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プランクの正しいやり方と効果的なメニュー20種【プロが教える腕の筋トレ】
著者・監修者プロフィール
林本直
元アスレティックトレーナー|サプリメントインストラクター保有
了徳寺大学健康科学部卒 元日本体育協会公認アスレティックトレーナー&NSCA-CSCS。大学日本代表選手(ゴルフ、ビーチバレー)のトレーニングコーチや、ラグビーチームのトレーナーを経験。現在はサプリメントインストラクターを取得し、ライターをしながらオンラインでボディメイクを指導している。
・ブログ
https://www.bodymake-writer-nao.site/(外部サイト)
・Twitter
https://twitter.com/bodymake_writer(外部サイト)
林本直
元アスレティックトレーナー|サプリメントインストラクター保有
了徳寺大学健康科学部卒 元日本体育協会公認アスレティックトレーナー&NSCA-CSCS。大学日本代表選手(ゴルフ、ビーチバレー)のトレーニングコーチや、ラグビーチームのトレーナーを経験。現在はサプリメントインストラクターを取得し、ライターをしながらオンラインでボディメイクを指導している。
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この記事では最初にプランクの基本を解説しつつ、20種類のメニューを紹介する。
まずは基本のプランクからはじめて、徐々にあなたの目的にあったメニューを追加していただきたい。
【contents】
・プランクとは
・プランクの正しいフォーム
・プランクの回数と頻度
・プランクメニュー20種
┗1.ストレートアームプランク
┗2.サイドプランク
┗3.リバースプランク
┗4.ワイドスタンスプランク
┗5.片足プランク
┗6.片手プランク
┗7.片手・片足プランク
┗8.片足サイドプランク
┗9.ヒップ・アップ・プランク
┗10.スパイダープランク
┗11.ニー・イン・プランク
┗12.プランク・ウィズ・ローテーション
┗13.サイドプランク・ウィズ・ローテーション
┗14.プランクプッシュアップ
┗15.プランクジャック
┗16.プランク・リーチバック
┗17.プランク・クランチ
┗18.プランク・レッグレイズ
┗19.サイドレイズ・ウィズ・サイドプランク
┗20.マウンテンクライマー
・まとめ
・プランクとは
・プランクの正しいフォーム
・プランクの回数と頻度
・プランクメニュー20種
┗1.ストレートアームプランク
┗2.サイドプランク
┗3.リバースプランク
┗4.ワイドスタンスプランク
┗5.片足プランク
┗6.片手プランク
┗7.片手・片足プランク
┗8.片足サイドプランク
┗9.ヒップ・アップ・プランク
┗10.スパイダープランク
┗11.ニー・イン・プランク
┗12.プランク・ウィズ・ローテーション
┗13.サイドプランク・ウィズ・ローテーション
┗14.プランクプッシュアップ
┗15.プランクジャック
┗16.プランク・リーチバック
┗17.プランク・クランチ
┗18.プランク・レッグレイズ
┗19.サイドレイズ・ウィズ・サイドプランク
┗20.マウンテンクライマー
・まとめ
プランクとは
筋力を鍛えるトレーニングというと筋肥大やパワーの向上を目的に、筋肉の伸張と収縮を繰り返して自分の体重やダンベル・バーベルを上げ下げすることをイメージするが、プランクは体幹の筋肉を収縮させたまま固定して、おなか周りを引き締めたり、体幹の安定性を高めたりすることが主な目的だ。体幹の安定性を高める効果があるので、腰痛予防のために行うこともある。
プランクの正しいフォーム
1 肘・前腕・手の小指側を床につけてうつぶせになる。
(床にはトレーニングマットのように薄く柔らかいものを敷いて、肘が痛くならないようにしよう)
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 とくにおなか周りをぎゅっと引き締めるイメージで固定する。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。
■気をつけるポイント
1 腰を反らしたり、上げたり、ひねったりしない。
2 頭は真っすぐ。(真下を向く)
3 肘と肩、足首は90度をキープ。
1 腰を反らしたり、上げたり、ひねったりしない。
2 頭は真っすぐ。(真下を向く)
3 肘と肩、足首は90度をキープ。
プランクの回数と頻度
初心者は1セットだけでも構わない。できるなら2〜3セットなど、複数セットを行うと効果的だ。慣れてきたら基本のプランクを1セット、ほかのプランクを1セットなど、複数のメニューを行うと、幅広く筋肉を鍛えられる。
また、一般的なトレーニングのように筋繊維を強く伸張・収縮させて筋肉にストレスを与える種目ではない。そのため、筋肉痛や筋肉の張りがなければ、毎日行っても構わない。
プランクメニュー20種
基本のプランクを正しいフォームで行えるようになってから、バリエーションを増やそう。
1.ストレートアームプランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 とくにおなか周りをぎゅっと引き締めるイメージで固定する。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。
2.サイドプランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 とくにおなかとお尻をぎゅっと引き締めるイメージで固定する。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。逆も行う。
