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(更新: ORICON NEWS

焼酎ハイボールってどんなもの?チューハイとの違いや作り方を解説

焼酎はいつもロックかお湯割りという人や焼酎はよくわからないけどチューハイは大好きという人も、「焼酎ハイボール」が人気だと聞いて、気になっているのではないだろうか。
この記事では、そもそも焼酎ハイボールとはどんなものなのかということからチューハイとの違い、おいしい楽しみ方まで、焼酎ハイボールの魅力を紹介していきたい。

焼酎の魅力を徹底解説!種類から産地ならではの飲み方まで

焼酎を使ったハイボール=日本で生まれたうまい酒!

ハイボールというとウィスキーを思い浮かべる人が多いだろう。しかし、焼酎ハイボールは、日本の伝統的な酒である焼酎をベースに使う。そしてその起源は「庶民が気取らず飲めるうまい酒」だった。

ハイボールってなに?

「ハイボール」とは、一般的にはウィスキーを炭酸(ソーダ)で割る飲み方の名称で、カクテルの一種でもある。ウィスキーのほか、洋酒ではジンやラムなどをベースにすることもある。

ハイボールの語源にはいろいろな説があるが、最も有名なのは、スコットランドのゴルフ場でウィスキーのソーダ割りを飲んでいる人のところに高く打ち上げられたボールが飛んできたというエピソードから「ハイボール」と呼ばれるようになったという説。
ほかにも、アメリカのある鉄道信号係がウィスキーのソーダ割りを飲むたびに「ハイボール」と言ったことに由来するという説やソーダの泡をボールに見立てたという説などもあり、いまだ語源は確定されていない。

【出典】「ハイボール」の名前の由来を教えてください。 サントリーお客様センター(外部サイト)

焼酎ハイボールの誕生

焼酎を炭酸で割る「焼酎ハイボール」は日本固有のレシピだが、単にウィスキーを焼酎に代えたものというだけでなく、その背景には日本の歴史を垣間見ることができる。

「焼酎ハイボール」が生まれたのは昭和20年代。第二次世界大戦後に東京の下町で誕生したといわれている。

当時、焼酎は安価で酔えるということで人気の酒ではあったが、まだ現代のような優れた蒸留技術が確立されていなかったこともあり、クセが強く飲みにくい酒でもあった。それを多くの人がおいしく飲めるようにと酒場の店主たちが工夫した飲み方が焼酎ハイボールのはじまりだという。

ウィスキーなどをソーダで割る欧米の「ハイボール」と同様、焼酎を炭酸水で割るのが焼酎ハイボールの基本だが、より飲みやすくするために独自の「エキス」や「素」を加える酒場もあり、それは現在まで引き継がれ、今も多くの大衆酒場で店の個性を感じられる焼酎ハイボールが提供されている。

【出典】焼酎ハイボールの歴史 | 下町大衆酒場へ | タカラ「焼酎ハイボール」サイト「焼酎ハイボール倶楽部」 | 宝酒造株式会社(外部サイト)

焼酎ハイボールとチューハイは同じもの?

画像著作者:freepik(外部サイト)
焼酎ハイボールとチューハイの違いを説明する前に、知っておきたいのが「チューハイ」という名称の由来。チューハイの「チュー」はショウチュウの「チュウ」で、「ハイ」は「ハイボール」が略されたもので、「焼酎ハイボール」→「焼酎ハイ」→「チューハイ」と呼ばれるようになったと考えられている。

では焼酎ハイボール=チューハイかというと必ずしもそうではないのだ。
例えば市販の「焼酎ハイボール」と「チューハイ」の内容を比べてみると、どちらも炭酸が使われているが、ベースとなる酒の種類には違いがある。

焼酎ハイボール:
ベースの酒は焼酎。連続式蒸留焼酎(甲類)、単式蒸留焼酎(乙類)どちらもあり。

チューハイ:
ベースの酒は、連続式蒸留焼酎(甲類)のほか、ウォッカなどの蒸留酒も使われる。

焼酎ハイボールもチューハイもさまざまなフレーバーのものが販売されているが、チューハイは甘さ強めのものや果汁を多く加えたものがあるのも特徴といえる。焼酎ハイボールに「辛口チューハイ」と併記されている商品があるのもそれを表しているだろう。

焼酎ハイボールを味わう1【市販品】

焼酎ベースの缶入りドリンクというとチューハイのイメージが強いが、焼酎ハイボールもいくつかのメーカーから発売されている。
市販の焼酎ハイボールは、あらかじめおいしく飲める割合で焼酎と炭酸が混合されているので、とても手軽に楽しめるのが魅力だ。

