加熱式タバコの安い銘柄はどれ?値段以外の選ぶポイント【一覧アリ】
喫煙を続ける以上、スティックの購入は継続的に必要なため、できるだけ安い銘柄を使用してランニングコストを抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、加熱式タバコの安い銘柄を中心に、それぞれの銘柄の特徴や使用できるデバイス、値段以外の選ぶポイントなどを解説します。自分にピッタリの銘柄を見つけたい方はぜひ最後までお読みください。
【デバイス別】加熱式タバコ、値段の安い銘柄はどれ?
ここでは、デバイスごとに使用できる主な銘柄と安い銘柄について見ていきましょう。
IQOS(アイコス)で使える銘柄一覧
日本では2014年11月に発売がスタートし、日本のIQOSユーザー数は2023年12月末時点で約850万人に到達するなど、順調にユーザー数を伸ばしています。
IQOSで使用できる主な銘柄は次の通りです。
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
IQOSイルマ専用タバコ | 530円 | レギュラー6種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
IQOSイルマ専用タバコ | 580円 | レギュラー5種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
IQOSイルマ専用タバコ | 480円 | レギュラー3種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
ブレード型IQOS専用タバコ | 550円 | レギュラー3種 |
なお、IQOSについては以下の記事でも詳しく解説しています。
→【関連記事】アイコス(IQOS)は電子タバコ?種類や値段も紹介
センティア
値段は1箱(20本)530円で、IQOSイルマ専用タバコの中では中央の価格帯です。
センティアの特徴は、雑味が少なく、先発のテリアよりも軽い吸いごたえであること。フレーバーによって多少の差はあるものの、コクやキック感もややマイルドな印象です。
後述するヒーツと同じタバコ葉を使用し、フレーバーも引き継いでいるため、「IQOSイルマ用のヒーツ」といえるでしょう。ヒーツを使用する従来のブレード型IQOSからIQOSイルマシリーズへ移行する場合は、センティアが向いています。
2024年7月現在、「センティア・ディープ・ブロンズ」や「センティア・バランスド・イエロー」などをはじめ、全14種類のフレーバーを展開中。
さらに発売日は未定ですが、財務省の小売定価の認可を受けた銘柄として、今後新たなフレーバー「センティア・ジューシー・レッド」の発売が予定されています。
参考:財務省「製造たばこ小売定価(令和6年4月15日認可)(外部サイト)」
テリア
値段は1箱(20本)580円で、IQOSイルマ専用タバコの中では最も高い価格が設定されています。
テリアの特徴は、豊かで深いコクがあり、シャープで強い吸いごたえが得られること。
フレーバーによって多少の差はあるものの、紙タバコに近い濃厚な味わいが全種類を通して楽しめるため、紙タバコからの移行を検討するユーザーにも向いているといえます。
2024年7月現在、「テリア・リッチ・レギュラー」や「テリア・ブラック・メンソール」などをはじめとする全20種類のフレーバーを展開中です。
さらに発売日は未定ですが、財務省の小売定価の認可を受けた銘柄として、今後は以下2種類の発売が予定されています。
・テリア・ハイブリッド・パール・グリーン・フルーツ
・テリア・ハイブリッド・パール・スムース・ミント
参考:財務省「製造たばこ小売定価(令和6年6月3日認可)」(外部サイト)
アクシア
北海道と福岡県内のIQOSショップやコンビニなどで地域限定として2024年1月より発売が開始されました。値段は1箱(20本)480円で、IQOSイルマ専用タバコの中では最も安い価格です。
アクシアの特徴は、コクが薄いことに加えてタバコ葉の香りやロースト感も少なく、先発のテリアよりも吸いごたえが控えめであること。
タバコ感が少ないライトな吸いごたえを求めるユーザーに向いていますが、「キック感やメンソールは一定の水準を超えている」「吸いごたえやコクは先発のセンティアとほぼ同等」など、さまざまな声があります。
2024年7月現在、レギュラータイプの「アクシア・リッチ・タバコ」やメンソールタイプの「アクシア・ダーク・グリーン」など、全5種類のフレーバーを展開していますが、全国販売の時期については未定です。
ヒーツ
