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ファミコン芸人フジタが厳選「あおり運転上等?妨害が当たり前の過酷レースゲーム」

「あおり運転上等?妨害が当たり前の過酷レースゲーム」について語ったファミコン芸人フジタ (C)oricon ME inc.

「あおり運転上等?妨害が当たり前の過酷レースゲーム」について語ったファミコン芸人フジタ (C)oricon ME inc.

 家庭用ゲーム機黎明期に誕生し、今も楽しめる名作から、“クソゲー”と呼ばれる不人気作まで、さまざまなソフトを生み出した『ファミリーコンピュータ』。そのソフトは1000タイトル以上と言われ、誰もが知っている名作から、まったく日の目を見なかったものまで、実にさまざま。そこで、ゲームソフト所有本数3万本、約3000万円をゲームに捧げたファミコン芸人・フジタ協力のもと、“ファミカセ”をさまざまな角度で切り取り、ピックアップ。第14回のテーマはファミコン芸人フジタが厳選「あおり運転上等?妨害が当たり前の過酷レースゲーム」。※以降の内容は、ゲーム攻略法などネタバレ要素を含みます。閲覧にご注意ください。

オープニングテーマも特徴的!誰もがやったあのバイクゲーム

 ファミコンで発売されたレースゲームは大まかに、「車に乗っている感覚で操作する3Dスタイルのものと、上から見たトップビュー(俯瞰)スタイルのものに分けられる」というフジタ。なかでも、3Dスタイルでのゲームは大きな衝撃だったという。

「車を運転しているような感覚になれるということで、子どもの“運転したい欲”をうまくゲームで発散できるようにしてあったと思います。もちろん、リアリティーを追究した今のカーレースゲームと比べるとチープかもしれません。でもファミコンの場合は、リアルさだけではない、ゲームとしての楽しさという部分があると思います。『ロードファイター』とか『ジッピーレース』での、“あおり運転”どころじゃない妨害を乗り越えて、ゴールしたときの達成感は格別でした」

 そんなフジタが選んだ「あおり運転上等?妨害が当たり前の過酷レースゲーム」は以下の通り。
エキサイトバイク(1984年/任天堂)
  • 「エキサイトバイク」で華麗なテクニックを披露するフジタ  (C)oricon ME inc.

    「エキサイトバイク」で華麗なテクニックを披露するフジタ  (C)oricon ME inc.

 これは真横から見るタイプのレースゲーム。簡単に口ずさめるオープニングテーマやコースが自分で作れるエディットモードなども印象的で、操作性もよく、単純なので、ファミコン世代の人でやったことない人はおそらくいないであろうというほどメジャーでした。1番売れた初代のファミコンカセット版で、2Pで対戦ができればよかったと個人的には思います。

 レースで勝つコツは、アクセルワーク。加速のいいBボタンと、ほどほどのAボタンがありますが、Bを押し続けるとオーバーヒートしてしまう。なのでずっとBでゲージがたまったら、BとAを交互に押してオーバーヒートを回避してました。あとジャンプ台は絶対前のめりで突っ込むこと。「コケるだろ」と思われるような角度で突っ込んでも、意外といけました。

 このゲームは、他車が明らかに妨害を狙って車線変更してくることはなかったですが、偶発的な事故は多発していたので、とにかく相手の動きを見極め、車線変更をうまくすることが大事でしたね。

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