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ハイボールの作り方とアレンジテクニック

ビールやチューハイなどと共に、晩酌の友として人気を博しているのが「ハイボール」だ。シンプルな作り方ながらアレンジの幅が広く、おいしくするためのコツがいくつかある。

今回は「おいしいハイボールの作り方」を紹介すると共に、さらにおいしくするためのポイントやおすすめのウィスキー銘柄などをまとめている。「ハイボールを自分でつくってってみたい」「いつものハイボールをもっとおいしく仕上げたい」といった人には必見の内容だ。

おいしいハイボールの作り方

さっそく、おいしいハイボールの作り方を紹介する。一般的な作り方の手順だけでなく、用意する道具・材料もまとめている。ハイボール作りで気になるウィスキーと炭酸水の割合についても解説しているのでチェックしてみてほしい。

ハイボール作りで用意するもの
まずは用意するものを紹介する。ハイボールを作る時に必要なものは以下の通りだ。
・ウィスキー:30〜45ミリリットル程度
・炭酸水:120ミリリットル程度(ウィスキーの量の3〜4倍)
・氷
・ハイボール用グラス
・マドラーなどステアするための道具
ウィスキーの銘柄や炭酸水は好みのものをチョイスしてかまわない。どういったウィスキーを材料にするのかによってハイボールの味わいはかなり変わってくるので、自分だけのオリジナルなハイボールになるように銘柄選びはこだわり抜いてみてほしい。

おいしいハイボールのウィスキーと炭酸水の割合

ハイボールのおいしさの鍵を握るのが、ウィスキーと炭酸水の割合だ。
その比率によって全体的な濃さや香りの立ち方などが変わる。
一般的に比率は【ウィスキー1:ソーダ3〜4】がベターといわれており、この比率を守っておけばウィスキーのもつ魅力を損なわないだろう。
とはいえ、つくっていく度にハイボールの好みのテイストはわかってくると思うので、ベターな比率にとらわれず自分好みのバランスをぜひ探してみるとよい。

ハイボールづくりの手順

ここからはハイボールのつくり方を紹介する。ウィスキー本来の香り・味わい・コクを感じられる一杯をつくってみてほしい。

・氷をグラスに入れて冷やす
・ウィスキーを適量注いで、混ぜてなじませる
・ソーダを加えて混ぜれば完成

以上がベーシックなハイボールの作り方だ。
つくる前にきちんとグラスを冷やしたり、氷・ウィスキー・ソーダを丁寧になじませるように混ぜるのがポイントである。コツを掴めば簡単につくれるようになるだろう。

おすすめのアレンジハイボール

基本的なハイボールづくりを覚えたところで、つづいてはアレンジハイボールを厳選して3つ紹介する。

神戸ハイボール

通称「神戸ハイボール」とは、氷を使わないシンプルなハイボールだ。近畿地方を代表するスタンディング・オーセンティックバー「神戸サンボア」で誕生したとされる。

事前にウィスキーとグラスを冷凍庫でキンキンに冷やし、炭酸を冷蔵庫で冷やしておく以外は、ほぼ通常のハイボールの作り方と同じだ。グラスなどを冷やしておくことで、ウィスキー本来の味わいを長く楽しめるメリットがある。

オレンジハイボール

ベーシックなハイボールにオレンジジュースをプラスしてつくるアレンジハイボールの一つ。
グラスに氷を入れて、ウィスキーとオレンジジュースを注ぎ軽く混ぜる。その後、ソーダでグラスを満たして軽く混ぜたら完成だ。

材料の比率はウィスキー30mlに対してオレンジジュース45mlといったように、オレンジジュースをやや多めに入れるのがおすすめだ。通常のハイボールのおいしさに、オレンジの甘酸っぱさがプラスされるのが魅力である。

ミントハイボール

通常のハイボールにミントを加えるアレンジハイボールである。ミントをグラスの底に入れて軽く潰して、通常のハイボールと同じくウィスキーなどを注いだら完成だ。

ミントの爽やかな香りが魅力的で、夏のフレッシュミントモヒートのような感覚でサッパリと楽しめる。ミントリキュールを少し入れて混ぜると、よりフレッシュな仕上がりになる。