ヒーツの特徴は、加熱式タバコ用として開発されたスティックのため、先発のマールボロ・ヒートスティックよりも、焦げたポップコーンのような独特の臭い=アイコス臭が抑えられていること。雑味が少なくマイルドでシンプルな味ながらも、タバコ本来の味わいが楽しめます。
一足早く(2022年10月)販売終了となったヒーツ・ピュア・ティークを除き、ヒーツでは全10種類のフレーバーが展開されていました。
値段は1箱(20本)550円ですが、2023年1月にフィリップモリスジャパンから「段階的に販売を終了する」とのアナウンスがあり、2024年1月に全種類の販売が終了しています。
ヒーツの味わいに慣れている方は、先述したセンティア(同じタバコ葉を使用)であればスムーズに移行しやすいでしょう。
glo(グロー)で使える銘柄一覧
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
太いスティック | 500円 | レギュラー3種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
太いスティック | 450円 | レギュラー2種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
細いスティック | 550円 | レギュラー2種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
太いスティック | 430円 | レギュラー3種 |
ネオ
値段は1箱(20本)500円で、gloで使える銘柄の中では中央の価格帯です。
ネオの特徴は、タバコ葉の質やフレーバーの濃厚さにこだわっていること。
特にレギュラーにはタバコ葉の中でも上質で香り高い「ラミナ」と呼ばれる希少部位を使用しており、紙タバコに近い吸いごたえや蒸気のコクを得られる点が特徴です。
メンソールには、他銘柄同様つぶせばプチっと弾けるアロマカプセルを含んでいます。
さらにネオのフレーバー全8種類には、デバイス内にタバコ葉が落ちない新技術「StickSealテクノロジー(スティックシール・テクノロジー)」が搭載されており、デバイスを手入れする手間が省ける点も魅力のひとつといえるでしょう。
ケント
1箱(20本)の値段は太いスティックが450円、細いスティックが550円となっており、100円の差があります。
ケントの特徴は、タバコの香りやコクなどに独特さがなく、安定感のあるクラシックな味わいであること。幅広いユーザーに支持されやすい一方で、ネオよりもやや軽い吸いごたえのため、ライトユーザーに向いているといえます。
※細いスティックは、太いスティックよりもタバコ葉の量が少ない分、吸いごたえやタバコの風味などはさらに控えめです。
2024年7月現在、太いスティックは北海道の一部タバコ店で数量限定販売されている「ケント・ネオスティック・トゥルー・スムース・タバコ」を含む全6種類、細いスティックは全7種類(限定なし)のフレーバーを展開中。
しかしながら、2024年6月末をもってgloプロシリーズのデバイスが終売となり、それに伴って対応する細いスティックも今後段階的に販売終了となることが発表されています。
ラッキー・ストライク
ラッキー・ストライクと前述のケントは、紙タバコの銘柄にもあるため比較的知名度は高いでしょう。
値段は1箱(20本)430円で、gloで使える銘柄の中では最も安い価格が設定されています。
ラッキー・ストライクの特徴は、タバコ本来の風味に加えて豊かな奥行きが感じられる味わいであること。ネオやケントよりもコクがあり、喫味も強いため、しっかりとした吸いごたえを求めるユーザーに向いています。
2024年7月現在、「ラッキー・ストライク・リッチ・タバコ」や「ラッキー・ストライク・ダーク・メンソール」「ラッキー・ストライク・ベリー・ブースト」など、全9種類のフレーバーを展開中です。
Ploom (プルーム)で使える銘柄一覧
それぞれの対応デバイスや価格は次の通りです。
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
プルームエックスアドバンスド | 500円 | レギュラー3種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
プルームエックスアドバンスド | 500円 | レギュラー1種 |
しかしながら、プルームエックスアドバンスドはプルームエックス、プルームエスのスティックと互換性があるため、どちらの銘柄も使用できます。
メビウス
2023年3月、当時のフレーバー全8種類を全面的にリニューアル。タバコを吸う日本ユーザーの嗜好に合わせて、JTのマスターブレンダーが「本物のタバコ感」を再現するためにこだわったブレンド「ACTIVBLEND for Japan(アクティブブレンドフォージャパン)」を採用しています。
