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速水もこみちが語る、グローグーから始まる新世代のスター・ウォーズ道
俳優の速水もこみちもその一人だ。
アメコミフィギュアの熱心なコレクターとしても知られる速水の“コレクション部屋”へ足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、壁一面の棚を埋め尽くすフィギュアやおもちゃの数々だ。グローグー、マンダロリアンのヘルメット、ダース・ベイダー、R2-D2、C-3PO──。足元にはAT-ATが置かれ、天井からはXウイングが吊るされている。まるで秘密基地のような空間だ。
「僕なんて全然ですよ。集めている人は世界中にいますから。上には上がいる」
そう笑う速水だが、その言葉とは裏腹に、部屋の隅々からは長年積み重ねてきた“スター・ウォーズ愛”がにじみ出る。
そして、「マスクを被った“顔の見えないキャラクター”が好き」だという速水にとって、“マンダロリアン”はまさにどストライクなキャラクターだった。
フィギュア愛から、グローグーに重ねる思い、そして「スター・ウォーズ」と共に歩んできた人生まで、たっぷり語ってもらった。
「1個買ったら大変なことになる」 スター・ウォーズ沼の入り口
「もともとSF映画好きで、気づけば家には、ヒーローや怪獣のおもちゃがあふれていました。ゴーストバスターズのプロトンパックとか、大きなキングギドラのフィギュアとか、今思えば、結構レアだったんじゃないかな(笑)。中学生になって、同じようなものが好きな友達と地元のおもちゃ屋に通うようになりました。当時、トッド・マクファーレンの『スポーン』のフィギュアがすごく流行っていて。それを集め始めたのが、フィギュアにハマるきっかけになりました」
世代的には、『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』がリアルタイム。ペプシのボトルキャップ・フィギュアが大ブームとなり、R2-D2型の冷蔵庫が販売されるなど、当時も街中に「スター・ウォーズ」グッズがあふれていた。
「『スター・ウォーズ』は、手を出したら危ないなと思って、ずっとがまんしていたんですよ(笑)。一つ買ったら絶対止まらなくなるって分かっていたので。で、実際に買ってみたら、まんまとハマりました。キャラクターも多くて、乗り物などのメカ類もかっこよくて、あれもこれも欲しくなっちゃって(笑)」
「昔からマスクを被っているようなキャラクターが好きだったんです。“何を考えているかわからない感じ”にひかれる。『スター・ウォーズ』だと、ダース・ベイダーやストームトルーパーも持っていますが、一番好きだったのは、ボバ・フェットでした。人気すぎてなかなか手に入らなかったので、手に入れた時は本当にうれしかった。マスクキャラって、角度によって表情が変わって見えるんですよね。見る人によって感情が変わるというか。そこがすごく面白い。マンダロリアンにも無機質なかっこよさを感じるというか、“顔が見えないのに感情が伝わる”キャラクターに弱いんです」
最新作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の予告編では、そんなマンダロリアンがヘルメットを脱ぐ場面も映し出されている。掟を破る行為が、二人の物語にどんな感情の揺らぎをもたらすのかにも注目だ。
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『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』(C)2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
グローグーはただ“カワイイ”だけじゃない
「かわいいですよね(笑)。でもただ“かわいい”だけじゃなくて、目が離せない魅力がある。ちょっとやんちゃなところも含めてかわいい(笑)。なんか放っておけないんですよね」
グローグーといえば、小さな体でよちよち歩く姿や、無邪気で好奇心いっぱいな振る舞いで世界中を虜にしている存在だ。カエルや青いマカロンなど、気になったものを何でも口に入れてしまう食いしん坊な姿も人気を集めている。約900歳まで生きたヨーダと同じ種族で、50歳を超えてもまだ幼く、言葉も話せない。そのアンバランスさもまた、不思議な愛らしさにつながっている。
さらに、速水は“守りたくなる存在”への感覚に、より共感するようになったという。
「僕は犬が大好きで、ずっと一緒に暮らしてきてるんですが、実は新たに子犬を迎えたところでして、お互い言葉は通じなくても、絶対に“心で通じ合う”ってあると思うんですよね。マンダロリアンとグローグーも、お互い言葉は通じない。でも、行動とか表情とか、そういうもので心がつながっていく感じがあるじゃないですか。そこがすごくいいんですよね」
【ライフサイズ・マスターピース】 『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』 1/1スケールフィギュア グローグー(2026年5月発売予定)(C) & (TM) Lucasfilm Ltd.(協力:ホットトイズジャパン)
守りたくなるグローグーと孤独な戦士マンダロリアンの“絆の物語”
「今までの『スター・ウォーズ』とはまた違う魅力があったんですよね。主人公があまりしゃべらないのも面白いんですよ。“この人、何考えてるんだろう”ってずっと気になる。賞金稼ぎという設定も含めて、すごく色っぽさがあるんですよね」
そこにグローグーという存在が加わったことで、物語は単なるSFアクションではなく、“絆の物語”へと進化していった。
「ただのバトルじゃなくて、相棒みたいで、家族みたいで。そういう感情の部分がちゃんとある。だから惹かれるんだと思います」
「スター・ウォーズ」に“守りたくなる存在”という視点が加わったことも、新しいファン層を引き込んだ理由だと速水は感じている。
「最初は“グローグーかわいい”から入っても全然いいと思うんですよ。でもそこから、スター・ウォーズの世界に自然とハマっていく。『マンダロリアン』は、その入口としてすごく強い作品だと思います」
公開日にはグローグーと一緒に映画館へ
「やっぱり、この二人にまた会えるというのがうれしいですよね。ここからどういう旅を続けていくのか、すごく楽しみです。そして何より、劇場の大スクリーンで観られるのは、やっぱり特別ですよね。大画面でグローグーのつぶらな瞳を見たらたまらないと思います(笑)」
公開日には、自宅にあるグローグーのフィギュアを連れて映画館に行きたいと笑う。
「『スター・ウォーズ』って、本当にみんな大好きなんですよね。だから、みんなで一緒に盛り上げたい。『マンダロリアン』をきっかけに『スター・ウォーズ』を好きになる人も、これからもっと増えていくんじゃないかなって思っています」
さらに速水は、「『スター・ウォーズ』は人生と一緒にある作品」だと語る。
「僕も40代になりましたが、まだ『スター・ウォーズ』の新作が観られるというのがすごいですよね。自分たちの人生と一緒にフォースがある感覚というか。きっと世代を超えて受け継がれていく作品なんだと思います」
撮影:佐藤容平
ヘアメイク:濱野歩美
ヘアメイク:濱野歩美
帝国が崩壊し、無法地帯と化した銀河に生きる、どんな仕事も完璧に遂行する伝説の賞金稼ぎマンダロリアンと、強大なフォースを秘めたグローグー。帝国の復活を狙う新たな戦争を阻止する最後の希望は、父子を超えた絆で結ばれたこの二人に託された―。
監督:ジョン・ファヴロー
製作:デイヴ・フィローニ
キャスト:ペドロ・パスカル (マンダロリアン/ディン・ジャリン)、シガーニー・ウィーバー(ウォード大佐)
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