ハイボールをもっとおいしくつくるためのポイント

ハイボールは基本的な作り方を覚えれば誰でも簡単につくれるが、おいしさをワンランク上にするためのポイントを抑えておくことで、いつもの一杯が至高のハイボールに仕上がる。ここからは炭酸水・氷・グラスに着目して、ハイボールをもっとおいしくつくるポイントを紹介する。

炭酸水にこだわる

ハイボールのおいしさを左右する一つが「炭酸水」だ。炭酸水と一口にいってもさまざまなバリエーションがあるが、なかでもおすすめなのが強炭酸のタイプである。強炭酸で仕上げたハイボールは、サッパリとしながらもグビグビと飲み干せる。ウィスキーの深い味わいとよいコントラストも生まれ、非常に飲みごたえのある一杯になる。

また、クリアなテイストの炭酸水もおすすめで、ウィスキーの味わいを損なわないハイボールがつくれる。ウィスキーの魅力を最大限に発揮させるためにも、炭酸水の炭酸の強度及びクリアさにはこだわってみてほしい。

氷にこだわる

ハイボールのクオリティをよりよくするためには、氷にも気を配りたいところだ。水道水から氷をつくるのもよいが、市販の氷を使用するともっとおいしくつくれる。氷にこだわるとハイボールのおいしさだけでなく、美しい一杯に仕上がる点も注目だ。味・見た目のどちらにも気を配りたい人は、ぜひ氷にもこだわってみてほしい。

グラスにこだわる

ハイボールのグラス選びは基本的に「縦長かつ直線的なデザインのグラス」がおすすめだ。見栄えのよいハイボールができるだけでなく、炭酸が逃げにくいメリットもある。

また、ハイボールをスムーズに飲めるように、可能な限りガラス製の薄ハリのグラスをチョイスしたい。薄ハリグラスにするとハイボールを口当たり最高に楽しめるので、晩酌タイムを上質な時間にしたい人には強くおすすめだ。

ハイボールにおすすめのウィスキー

最後にハイボールにおすすめのウィスキーを紹介する。どれも世界中で愛され続けている銘柄ばかりだ。複数の銘柄を揃えて、ハイボールの飲み比べをしてみるのも一興だろう。

白州(シングルモルトウィスキー)

大手飲料メーカー「サントリー」が手掛けるウィスキーで、近年ニーズが高まり続けるジャパニーズウィスキーを代表する銘柄の一つだ。山梨県の広大な森に囲まれながら製造される白州は、「森香るハイボール」としてCMなどで大々的に売り出していた時期があり、独特な瑞々しさのあるハイボールはユニークな魅力がある。フレッシュなミントを軽く潰し、白州・炭酸水と共にグラスに入れて仕上げる「ミントハイボール」スタイルもおすすめだ。
→【公式サイト】シングルモルトウイスキー白州 サントリー(外部サイト)

知多(グレーンウィスキー)

日本のグレーンウィスキーの中でもトップクラスの認知度を誇る銘柄で、「サントリー」の看板商品である「山崎」「白州」「響」に続いて全国リリースされた。

シングルモルトウィスキーと比べると量産しやすく、高級路線になったほかの銘柄よりも身近な存在として人気がある。軽やかな味わいはハイボールの材料として優秀で、クセの少ない甘い香りを楽しめる。
→【公式サイト】サントリーウイスキー「知多」|サントリー(外部サイト)

ジョニーウォーカー ブラックラベル

世界中で愛され続けている「ジョニーウォーカー」の看板シリーズであり、日本でもファンが多いブランドである。
一般のスーパーにも置いてあることが多いので、気軽なハイボールづくりに役立つ。ブレンデッドウィスキーのためクセが少なく、割合にさえ気を付けていれば万人ウケするハイボールができあがる。
→【公式サイト】Home | Johnnie Walker(外部サイト)

シーバスリーガル

ジョニーウォーカーなどと共に世界で愛され続けているウィスキーブランドである。
CMなど販促・ブランディング活動も盛んで、近年における売上の伸長はウィスキー市場の中でもトップクラスだ。クセが少なく、どこか優雅なテイストはハイボールにすることでより一層引き立つ。
→【公式サイト】シーバスリーガル公式サイト - ブレンデッドスコッチウイスキー(外部サイト)