そんな市販の焼酎ハイボールを選ぶ時のポイントは以下のとおり。

1)アルコール度数で選ぶ
焼酎ハイボールはアルコール度数5%〜8%のものがほとんどだが、5%と8%ではかなり感覚が異なるので、自分に合った度数のものを選ぶとよいだろう。

2)ベースの焼酎で選ぶ
焼酎ハイボールのベースには、ピュアな味わいが特徴の連続式蒸留焼酎(甲類)を使うことが多いが、市販の焼酎ハイボールには、連続式蒸留焼酎に原料の風味が生きた単式蒸留焼酎(乙類)を加えて使ったものや単式蒸留焼酎のみを使ったものもある。

連続式蒸留焼酎に単式蒸留焼酎を加えたものをベースとしている焼酎ハイボールでは原料由来の風味も感じられ、単式蒸留焼酎のみをベースにした焼酎ハイボールは、「○○○ 焼酎ハイボール」というように、ベースの焼酎の銘柄を冠したものが多いので、焼酎の個性を楽しみたい人におすすめだ。

3)フレーバーで選ぶ
焼酎そのものの味を楽しみたいなら、先述の単式蒸留焼酎を使った焼酎ハイボールがおすすめだが、市販の焼酎ハイボールにはチューハイ同様とても多くのフレーバー入りが用意されているので、飲みやすさや好みの素材で選べるのもうれしい。また、一緒に楽しむ食べ物に合わせて選ぶのもよいだろう。

焼酎ハイボールを味わう2【自分で作る】

焼酎ハイボールは、もちろん自分でも作れる。基本、好みの焼酎と炭酸水を用意して混ぜるだけだ。ただし材料と作り方がシンプルな分、奥深いともいえる。

連続式蒸留焼酎(甲類)を使えば、爽やかでクリアな味わいになり、単式蒸留焼酎を使えば素材由来の風味も楽しめる。
また、同じ焼酎をベースにしても、炭酸の種類や氷の有無、混ぜ方や使うグラスによって、完成した焼酎ハイボールの味わいはかなり変わる。

そしてフレーバーを加えるならバリエーションは無限。柑橘をはじめとするフルーツや果汁を加えるほか、ミントなどのハーブや胡椒、七味といった香辛料を加えてもいい。

焼酎と炭酸の割合も好みに応じて変えることができるが、単に濃いめ・薄めというのではなく、用いる焼酎と炭酸の組み合わせで「もっともおいしい割合」を見つける楽しみもある。

焼酎メーカーのHPに掲載された焼酎ハイボールの作り方や、料理や酒の関連サイトなどを参考にして、自分だけの焼酎ハイボールを創造してみてはいかがだろうか。

焼酎ハイボールを味わう3【お店で飲む】

焼酎ハイボール発祥の地といわれる東京の墨田区や葛飾区には、歴史に彩られた大衆酒場が今も健在。焼酎ハイボールの元祖と言われる店もある。機会があれば、このエリアで「焼酎ハイボールめぐり」をしてみるのもおすすめだ。
店によって使う焼酎や炭酸の種類が異なることに加え、風味を付ける独自のエッセンス(エキス)などを使うところもあり、いにしえから愛されてきた庶民派焼酎ハイボールの魅力にどっぷりつかることができるだろう。

一方、オーセンティックなバーでも焼酎ハイボールを飲めるところは多い。酒の種類が豊富なバーでは選び抜いた単式蒸留焼酎を置いているところも多いので、それを「ハイボールで」とカクテルとしてオーダーすることが可能なのだ。

まったく違うスタイルの店で飲み比べられるのも、焼酎ハイボールを飲みに行く楽しみと言える。

まとめ

画像著作者:freepik(外部サイト)
店秘伝の味やバーテンダーの技を堪能する「外飲み」、市販品で手軽に味わうことも、自作に凝ることもできる「家飲み」、さまざまなシチュエーションで楽しめるのが焼酎ハイボールならではの魅力だ。基本、甘さ控えめなのでどんな料理にも合わせやすく、フレーバーを加えたものは食前酒や食後酒にも適している。
最近では、海外専用商品の缶入り焼酎ハイボールも登場。世界中で焼酎ハイボールで乾杯できる日も近そうだ。
著者プロフィール

まつもとようこ
「食」を専門とするライター。農・漁業、食品製造の現場、飲食関連の専門家・店舗などの取材記事執筆のほか、料理研究家としての活動も行う。食品のお取り寄せと直売所めぐり、国内外の蒸留・醸造所訪問は、趣味を通り越してライフワーク。
飲酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁止されています。
妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児に悪影響を与える恐れがあります。

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