全面リニューアル後は、2〜4カ月のスパンで新しいフレーバーを発売し、2024年7月現在で全12種類のフレーバーを展開中。値段は1箱(20本)500円です。
メビウスの特徴は、紙タバコに近い吸いごたえとキック感があること。
ひと口目からしっかりとタバコの味を感じられ、吸い始めから最後のひと口までおいしさが持続します。加熱式タバコにも適度な煙量感を求める方に向いているでしょう。
参考:日本たばこ産業「新メビウスは、本物のたばこ感を追求」(外部サイト)
キャメル
gloのネオにも使われている、ラミナを使用した深いコクとタバコの香ばしい味わいが魅力的な「キャメル・リッチ」、冷感以上に辛口メンソールのビリビリとした強い刺激が感じられる「キャメル・メンソール・コールド」など、全4種類のフレーバーを展開しています。
値段は1箱(20本)500円で、メビウス同様ワンコインです。
キャメルの特徴は、上質なタバコ葉と天然メンソールを使用し、力強い味わいと重厚な風味が感じられること。メビウスを洗練されたスタイリッシュなスティックと例えるなら、キャメルは昔ながらのシンプルで飾らないスティックといえるでしょう。
近年はスティックの販売終了が相次ぎ、新作フレーバーもなかなかありませんが、昔懐かしい素朴なタバコを楽しみたい方に向いています。
その他のデバイスで使える銘柄一覧
それぞれの価格やタイプ(スレーバーの種類)は次の通りです。
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
ウィズ2 | 580円 | レギュラー2種 |
特徴(対応デバイス) | 価格(税込) | タイプ(フレーバーの種類) |
リルハイブリッド | 510円 | メンソール2種 |
メビウス(ウィズ2)
前項のプルームエックスアドバンスドやプルームエックスなどとはデバイスの構造や喫煙の仕組みが異なり、同じ銘柄「メビウス」でもそれぞれ別物であるため、混同しないよう注意してください。
ウィズ2などに使えるメビウスは「タバコカプセル5本+専用のカートリッジ1本」が同梱されており、1箱の価格は580円です。
フレーバーは「メビウス・プレミアムゴールド・フローズン」や「メビウス・ゴールド・パープル・ミント」など、全6種類を展開しています。
フレーバーによって差はありますが、例えば「メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー」なら、ガツンとくるキック感や強い吸いごたえを得られることが特徴です。
ミックス(リルハイブリッド)
値段は1箱(20本)510円で、IQOSに使えるセンティアやテリアと比較してもそれほど差はありません。しかし、リルハイブリッドを使用するにはミックス(タバコスティック)だけでなく、別売りの専用リキッドカートリッジ(1個80円/税込)が必要です。リキッドカートリッジ1個でタバコスティック20本分使用できるため、ミックスを1箱使用する場合であれば、リキッド代も含めて590円が必要になります。
ミックスの特徴は、吸いごたえやキック感は感じられるものの、タバコの香りやコクが少ないこと。その分メンソールの爽快感やフルーティーな香り・味わいを存分に楽しめるため、タバコは吸いたいけれどタバコ臭は苦手という方や軽めのタバコを探している方に向いています。
2024年7月現在、ミックスのタイプにはレギュラーがなく、メンソールおよびフレーバー系メンソールのみの全4種類を展開中です。
安いデバイス(本体)は何?メーカー別加熱式タバコの製品一覧
ここでは、ブランドごとの主なデバイスや安いデバイスについて見ていきましょう。
IQOS(アイコス)のデバイス一覧
すでに販売が終了しているデバイスもありますが、ここでは8つのデバイスを紹介します。
それぞれの価格や特徴は以下の通りです。
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
6,980円 | IQOSのスタンダードモデル | センティア |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
3,980円 | 20本連続使用が可能なオールインワンモデル | センティア |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
9,980円 | シリーズ内の最上位モデル | センティア |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
