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ダウンタウンがフリーザを撃破? ブラック企業で傷ついたフィギュア愛好家を救った「オモ写」の魅力とは?

 特撮やアメコミのヒーローから、アニメ、漫才師まで、さまざまなフィギュアを駆使した「オモ写」(オモチャを撮影した写真作品)がSNSを中心に広がりを見せている。みっちー(@micchiy0829)さんは、ツイッターのフォロワー2.4万人を誇る人気“オモ写カメラマン”。ダウンタウン、スパイダーマンなどさまざまなフィギュアを使い、自由な発想でフォロワーを楽しませているが、同氏はあるつらい出来事から「オモ写」に救われた過去があった。「私の1番の生きがい」というほど「オモ写」にハマった同氏に、その魅力を聞いた。

「オモ写」に出会って、人生変わった

――フィギュア、ジオラマの魅力に目覚めた原体験を教えてください。
みっちー中学2年生の時に「仮面ライダー」に再熱し、初めてs.h.figuarts(バンダイの手のひらサイズのフィギュアシリーズ)に手を出した事がきっかけです。そこからはどっぷりハマり学生時代は、一切自販機やお菓子にお金は使わなくなったほどのめりこみました。ジオラマも、たまおさん(@spiritsboy)の「廃工場のジオラマ」を観た時に初めてジオラマの魅力を感じ、作るようになりました。

――フィギュア、ジオラマ好きだったみっちーさんが、「オモ写」を発表するようになったきっかけは?
みっちーきっかけは、毎日遅くまで働いていたブラックだった仕事を辞めたことでした。辞めた解放感と、時間に余裕ができたので。趣味に力を入れようと思い、初めて本格的にジオラマを作るようになりました。その時に、Mozu(@rokubunnnoichi)さんという、すごいジオラマを作られている方のある作品を参考に制作したら、いいねをたくさんもらい、うれしくなって、そこから「オモ写」の世界に入り込みました。
――ブラック企業で傷ついたみっちーさんを「オモ写」が救ってくれたんですね。
みっちー「オモ写」に出会えたおかげで、楽しい生活を送ることが出来ているので、そういう意味では「オモ写」に救われたのかもしれませんね。

――「オモ写」のネタは実に多種多様ですが、どういうときにアイデアを思いつくのでしょうか?
みっちー普段は、通勤時間や入浴中等の空いた時間にネタを考えています。思いつかなくても、フィギュアを手に取ると、大抵何か閃きますね。思いついた時は忘れないよう、すぐツイッターの下書きにネタを保存するようにしています。

――閃きを具現化する小道具はどのように用意するのですか?
みっちー小道具は主にガチャガチャで入手したり、フィギュアの付属品パーツですね。欲しい小道具が商品化していない場合や、何かアイデアを閃いた場合は、自分でも制作もしています。

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