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本格芋焼酎『KIRISHIMA No.8』(霧島酒造)【新商品レビュー】
『KIRISHIMA No.8』は後者の「単式蒸留焼酎」となります。
焼酎の種類についてはこちらで解説しているので、ぜひ読んで知識を増やしていただければと思います。
→【関連記事】焼酎の種類を3つのポイントからわかりやすく解説
飽くなき探求心から生まれた“芋がつくった果実感”
その霧島酒造さんが、2023年2月に首都圏限定で先行販売していた『KIRISHIMA No.8』を、このたび満を持して全国販売することになりました。
この商品の特長やこだわりについて説明しますと、
『KIRISHIMA No.8』は「これまでにない焼酎をつくりたい」という想いから、原料や製法について研究に研究を重ねた結果、芋焼酎とは思えないくらい“瑞々しい果実感”が特長の焼酎に仕上がっているということです。
その果実感を出せている秘密の1つは、日本国内では初の焼酎メーカーが自社単独育成した原料の“「霧島8」というさつまいも”だそうです。
「霧島8」は果物やハーブの香りを形成するモノテルペンアルコールという成分が非常に多く含まれているらしく、その含有量は霧島酒造さんの代表的な芋焼酎「黒霧島」の原料となるさつまいもの14倍の数値になるということです。たとえ「黒霧島」を知らないとしても14倍という数値からほかの芋焼酎よりもはるかに果物の香りがするということが分かると思います。
そしてもう1つ秘密がありまして、それは独自開発の“エレガンス酵母”という酵母を使用している点だそうです。香りを強く醸し出す独自開発の酵母で、この酵母を使用することで香りの成分が多く含まれるさつまいもからより一層、果実感のある芳潤な味わいを出すことができるということです。
このような原料へのこだわりや開発秘話を聞くと、ほかにはないフルーティーな焼酎が出来上がったのもうなずけます。
『KIRISHIMA No.8』のおすすめの飲み方は炭酸割り
飲む前は、芋焼酎は風味が強いといいますかクセが強いイメージがあり、果実感のある芋焼酎というもののイメージがなかなか持てなかったのですが、実際に飲んでみるとそのイメージが吹き飛びました。
口に含んだ時、のどを通過した後に鼻に残る香りもマスカットそのものといってもいいぐらいの果実感を受けました。
炭酸割りだからというのもあるかもしれませんが、非常に軽くて飲みやすいです。『KIRISHIMA No.8』は芋焼酎の楽しみ方の幅を広げる焼酎だと思います。
商品ラベルのデザインも高級シャンパンの様なゴールド感がありますのでテーブルの上にあるだけでとても存在感があります。
『KIRISHIMA No.8』に合うおすすめの食事とは?
スパークリングワインの代わりになりそうだという勝手な思い込みをヒントに、お客さんを呼んでワイワイ楽しんでいるイメージからパーティー系の食事で攻めようと思いまして、カプレーゼ、ガーリックトースト、ガーリックシュリンプで合わせてみました。
今回、アレンジで生ハムを挟んで食べ応えを加えてみました。トマト、バジル、モッツァレラチーズの香りが豊かで爽やかな素材の味と、生ハムの塩味と旨味が交わり、そこに『KIRISHIMA No.8』のフルーティーさが加わり、夏にぴったりな組み合わせだと思います。
ガツンとしたニンニクの風味とバターのコク、カリッと焼いたバゲットの香りに芳潤な『KIRISHIMA No.8』がさらに加わり、全体の味わいを引き立ててくれます。
また、飲むたびに炭酸割りが口の中をクリアにしてくれるので、何個でも食べられると思うぐらいベストマッチでした。
再びニンニクを使った料理ですが、ニンニクの香り、エビの風味とフルーティーな『KIRISHIMA No.8』とが絶妙に調和がとれています。
オイリーな口の中をキリっと爽やかにしてくれるので、こちらも無限に食べられそうなくらい非常に合います。
おわりに
芋焼酎を飲んだことが無い方、クセがありそうだと思って飲む機会を作らなかった方はぜひ一度手に取ってこのフルーティーさを体験してみてはいかがでしょうか。イメージが変わると思います。
→KIRISHIMA No.8ブランドサイト|霧島酒造株式会社(外部サイト)
KIRISHIMA No.8 商品情報
商品名
KIRISHIMA No.8
品目
本格焼酎
アルコール分
25%
容量@
490ml/瓶
価格
1,050円(税込み価格:1,155円)
容量A
900ml/瓶
価格
1,340円(税込み価格:1,474円)
→KIRISHIMA No.8ブランドサイト|霧島酒造株式会社(外部サイト)