今回は薩摩酒造さんから販売されている本格焼酎「彩響」（あやひびき）という芋焼酎をレビューします。

薩摩酒造さんは鹿児島県枕崎市に本社・工場を置く酒造会社です。
波の画を背景に「さつま白波」と書かれたラベルデザインの焼酎と言えばわかる人は多いのではないでしょうか。
その薩摩酒造さんから、芋焼酎「彩響」が全国販売となりました。
資料によりますと、昨年に首都圏で先行販売をしていて、美味しさとスタイリッシュなデザインが話題になるなど反響が大きかったこともあり、今回販売を全国に拡大したということです。

この商品のコンセプトは「究極の冷涼感」ということで、商品PR画像もキンキンに冷えた冷涼感を感じるものとなっています。ちなみにコチラです↓。

「まるで青リンゴ。」というキャッチも、芋焼酎なのに青りんごの味がするのか？ととても興味が湧いてきます。

長年培った製造技術とチャレンジが生んだ“新体験”

この商品のポイントはと言いますと、「香り」と「キレのあるシャープな酒質」の２つとなります。

まず「香り」ですが、すっきりとした清涼感のある香りを実現するために試行錯誤を重ねて、日本酒の製造で使用される「清酒酵母」を使うことで“吟醸香”と呼ばれるすっきりとしながらもフルーティーで華やかな香りのする芋焼酎の製造に成功。
本格焼酎の製造でこの酵母を使うのは初（※自社調べ）だということです。

そしてもう一つのポイントである「シャープな酒質」ですが、こちらは“低温発酵仕込“という焼酎の仕込みの期間を冬の寒い期間に限定して行うことにより出来上がっています。
なぜこのような仕込みをしているかというと、彩響を仕込む蒸留所は地域的にも気温が高い地域ということもあり、清酒酵母の特徴を最大限に引き出すためには温度が上がりすぎない低温発酵が重要なのでこのように手間をかけた仕込みを行っているそうです。

「まるで青リンゴ。」と感じるほどのフルーティーで華やかな香りはこういった企業努力から生まれたのですね。すごいです。

おすすめの飲み方はキンキンに冷やした炭酸割りorモヒートスタイル

色々な情報をお伝えしましたが、そんな「彩響」を早速いただきたいと思います。
おすすめの飲み方は炭酸割りだそうですが、モヒートスタイルもおすすめということなので今回はモヒートでいただきました。

スペアミントを数枚入れ、氷を入れ、数回かき混ぜたところに「彩響」と炭酸水を３：７の配分で入れて、最後にガムシロを加えて飲む直前にライムを搾り出来上がり。ではいただきます。

ミントの香りとライムの柑橘のアロマがうまく相まって非常にさっぱりフルーティーです。のどを通過した後に鼻の奥の方でしっかり青リンゴの香りを感じました！
一応ラム酒ベースのモヒートも作って飲み比べてみたのですが、彩響のモヒートは通常のモヒートのすっきり感が強くなり、爽やかなリンゴの香りが加わった感じです。
原料は芋なのにリンゴの風味を感じるのがほんと不思議です。普通の芋焼酎とは全くイメージの異なる焼酎です。恐るべし清酒酵母と低温発酵仕込の合わせ技。

ちなみに、何も加えずキンキンに冷やした炭酸割りでもいただきましたが、青リンゴ感をより強く感じることができました。

相性の良い料理で「彩響」をもっとおいしくいただく

おいしいお酒をただ飲むだけでは面白くないので食事と一緒に楽しみたいと思います。今回は彩響のモヒートに鶏肉のソテーを合わせてみました。

モヒートが爽やかなので、ソテーは若干濃い味付けにしています。

甘じょっぱい鶏肉のソテーを食べた後、モヒートのミントと青リンゴの香りが口の中をスッキリ爽やかにしてくれます。肉の部分よりも、鶏肉の皮と脂部分の味にめちゃくちゃ合います。このフルーティーさはいろいろな料理に合いそうです。

薩摩酒造さんのおすすめは、オリーブオイルを使った洋風レシピ、ナッツやチーズといったワインとのペアリングにぴったりな食材ということです。
となると、私の大好物のガーリックシュリンプ、ガーリックトースト、生ハムは絶対合いそうですね。あと、鶏肉のソテーの味付けが合うということは、豚の角煮もめちゃくちゃ合いそうです。今度合わせてみようと思います。

以上、今回は芋焼酎のイメージをガラッと変えるぐらいフルーティーな味わいの芋焼酎「彩響」をレビューしました。まだまだ暑い日が続きますが、晩酌や休日の昼下がりに清涼感を味わえる「彩響」を試してみてはいかがでしょうか。

【公式サイト】
→彩響（あやひびき）｜薩摩酒造株式会社（外部サイト）

彩響　商品情報

商品名

彩響(あやひびき)

品目

本格焼酎

アルコール分

25％

容量

900ml瓶

価格

1,397円（税込み価格）

【公式サイト】
→彩響（あやひびき）｜薩摩酒造株式会社（外部サイト）

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