。SNSで、手間をかけてじっくり作る凝った作品とともに、「子どもでもできる改造手法」で制作した作品を紹介している。もともと技巧にこだわった作品を制作するモデラーだったという同氏の作風に広がりが出たのは、息子に言われた一言がきっかけだったという。

「簡単な工作でも改造を楽しむことが出来るんだよ」と伝えたい

――「40代2児の父」とパパモデラーであることを明されています。ガンプラモデラーのなかには、なかなか家族の理解を得られない人も多いと聞きますが、ダイスケさん家はいかがですか?
ダイスケ我が家は趣味に寛容で、家族からあれこれ言われることはなく、「ガンプラ作ってる時楽しそうだね」と言われます。ただし、少々買いすぎて大きい荷物が家に届いた時は妻に怒られることがありますし、結婚当初から妻と「屋内で塗装しない」と約束しているので、塗装は今でも屋外でやってます(笑)。

――お子さんと一緒に制作したりもするのですか?
ダイスケ現在、息子たちは中学生で部活が忙しくガンプラから離れていますが、小学生の頃は一緒に作ったりしてました。また、私の部屋には作らずに置いてある、いわゆる「積みプラ」がたくさんあるのですが、そこから自由に選んで作っていたようで、私が作りたいレアなガンプラがいつの間にか完成していることが度々ありました(笑)。今でも息子たちは私が作るガンプラを見て「ガンプラガチ勢だ!」と最高の褒め言葉を言ってくれます。

――家族仲の良さが目に浮かびますね。ダイスケさんの作品は難しい技巧を使われた作品と、「子どもでもできる改造手法」を使った簡易的な改造の作品を発表されています。後者の作品を作るようになられたのは、息子さんの影響ですか?
ダイスケはい。ある時、息子に「パパみたいなガンプラは難しいことをしないと作れないよ。無理!」と言われたことがありました。それがきっかけで、「簡単な工作でも改造を楽しむことが出来るんだよ」ということを、息子をはじめガンプラ改造に憧れる方々に伝えられればいいなと思って、制作・発表しています。最近のガンプラは簡単に改造できて時間もそれほどかからず早く形になるので、「自分だけのオリジンガンプラを早く完成させたい」方にはとてもおすすめだと思います。

――ガンプラ初心者の方や、子どもたちへの優しさを感じます。
ダイスケ私が子どもの頃は最新のガンプラが発売されるとワクワクしながら模型店に行きました。このワクワクや、ガンプラの楽しさを、将来ガンプラの開発者になるかも知れない子どもたちにたくさん知ってもらって、どんどんガンプラを進化させて欲しいという思いもあります。

SDのキャラをリアル体型にする難しさ

――そんなダイスケさんが制作された『一騎当千』がSNSで話題となりました。この作品簡単な改造ではなく、“凝って”作られた作品ですよね?
ダイスケそうですね(笑)。手間をかけてじっくり制作しました。

――憧れとしてこういった難しい技術の必要な作品を発表することも大切なことだと思います。どのようなきっかけで制作されたのですか?
ダイスケありがとうございます。制作のきっかけは、『SDガンダムワールド 三国創傑伝』のキットが発売されたり、国内でもアニメが始まったりして盛り上がっていたということ。三国志の中で一番好きな武将である関羽も「関羽雲長νガンダム」として登場することもあり、SDではなく、リアル体型化して『GBWC』(GUNPLA BUILDERS WORLD CUP)に応募しようと思ったことですね。残念ながら『GBWC』はコロナ禍の影響で中止になりましたが、代わりに『GBCJ2021』(GUNPLA BUILDER'S CONTEST JAPAN 2021)というイベントがSNSで開催されたので、そちらに応募させて頂きました。

――関羽の豪傑感が、現代に昇華されて見事に表現されていますね。
ダイスケ関羽といえば三国志の中でも屈指の強さを誇る武将なので、鋼の馬(バイク)にまたがり、取り囲む敵を一騎でなぎ払っている、まさに「一騎当千」な姿をイメージしました。『三国創傑伝』では、劇中に近未来的なサイバーな雰囲気のバイクに乗って戦闘するシーンがあり、それをリアル体型でも再現したいと思いました。所々にνガンダムに関連したパーツを使っているところがこだわりのポイントです。

――SDのキャラクターをリアル体型化する難しさもありますよね。
ダイスケはい。SD体型の時より頭身が伸びSD体型では描かれていない部分がどうしても出てくるのですが、その部分を違和感なく埋めるために京劇の関羽や関帝廟の関羽像など、ありとあらゆる関羽の画像をチェックしてオリジナルな解釈で装飾しました。

――すばらしいこだわりですね。息子さんたちはこの作品を見てどのような感想を言っていらっしゃいましたか?
ダイスケ全体のボリュームを見て「うわっ!でかっ!すごっ!」と連呼してくれました。

――最高の応援団ですね。SNSの反響はいかがでしたか?
ダイスケ「迫力がある」「違和感がない」など、多くの感想を頂くことができました。また、元がSDの作品なんですが、「リアル体型でも違和感がない」という感想は本当にうれしく思いました。

――最後になりますが、ダイスケさんにとって「ガンプラ」とは?
ダイスケ私にとってガンプラとは「人と人を繋ぐコミュニケーションツール」です。時代を問わずガンプラを通じて、家族はもちろん、ガンプラの話で盛り上がる友達ができたり、大人になってからもガンプラ制作を越えた付き合いが広がったり、違う世代の方と交流したり、ガンプラ制作を通じて子どもと語り合ったりと、SNSでガンプラを公開するようになってからコミュニケーションの幅が間違いなく広がりました。
 先にお話しした子どもたちへの発信はもちろん、これからもガンプラを通じていろいろな方々と交流し、新たな発見やすごい作品で感動したり、自身のスキルアップにつなげていけたらいいなと思っています。

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