8,980円 | 片手で開閉できる側面ドア | センティア |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
3,980円 | 20本連続使用が可能 | センティア |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
12,980円 | アルミ素材の洗練されたボディ | センティア |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
9,980円 | 2本連続使用が可能 | ヒーツ |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
8,980円 | 10本連続使用が可能 | ヒーツ |
※IQOSイルマシリーズ、IQOS3デュオ、IQOS3マルチはすでに公式での販売が終了しているため発売当初の価格です。
IQOS イルマ i
IQOSイルマiは、デバイス本体(ポケットチャージャー)からペン型のホルダー(スティックを挿入して加熱する部分)が取り外せる分離型で、紙タバコに近いスマートな喫煙スタイルが実現できる、IQOSの中では親しみのあるスタンダードモデルです。
旧型のIQOSイルマシリーズに備わっていたメンテナンス不要を実現した「スマートコア・インダクション・システム」や、スティックを挿入すると自動で加熱が始まる「オートスタート」などのスペックは引き継ぎ、新たに以下の機能を追加しました。
ポーズモード:喫煙を中断したところから再開できる
タッチスクリーン:加熱ステータスや残りの使用時間などが一目でわかる
フレックスバッテリー:好みに合わせてバッテリーモードを自由に変更できる
フレックスパフ:操作不要で初期設定の最大14パフ(吸引回数)に、さらに最大4パフまで自動追加する
2024年7月現在も公式サイトから購入できるモデル(シリーズ)で、デバイスカラーは全5色です。
IQOS イルマ i ワン
IQOSイルマiワンは、バッテリーとスティックを挿入して加熱する部分が一体型(オールインワン)のモデルです。同シリーズ内では唯一ホルダーが取り外せないため、その分スッキリとスマートなデバイスに仕上がっています。
旧型のIQOSイルマシリーズに備わっていたメンテナンスフリーの機能はそのままに、「オートスタート」と「フレックスパフ」機能が新たに加わりました。
同シリーズの他のデバイスと比べてスペックはやや低めですが、値段は3,980円となっており、最も安価であることが特徴です。
フル充電時の連続使用回数は20回と多く、1回の充電で1箱(20本入)吸えるため、1度の喫煙本数が多い方にもおすすめできます。
カラーバリエーションはIQOSイルマiと同じ5色を展開。
デバイスの形状による喫煙時のスタイルや価格、スペックの違いなどを考慮した上で購入を検討すると良いでしょう。
IQOS イルマ i プライム
IQOSイルマiプライムはデバイス本体からペン型のホルダーが取り外せる分離型で、同シリーズにおける最上位モデルです。
同シリーズのIQOSイルマiとは、新しく追加された4つの機能(タッチスクリーンやポーズモードなど)や「フル充電時の連続使用回数は最大3回」「チャージャーのフル充電までにかかる時間は約135分」といった基本仕様も共通しており、スペックに大きな差はありません。
そのため、同シリーズでどちらのデバイスにするか迷った際は次の相違点を参考にすると良いでしょう。
デバイス本体の素材 | 価格 | カラー展開 |
プラスチック製 | 6,980円 | 5色 |
デバイス本体の素材 | 価格 | カラー展開 |
アルミニウム、布、合皮製 | 9,980円 | 4色 |
IQOS イルマ
IQOSイルマはIQOSイルマiの旧型モデルで、デバイスの形状も同じくホルダーが取り外せる分離型です。
同シリーズの特徴は、従来のデバイス本体に内蔵されていた加熱用ブレードを取り除いたこと。使用するスティックの内部に金属製の誘導体を組み込み、タバコを内側から加熱する「スマートコア・インダクション・システム」を新たに採用したことで、使用後の面倒な掃除やブレードを破損する心配がなくなりました。
本デバイスには「オートスタート」をはじめ、以下の機能があります。
・オートストップ:スティックの動きを感知し必要に応じて自動停止する
・スマートジェスチャー・リフトアップ:使用時以外でもデバイスを傾けることで残りの使用回数が確認できる
・スマートジェスチャー・ダブルタップ:使用時にデバイスを軽く叩くことで残りの使用時間が通知される
