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コルンピオ(サントリー)【新商品レビュー】
「コルンピオ」は、サントリーとチリの老舗ワイナリー「サンタ カロリーナ社」が共同開発したチリワイン商品のブランドで、2024年9月に発売されました。
この「コルンピオ」という名前はスペイン語で「ブランコ」を意味し、まるでブランコに乗った時のような、心が弾む体験を提供することを意図しているとのことです。ボトルのラベルにはブランコに乗った女性の画が描かれています。
この商品はそんな私のような初心者や選び方に迷う人でも直感的に選べるように工夫されているそうで、「香りで選ぶワイン」という新しいコンセプトを提案した商品になっているそうです。非常にありがたいです。
ちなみに、香りは嗅覚を刺激し、記憶や感情に強く結びつくため、味の想起を手助けする重要な要素だそうです。
・ソーヴィニヨン・ブラン(白ワイン) ⇒ シトラスのような香り
・シャルドネ(白ワイン) ⇒ ピーチのような香り
・カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ(赤ワイン) ⇒ ベリーのような香り
・カルメネール(赤ワイン) ⇒ モカのような香り
の4種となっています。ブドウが原料のワインなのにモカのような香りがするものもあるとは気になりますね。
・気温が低い夜の収穫(→シトラスのような香り・ピーチのような香り)
・低温でゆっくり発酵(→シトラスのような香り・ピーチのような香り)
・低温で醸す(→ベリーのような香り・モカのような香り)
・オークチップ(片)とオークステイブ(板)の漬け込み(→モカのような香り)
といったように、フレッシュでリッチなアロマを引き出すためにこだわった手法で作られた商品となっています。
気になっていたモカの香りはオークを漬け込んでできた香りなのですね。理解できました。
初心者から上級者までの幅広い層に訴求するデザインとコンセプトが評価されたということですが、デビューしてすぐ賞を受賞するとはすごいです!
サントリーさんはウイスキーでも賞を獲っていたようですし、商品力、技術力の高さがわかりますね。
白ワインの「コルンピオ ソーヴィニヨン・ブラン2023」を飲んで、まず印象的だったのはシトラスの香りです。口に含んだ瞬間、フレッシュな柑橘系の酸味が広がり、軽やかなブドウの風味が続きます。辛口でありながら、爽やかな飲み心地が特徴で、後味は非常にすっきりとしており、次の一口が欲しくなるバランスの良さが魅力でした。
今回のペアリング
「コルンピオ ソーヴィニヨン・ブラン2023」(シトラスのような香り)×真鯛のカルパッチョ
「シャルドネ2023」(ピーチのような香り)×エビマヨネーズ
「カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ2022」(ベリーのような香り)×リンゴとカマンベールチーズのカナッペ
ベリーの香りが、クラッカーの香ばしさ、カマンベールチーズのクリーミーさとリンゴの甘味と酸味を包み込み、フルーティーで軽やかな後味を感じさせてくれました。
「カルメネール2022」(モカのような香り)×豚の角煮
通常の750mlのボトルのほか、ハーフボトル(375mlボトル)もありますし、どれも手軽に試せる価格帯なので、ぜひ自分好みの香りを見つけて、ワイン選びの楽しさを体験してみてください。
ハーフサイズの4種詰め合わせも数量限定ですがオンラインショップで販売中とのことなので、ギフトやパーティー用にもいかがでしょうか。
→公式オンラインショップ(外部サイト)
→【今日はどの香りにする?】香り晴れやかワイン「コルンピオ」登場|サントリー(外部サイト)
コルンピオ 商品情報
香り
商品名
タイプ・容量・アルコール度数
シトラスのような香り
コルンピオ ソーヴィニヨン・ブラン 2023
白/辛口・750ml・375ml・12.5%
ピーチのような香り
コルンピオ シャルドネ 2023
白/辛口・750ml・375ml・13%
ベリーのような香り
コルンピオ カベルネ・ソーヴィニヨン メルロ 2022
赤/ミディアムボディ・750ml・375ml・13%
モカのような香り
コルンピオ カルメネール 2022
赤/フルボディ・750ml・375ml・13%
品目
果実酒
価格
オープン価格
→公式オンラインショップ(外部サイト)
→【今日はどの香りにする?】香り晴れやかワイン「コルンピオ」登場|サントリー(外部サイト)