グレンフィディック

世界で初めて公的に認められたシングルモルトウィスキーであり、数あるスコッチウィスキーの中でもかなりの古株ブランドだ。
ほどよい甘さと上品な香り、しつこくない余韻は老若男女問わず親しみやすい。ハイボールにすることで飲みやすさが高まり、気付いたら晩酌に欠かせない存在になること間違いなしであろう。
→【公式サイト】Glenfiddich Whisky: Single Malt Scotch Whisky - 12 to 50 Year Old(外部サイト)

グレンモーレンジィ

華やかで優雅、そして甘美なテイストが魅力の「グレンモーレンジィ」は、女性にも人気なスコッチウィスキーの一つである。ハイボールにすることで上品さが増し、軽く飲み干せる仕上がりになる。クセの少ないウィスキーであり、安心して初心者にも勧められる。
→【公式サイト】グレンモーレンジィ | Mo?t Hennessy Diageo Hong Kong Limited(外部サイト)

ラフロイグ

スコットランド・アイラ島で生産されているウィスキーの一つで、スコッチウィスキーの中でもクセの強い銘柄として知られる。飲んだ瞬間に口と鼻に広がるスモーキーな香りは、長い余韻となって印象深く残る。ラフロイグをベースにしたハイボール「ラフハイ」は、スモーキーフレーバーをより強く感じさせながらも、飲み口自体は飲みやすくなる。
→【公式サイト】ラフロイグ サントリー(外部サイト)

ジャックダニエル

アメリカを代表するウィスキー銘柄で、アメリカンウィスキーらしい甘さを堪能できる。
バニラ・カラメル・ハニーといったユニークな甘みがファンの心をつかんで離さない。ハイボールにして甘みを存分に楽しむのはもちろん、コーラと混ぜてつくる「ジャック・コーク」もバランスのよいおいしさで人気が高い。

ジムビーム

アメリカンウィスキーを代表する銘柄の一つで、その華やかさと甘さはいかにもバーボンウィスキーらしさを感じられる。日本でも継続的にCM展開などを続けており、そのほかの有名銘柄にも負けないほどの知名度と売上を誇る。

「ジムビーム」のハイボールは缶でもリリースしているので入手しやすいが、炭酸水・氷などにこだわって自分流の「ジムビーム・ハイボール」をつくるのもよいだろう。
→【公式サイト】世界No.1バーボン「ジムビーム」 サントリー(外部サイト)

ジェムソン

ウィスキーの原点ともされるアイリッシュ・ウィスキーの代表的な存在であり、古くから愛され続けている。蒸留回数がスコッチなどよりも多いため、クセの少ないクリアで軽やかなテイストが魅力だ。ハイボールにすることで爽快感のある仕上がりになり、何杯でも飲める。ライトな銘柄を探している人におすすめだ。
→【公式サイト】ジェムソンウイスキー・アイリッシュウイスキー(外部サイト)

カナディアンクラブ

上品でシティ派な「カナディアンクラブ」は、アメリカの禁酒法時代(1920〜1933年)にかけて瞬く間に市場を席巻した銘柄である。現在もカナダ産のウィスキーとして圧倒的な人気を誇る。ストレート・ロックなどでも楽しめるが、ハイボールにすることで上品な甘さが印象的になりサクッと飲める。
→【公式サイト】カナディアンクラブ サントリー(外部サイト)

まとめ

今回はハイボールのおいしい作り方を中心に、ハイボールに関する情報をまとめた。ハイボールづくりは基本的な手順があるものの、ウィスキー銘柄・炭酸水・氷・グラスすべてにこだわり、丁寧に混ぜ合わせるなどすればおいしさのレベルは飛躍的に向上する。ぜひハイボールづくりにこだわり抜いて、至極の一杯を楽しんでみてほしい。

著者プロフィール

タリトネ
東京都内のBarを中心に、日々酔いどれているアラサーのライター・Webディレクター。カクテルとウイスキーをオーセンティックBarで嗜み、日本酒とワインをレストラン・小料理屋にて楽しむ。飲み会・デート前には必ずアペるのがクセ。趣味が高じてウイスキー検定2級取得。自身のブログサイト「20代からのオーセンティックバー(外部サイト)」にてBarやお酒の魅力を発信中!
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