2024年7月現在、公式サイトから通常の購入はできませんが、デバイスを無料で試せる「14日間レンタルプログラム(外部サイト)」があり、利用して気に入った場合、そのデバイスをそのまま定価よりも安く購入できるようになっています。
IQOS イルマ ワン
同シリーズのIQOSイルマやIQOSイルマプライムよりも一足遅れて販売が開始されたIQOSイルマワンは、最新のIQOSイルマiワンの旧型モデルで、デバイス形状も同じ一体型です。
特徴は、「スマートコア・インダクション・システム」によりメンテナンスが不要であることと、フル充電時の連続使用回数が20回であること。
デバイスカラーは5色展開で、同シリーズ内では最も安価な3,980円で販売されました。
2024年7月現在、公式サイトから通常の購入はできませんが、デバイスを無料で試せる「14日間レンタルプログラム(外部サイト)」があり、利用して気に入った場合、そのデバイスをそのまま定価よりも安く購入できるようになっています。
IQOS イルマ プライム
IQOSイルマプライムは、IQOSイルマiプライムの旧型モデルで、デバイスの形状も同じくホルダーが取り外せる分離型です。
同シリーズのIQOSイルマとは、オートスタートをはじめとする各機能や基本仕様も共通しており、スペックに大きな差はありません。違いは価格やカラーバリエーション、デバイスの素材およびホルダーを収納するカバーの開閉方法などです。
特にカバーの開閉方法は、IQOSイルマが片手で開閉できるドアカバーであるのに対し、IQOSイルマプライムは磁石式のラップアップカバーとなっており、使い勝手が異なるでしょう。
2024年7月現在、公式サイトから通常の購入はできませんが、デバイスを無料で試せる「14日間レンタルプログラム(外部サイト)」があり、利用して気に入った場合、そのデバイスをそのまま定価よりも安く購入できるようになっています。
IQOS 3 デュオ
主な特徴は2つあり、ひとつは2本連続使用が可能であること。分離型のモデルとしては、IQOS3デュオで初めて連続使用が可能になりました。
もうひとつは、従来のデバイス(IQOS 2.4 PLUS)と比較してホルダーの充電時間が大幅に短縮されたこと。タバコを1本吸うために必要なホルダーの充電時間は、充電ゼロの状態から約1分50秒となっています。
2024年7月現在、公式サイトでは販売されていませんが、大手通販サイトなどでは販売されている可能性もあります。ただし、使用できるスティック(ヒーツ)は2024年1月に全銘柄の販売が終了しているため、注意してください。
IQOS 3 マルチ
主な特徴は、10本連続使用が可能であること。
充電は10回使用するごとに必要なため、スティックを10本連続で使用したら充電するという流れも覚えやすく、使いやすいでしょう。
2024年7月現在、公式サイトでは販売されていませんが、大手通販サイトなどでは販売されている可能性もあります。ただし、使用できるスティック(ヒーツ)は2024年1月に全銘柄の販売が終了しているため、注意してください。
glo(グロー)のデバイス一覧
すでに販売が終了しているデバイスもありますが、ここでは7つのデバイスを紹介します。
それぞれの価格や特徴は以下の通りです。
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
3,980円 | デバイス状態が一目で分かるEASYVIEWスクリーン搭載 | ネオ |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
1,980円 | シリーズ内で最も薄く軽量 | ネオ |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
980円 | 現行モデルの中で最も安価 | ネオ |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
980円 | 最高加熱温度を従来のものより約10℃上昇 | ネオ |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
3,980円 | タバコ葉を約30%増量した、従来のものよりも4mm太いスティックを使用 | ネオ |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
2,980円 | glo独自の高温ブースト機能を搭載 | ケント |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
4,980円 | 誘導加熱技術(IH)を採用 | ケント |