3.リバースプランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 とくにお尻をぎゅっと引き締めるイメージで固定する。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。
4.ワイドスタンスプランク
2 腰を浮かせて、頭から腰まで真っすぐに伸ばす。
3 とくにおなか周りをぎゅっと引き締めるイメージで固定する。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。
5.片足プランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片足を浮かせる。このとき、体幹を反ったりひねったりしないようにする。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。逆も行う。
6.片手プランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片手を浮かせて真っすぐ前に伸ばす。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。逆も行う。
7.片手・片足プランク
そのため体幹だけでなく、大殿筋や背筋、肩や胸にも強い負荷がかかる。プランクの中でも難易度が高い種目だ。
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片手と逆足を浮かせて真っすぐ伸ばす。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。逆も行う。
8.片足サイドプランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 上側の足を開いて真っすぐ伸ばす。
4 ゆっくり呼吸をしながら、数十秒間キープする。逆も行う。
9.ヒップ・アップ・プランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 背中や脚を真っすぐにしたまま、股関節を曲げてお尻をできるだけ上げる。
4 ゆっくりお尻を戻す。20回ほど繰り返す。
10.スパイダープランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片方の脚を、膝を曲げて外側から前に上げる。
4 ゆっくり戻す。左右交互に20回ほど繰り返す。
11.ニー・イン・プランク
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片方の脚を、膝を曲げて内側から、反対側の肘に向かって引き上げる。このときできるだけ体幹をひねらないように。
4 ゆっくり戻す。左右交互に20回ほど繰り返す。
12.プランク・ウィズ・ローテーション
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 膝を内側に入れて、体幹をひねる。
4 ゆっくり戻す。左右交互に20回ほど繰り返す。
13.サイドプランク・ウィズ・ローテーション
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 腰だけを床にむけてひねる。(胸は前を向いたまま)
4 ゆっくり戻す。10回ほど繰り返す。逆も行う。
14.プランクプッシュアップ
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片肘ずつ床につけて、基本プランクの体勢を作る。
4 片手ずつ2の体勢に戻す。10回ほど繰り返す。
15.プランクジャック
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 軽くジャンプしながら脚を開く。
4 すぐに軽くジャンプしながら脚を閉じる。(リズミカルに)
5 30回ほど繰り返す。
16.プランク・リーチバック
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片手ずつ上げて、逆の膝にタッチして戻す。
4 交互に30回ほど繰り返す。
17.プランク・クランチ
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片足を上げて後ろに伸ばし、膝を肘に近づけながら身体を軽く丸める。
4 元に戻す。左右各10回ほど繰り返す。
18.プランク・レッグレイズ
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片足を浮かせる。膝を伸ばしたまま足を上下させる。
4 元に戻す。左右各10回ほど繰り返す。
19.サイドレイズ・ウィズ・サイドプランク
2 横向きになり、下側になった方の肘・前腕・手の小指側を床につける。
3 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
4 ダンベルを持った腕を伸ばして骨盤の前に下ろす。
5 両肩・腕・ダンベルが一直線になるところまで上げる。
6 ゆっくり戻す。10回ほど繰り返す。逆も行う。
20.マウンテンクライマー
2 腰を浮かせて、頭からかかとまで真っすぐに伸ばす。
3 片足を素早く肘に近づけ、すぐに戻す。すぐに反対の足も行う。
4 リズミカルに20秒ほど繰り返す。
まとめ
お腹を引き締め、頭からかかとまで真っすぐキープするのが基本のフォーム。腰を反らしたり、上げたりしないように気をつけよう。初心者は1回20〜30秒からはじめ、できる人は3セット行ってもOKだ。
20種類のプランクを紹介したが、基本のプランクに慣れたらサイドプランクから追加するのがおすすめ。
さらに慣れてきたら、動きを伴うプランクも追加してみよう。ぜひあなたのトレーニングにプランクを取り入れていただきたい。
・筋トレの科学 オースティンカレント (著), 石井 直方 (監修) 西東社 (2021/11/8)