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街中での爆弾処理…平和慣れした現代日本にジオラマで問う「明日にでも戦争が“日常”になりうる」

 きょう8月15日は、終戦の日。モデラーの中にも、戦闘機や軍艦など、太平洋戦争に限らず、戦争にまつわる作品を発表している人も多い。shiro(@shirosox)さんも、戦争にまつわる作品を発表しているひとり。なぜ、そういった作品を制作するようになったのか、話を聞いた。

「スターリングラード攻防戦」のジオラマに感銘 自らも表現者に

――ジオラマの魅力に目覚めたきっかけは?
shiro子どもの頃、年上のいとこがプラモデル好きでその影響から、お小遣いもらったらプラモデルを買いに行ってました。ウルトラマンやゴジラといった特撮も好きで、精巧なミニチュアに釘付けになってましたから、その影響もあります。その後、タミヤのミリタリーミニチュアシリーズにはまりました。「1/35USジープ ウィリスMB 牽引トレーラーカーゴ付き」は、無線機・迫撃砲・バズーカ砲・フィギュア4体」と豊富なアクセサリーにエンジンルームも再現されていて、小学生の自分には難易度は高かったですが、完成した時はうれしかったですね。木箱に土を入れて、拾ってきた枝を刺して、情景にしたのもこのキットが最初です。
――小学生のころに、ジオラマの原体験があったんですね。今発表されている作品は、決して大きくないスペースに「物語」をもたせたジオラマですが、どのようなきっかけで、このような作品を制作するようになったのですか?
shiroプラモを置いてフィギュアを並べると、自然とストーリーが生まれるのですが、よりテーマと具体性を持たせるようになったのは4年程前からです。当時模型誌に掲載されていた平野義高さんの作品で「総統命令“死守”1942年1月平野義高」という作品があるのですが、敵に包囲され絶望的な状況をフィギュアや小物の配置で表現されていて、すごく衝撃を受けたというのが、今のジオラマ作りに影響していると思います。遠くおよびませんが目標にしてます。

――作品の「物語」はどのようにインスピレーションを膨らませているのですか?
shiro配置したフィギュアや物に対して、状況・人間関係・過去を思い描くことで、ひらめいたり、映画、小説、漫画、戦場写真でヒントを得たりしてます。

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