※gloハイパープラス、gloハイパー、gloプロスリム、gloプロは、すでに公式での販売が終了しているため発売当初の価格です。
glo ハイパー プロ
これまでのgloハイパーシリーズからはデザインを一新し、横幅を削ることでスッキリと手になじみやすくなったボディに、有機ELディスプレイ「EASY VIEW スクリーン」を搭載しました。選択中の加熱モードやバッテリー残量、喫煙前のスティックの加熱状況など、セッションの進行状況が分かりやすくなっています。
その他にも、以下のような特徴があります。
・より満足度の高い吸いごたえを目指した新加熱技術「HEATBOOSTテクノロジー」を搭載
・充電時間を従来デバイスの約210分から約90〜100分へ短縮
・喫煙時間を従来デバイスのスタンダードモード約4分から約4分30秒へ延長
※比較対象の従来デバイス:gloハイパーX2
現行モデルの中ではやや高めの価格が設定されていますが、その分機能が充実しており、価格に見合う価値があるでしょう。
glo ハイパー エア
gloハイパーシリーズの中で最も薄く軽量なデザインで、持ち運びがより快適になりました。使用する環境によって異なる場合もありますが、フル充電時の使用回数は最大20回となっており、コンパクトでありながら1日中持ち歩いても使用できる高性能なバッテリーを搭載しています。
バッテリー残量や選択中のモードは「LEDディスプレイ」で確認できるほか、スティックの挿入口には「スライドシャッター」を採用し、開け閉めはワンタッチで簡単に行えるようになっています。
喫煙モードには、ゆっくりとマイルドな味わいが堪能できる「スタンダードモード」と、短時間で強い味わいが得られる「ブーストモード」があり、ブーストモード専用ボタンを設けることで、モード選択が容易であることもポイントです。
現行モデルの中では中央の価格帯となっており、携帯性や利便性を重視する方に向いているでしょう。
glo ハイパー X2
従来のデバイスよりもスタイリッシュで軽量化を実現したモデルとして持ち運びやすくなったことが魅力のひとつ。
2024年7月現在、現行モデルの中では最も安価な980円で購入できます。
スティックの使用時間(スタンダードモード:約4分、ブーストモード:約3分)やディスプレイのLED表示、ブーストモード専用ボタンの有無などは、gloハイパーエアとほとんど同じですが、フル充電までにかかる時間やスティックの加熱時間には以下のような差があります。
フル充電までにかかる時間 | スティックの加熱時間 |
約210分 | スタンダードモード:約 20秒 |
フル充電までにかかる時間 | スティックの加熱時間 |
約120分 | スタンダードモード:約 30秒 |
glo ハイパー プラス
ブーストモードの最高加熱温度を従来のデバイス(gloハイパー)より約10℃高くすることで、ブーストモード選択中の吸いごたえをより強化したことが特徴です。
スティックの使用時間や加熱時間といったスペックは現行のgloハイパーX2と同じですが、ブーストモード専用ボタンはありません。シンプルなつくりは価格にも反映されており、当時の販売価格980円はgloハイパーシリーズの中でも安価でした。
2024年7月現在、公式サイトでは販売されておらず、購入不可となっています。
glo ハイパー
特徴は、使用するスティックを従来のデバイスで使用していたスティックよりも4mm太くして、タバコ葉を約30%増量したこと。従来のスティックよりも満足度の高い喫味が感じられ、紙タバコの吸いごたえに近づいています。
2024年7月現在、公式サイトでは販売されておらず、購入不可となっています。
glo プロ スリム
特徴は、スティックの加熱時間(スタンダードモード:約20秒、ブースト モード:約10秒)や加熱技術の性能などは従来のデバイス(gloプロ)を引き継いだまま、ボディを薄型化したこと。スリムになった分握りやすく、ポケットにも入れやすくなりました。
2024年6月末をもって在庫限りで終売となったため、2024年7月現在、公式サイトから購入はできません。大手通販サイトでは販売されている場合もありますが、gloプロスリム対応のタバコスティックも今後段階的に販売終了となることが発表されているため、注意してください。
glo プロ
特徴は、現行モデルのgloハイパーX2やgloハイパーエアでも採用されている「誘導加熱技術(IH)」を初めて導入したこと。これにより、従来のデバイスではスティックの加熱に約30秒かかっていたところが約20秒となり、約10秒の短縮に成功しました。
さらに、ブーストモードを搭載することで、吸いごたえもアップしています。
