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ファミコン芸人フジタが選ぶ「“メモりミスで絶望”もいい思い出…ファミコン面白パスワード集」

あの名作マンガのゲーム版に隠された“エロパスワード”

タッチ(1987年/東宝)
 あだち充先生の不朽の名作として、みなさんに知られているマンガ(アニメ)ですが、ゲーム版は、そもそも作品が野球ゲームでも、恋愛系でもなく、謎のアドベンチャーゲーム。登場人物の名前が、かずや、たつや、みなみであること、野球のボールを使うこと以外『タッチ』の要素がないという不思議な作品です。

 かずや、たつや、みなみという3人それぞれにパスワードを入れるという不思議な仕組みなんですが、ここにある“エロパスワード”を入力すると、ステータスに変化が現れます。
 普通にスタートすると、かずや、たつや共に体力は2〜300くらいなんですが、たつやのパスワードとして「みなみと(「に」でもOK)Hしてしまいました」と入れると、たつやの体力が3000からスタートするんです。ところが、かずやで同じように入力すると、たつやが体力0になって死んでしまう。

 あだち充先生の作品は、タッチ以外にもたくさん名作がありますけど、単体でゲーム化されたのは、ファミコンのこれだけ。以降は一切ゲーム化されていない。都市伝説として、こんなパスワードを用意され怒ってしまったんじゃないか、なんてことも言われています…。

 余談ですが、“エロパスワード”は、他のソフトにもあり「キャプテン翼II 〜スーパーストライカー〜」(1990年/テクモ)では、「さなえちやのおつぱいはとてもやらかい」と入力すると3戦目から始まる、なんてものもあります。
たけしの挑戦状(1986年/タイトー)
 これは有名ですね。「すきすきすきすき…」と入力し、最後だけ「すきやき」と入れると、最後の島から結構いい武器を持ってスタートできます。ただそこは『たけしの挑戦状」。いくらパスワードでいいところからスタートしたとしても、最後の島は難易度が高い。ノーヒントで、何もない地面を下押しっぱなしにして、下に抜けたりしなくてはいけないので、そこまでいったとて、クリアまで一筋縄ではいかないんです。

 ちなみに『たけしの挑戦状」のパスワードは、「11111…」とか「22222…」とか適当に入力してもゲーム再開できた記憶があります。ただ、「たけしのあほ」って入力すると、ゲーム再開できるんですけど、すぐ死ぬんです。これらのパスワードは、たけしさんのアイデアだったのか、開発陣の独断だったのか、気になるところですね。

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