ORICON NEWS
ファミコン芸人フジタが選ぶ「トラウマ必至! “死”を覚悟した敵の“必殺技”」
半ばハメ技?「FF2」ラスボス手前の憎いアイツの“必殺技”を選出
「僕は一部ソフトを除いてやりませんでしたけど、一発即死のような理不尽なやられ方をしたときは、リセットする人が多かったですね。リセットして、セーブポイントに戻り、もとの万全の状態で再スタートする。メーカー側もそういうことを見越しながら、最終盤のアクセントとして、開発していたのではないかと思います。
でももしかするとこうした理不尽なことは、社会の仕組みを教えてくれる階段、みたいな意味合いがあったのかもしれませんね。ファミコンではリセットして、それが起きる前の状態で再スタートできるけど、現実社会ではもとの状態に戻ることはできない。『乗り越えて、強くなれよ』という開発者たちのメッセージだったのかもしれません」
そんなフジタが選んだ「トラウマ必至! “死”を覚悟した敵の“必殺技”」は以下の通り。
クアール「ブラスター」
物語の最終盤で出てくるんですけど、本当に嫌でしたね。「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」で多くの冒険者を苦しめた「ロンダルキア」に近い感じです。エンカウントして、戦闘の画面になった瞬間、クアール×4体+他の敵2体が組んでできたら、もう地獄。めちゃめちゃ緊張感のあるバトルでした。相手の先制攻撃でまひにならないことが撃退の大前提でしたね。
今なら、インターネットなどで対策を調べることもできますが、当時小学生の自分たちが調べられるとしたら、攻略本やゲーム雑誌と、口コミのみ。具体的な対策もできないまま、ただただ苦戦していた苦い記憶がよみがえります。