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(更新: ORICON NEWS

「結婚するなら車は持たない」夫と交わした約束を、なぜ“妻みずから”反故に?「スナフキンのような生活に憧れ」

 家族における大きな買い物のなかで、男性と女性の考え方で大きく違いがでるのが車。経済性度外視で、格好や走りなど“ロマン”を求めがちな男性(夫)に対し、価格や維持費などより現実的で経済性を見つめる女性(妻)という立ち位置は、起こりがちな対立といえるだろう。大阪府在住の山本さんは経済的な側面から、結婚時「車は絶対に持たない」という約束を夫にさせ、結婚した夫婦。だが今年、妻主導で車を購入したという。結婚時の約束を反故にしてまでなぜ車を手に入れることになったのか?

「車にお金をかけるなら別のことに」夫婦楽しんだ“週末の飲み歩き”

主人が車好きだと知っていたんですけど、結婚する時の条件として、車は持たないと約束したんです(笑)。

車が好きというか、運転が好きやったんです。でも結婚する時にそういわれて、素直に従いました(笑)。

 大阪府在住の山本さんは、夫とこんな約束を結んで結婚したのだが、そこには妻なりの考えがあった。

私たちが住んでいるのが大阪の街中。基本的に地下鉄でどこでも移動できるし、駐車場が高いんです。私はもともと田舎の生まれで、“ただの駐車場”に毎月何万も払う感覚が分からなくて。しかも通勤でも使わんし。あと、車って『移動手段』だと思っていたので、生活のなかで車にお金をかけることにすごく抵抗があったんですよね。それだったら別のことに使いたい。だからそういう約束をしました。

約束した以上はそれを守らなければいけません。レンタカーを借りたり、家の目の前にカーシェアリングサービスができたので、そこで車を借りて、“ドライブ欲”は発散していました。

 車にかけるお金を自分たちの生活を豊かにするために使いたい、そうやって夫婦がお金をかけたのは“ある趣味”だった。

どこでお金を使っていたかというと“酒代”なんですよね(笑)。週末になると、友達たちとわいわいする、公園で、飲み屋で、キャンプに行ってみんなでワイワイする。それがとにかく楽しかったんです。

コロナ禍で生活が一変し、ライフスタイルの見直し「街中から自然のなかで飲むのがいいのでは」

 そんな生活が一変したのが、2020年に起こったコロナ禍。外出を自粛する風潮から、飲み歩くことも、友人と会う機会も激減した。

毎週当たり前のように飲み歩く生活をしてきて、それが出来なくなったときに、いろいろと考えたんです。飲んで遊ぶのも体にもよくないし、子どもが大きくなってきて、夫婦ふたり、今後の自分たちの楽しみをどう見つけていくのかと。そんなときに、万博公園でたまたま『キャンピングカーフェス』みたいなのをやっていたんです。

 車を見る気も買う気もなく、ただ公園を散歩していたというふたりだったが、偶然ある車に目を奪われる。それは、ガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER」(ゴードンミラー/車両レーベル「GORDON MILLER MOTORS」)が展開するトヨタ「ハイエース」をベースにしたカスタムカー『GMLVAN V-01』だった。

もう帰ろうと思っていたときに、最後のブースで目に飛び込んできて『キュン』となってしまいました。丸目のフェイスも、なかに木が使われているのも、テーブルを立ててリビングにしたり、ベッドのモードにするのも簡単にできて。すごくいいな、かわいいなって。ただ、お値段も結構したので、そこは冷静になっていました。

もともと車は買わへんって言っていたのが、急に家でもパンフレットを見だして。車に興味を持っているうちだっと思って、推しましたね。

 コロナ禍で自分たちのライフスタイルを見直そうとしていた矢先に、「車なんていらない」と言っていた妻がいいと思える車に出会った。経済的な側面のことや、夫婦は今後のことをよく話し合った。

パンフレットも車の仕様が全然書いてなくて『この車でこんな景色を見られるんですよ』という感じなんですよね。最終的に経済的側面を乗り越えた理由は、『毎週末飲み歩く生活から、自然の中で飲む生活に変えていくのもありなんじゃないか』と思えたから(笑)。私たち、旅行が好きなんですけど、レンタカーや宿など予約するのが面倒で。でもあの車があれば、『今日晴れてるから出かけようか』と出かけて車のなかに泊まることもできる。“移動手段”としての車にこの金額は払えないけど、移動も含めて楽しみ込みのツールとしてだったら全然いいんじゃないって思えるようになっていったんですね。

妻は大きな買い物をする際に、お金を貯めてからと言い出すタイプ。でも、お互いにいつ病気になるかわからないし、“動けるうちに”楽しいことをやろうという話をして『買うならとっとと買おう』って(笑)。

『早い方がええで』と推されたので、私が決めました。

夫が愛車を溺愛「娘は相手してくれないんですけど、この車はずっと寄り添ってくれる」

 納車からまだ4カ月というが走行距離はすでに7000キロを突破。夫婦で車をかわいがっているという。

シンプルなのがいいなと思います。スイッチひとつとってもかわいいんです。ときめきです。車と一緒に風景を撮ったり、車と一緒にすごす空間、体験を楽しんでいる感覚。主人なんて、毎日帰宅前にわざわざ駐車場に寄って、写真撮って帰ってきますから(笑)。娘以来、2回目の溺愛です。

娘はもう相手してくれないんですけど、この車はずっと寄り添って相手してくれるんで(笑)。でも本当に、家族が増えたくらいの感覚でかわいがっています。車中泊も正直、不便なことはたくさんあるんです。ホテルに泊まれば、もっと便利で快適なんですけど、利便性とは異なる価値観というか。いろいろ面倒なことはあるんだけど、あの空間は他にはないんですよね。

 かつて「車はいらない」「駐車場代が〜」と妻が話していたのが、180度転換したわけだが、後悔はなく、むしろ今後の生活への期待が詰まっているようだ。

実はスナフキンみたいな生活が憧れだったんですよ。以前はどこか出かけたいと思った時に、予約取れなくて『無理か〜』って諦めることも多くて。でも今は思いついた時に即行けるのがめっちゃすごいなって思います。これからふたりで景色のいいところを巡っていきたいですね。

オーナーズキャンプの様子

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