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SNSユーザーも古き良き“薫り”に反応… “昭和あるある”が詰まったジオラマ駅舎で繋がる「思い出と共感」

置き場所に困らない鉄道模型の内装処理に力を入れた結果、200以上の小物を自作

――近作としては、ジオラマ駅舎の「昭和のあるある」をシリーズで展開されています。なぜこのシリーズを展開しようと思われたのですか?
鉄道模型に重量感を求めてこのジオラマ駅舎の正式名称は「昭和の駅舎と汽車を待つ人々」。1/80(HOゲージ)の鉄道模型を飾るジオラマが欲しいと思い作ったものです。拙宅が狭く置き場所がないため、置き場所に困らない鉄道模型の内装処理に力を入れたり、小さい駅舎内に当時の思い出を出来るだけたくさん詰め込んだ結果、このようなものになりました。灰皿・網棚・扇風機・昭和の乗客など実に200以上の懐かしい小物が詰めこんで、懐かしい昭和の車内風景をジオラマ風に再現し楽しんでいます。(笑)。
 「昭和のあるある」というテーマ自体は、最近始めたツイッターで一連の投稿に“共通性を持たせるため”に設けました。

――“共通性を持たせるため”のテーマである「昭和のあるある」シリーズは、どのようなストーリーが背景にあるのでしょうか?
鉄道模型に重量感を求めて「昭和の駅舎と汽車を待つ人々」というお題が示す通り、夏の午後、汽車を待つ部活帰りの女学生や行商人、汽車が大好きな少年と付き添いのおじいさんが、ある田舎駅でのんびり汽車を待つというストーリーになっています。人々を取り巻く風景も昭和らしくしたいということで、今では見られない沢山の昭和の小物を配置した結果、どのアングルで写真を撮っても、「昭和のあるある」が写り込む仕掛けになっています。
――本シリーズで一番苦労したのはどの部分ですか?
鉄道模型に重量感を求めて自分が考えているものを全て表現しようとすると、市販パーツでは到底カバーしきれないため、このジオラマ駅舎は、建物や小物も含め、ほとんど自作しなければいけませんでした。最初は大変でしたが、作っているうちにどんな素材をどう利用すれば上手くいくという、法則のようなものが自分の中でだんだん出来てきて、結局200以上の小物を自作することができました。
 また、“汽車を待つ人”をテーマとしているため、人形作成にも苦労しました。いくらよいジオラマを作っても人形を置くと直ぐに模型と分かってしまう市販品しかなかったため、自分で作るしかなく…。でも、これもいい機会だと思って、前々から挑戦していた1/80サイズの人形作りに一層磨きをかけ、デジカメの接写にも耐えられるレベルの人形を作れるようになりました。

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