2024年7月現在、公式サイトでは販売されておらず、購入不可となっています。対応するタバコスティックも今後段階的に販売終了となることが発表されているため、注意してください。
Ploom(プルーム)のデバイス一覧
すでに販売が終了しているデバイスもありますが、ここでは3つのデバイスを紹介します。
それぞれの価格や特徴は以下の通りです。
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
1,980円 | 最高加熱温度を約320℃まで向上 | メビウス |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
3,980円 | ボタンレスのスタイリッシュなデザイン | メビウス |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
4,000円 | 約30℃で低温加熱式タバコ | (販売終了) |
※プルームエックス、プルームテックはすでに公式での販売が終了しているため発売当初の価格です
プルーム エックス アドバンスド
特徴は、JTが独自開発した新たな加熱技術「POWER HEATFLOW」を搭載することで、スティックを加熱する際の最高温度を従来の約295℃から約320℃へ向上させたこと。加熱温度が上がったことで吸いごたえが増し、さらに温度と気流をコントロールすることによってタバコ葉本来の美味しさがひと口目から最後のひと口まで長く味わえるようになっています。
また、以下2つの特徴によりユーザビリティを強化しました。
・充電時間を従来デバイスの約110分から約90分へ短縮
・自動加熱機能(スティックをセットすると自動的に加熱がスタート)を搭載
2024年7月現在、公式サイトからも購入が可能で、通常カラー3色に加え数量限定カラー3色を販売しています。定価1,980円ですが、通常カラーは期間限定(〜2024年8月4日)で980円となっているため、気になる方は今がチャンスです。
プルーム エックス
プルームエックスアドバンスドの旧型モデルで、当時のJT内においては費用を優先的に割り当てるデバイスとして、社を挙げて開発に取り組んだ製品です。
ボタンレスのスタイリッシュなデザインと操作性に優れ、空気の流れに着目した斬新な加熱技術「HEATFLOW」によって、当時の同ブランドにおける最高加熱温度(約295℃)を実現しました。
プルームエックスアドバンスドの発売に伴い販売終了となったため、2024年7月現在、公式サイトからは購入できません。大手通販サイトでは販売されている可能性もあり、スティックもまだ顕在です。
プルームテック
スティックではなくタバコ葉を詰めた専用の「タバコカプセル」と「カートリッジ」を使用してフレーバーを楽しむ喫煙具で、見た目はまるでボールペンのようなスリムな形状をしています。
デバイスは2023年8月に終売となっており、プルームテックに対応する専用のタバコカプセルも同年12月以降に販売を終了しています。
その他のデバイス一覧
それぞれの価格や特徴は以下の通りです。
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
3,980円 | 専用タバコと専用リキッドを使用する中温加熱式タバコ | ミックス |
価格(税込) | 特徴 | 使用できる銘柄 |
1,980円 | 専用タバコと専用リキッドを使用する低温加熱式タバコ | メビウス |
前項までに紹介した高温加熱式タバコ(JTのプルームテック以外)とは仕組みや使用方法が異なるため、注意してください。
リル ハイブリッド
加熱温度はIQOSが約300℃以上(非公開)であるのに対し、リルハイブリッドは約160℃とやや低め。タバコスティックとリキッドによって生じた蒸気の風味や香りを楽しむ喫煙具のため、ライトな吸いごたえで、においもほとんどなく控えめです。
そんなリルハイブリッドの特徴は、主に次の4つです。
・オートスタート
・クリーニング不要
・ディスプレイ
・連続使用回数は3回
IQOSと共通する特徴もありますが、なかでも注目は「ディスプレイ」です。
残りの使用回数や使用時間、リキッドの残量が表示されることはもちろん、充電時やスティック装着時の動作ステータス、エラー報告までが直感的に分かるアニメーションで表示されます。
2024年7月現在の価格(3,980円)は、IQOSと比較してもリーズナブルな価格帯のため、手に取りやすいのではないでしょうか。
ウィズ2
JTが販売する低温加熱式タバコはプルームテックから始まり、その後プルームテックプラス、プルームテックプラスウィズなどが販売されています。プルームエックス(高温加熱式タバコ)の発売に伴い、これまで「プルームテック○○」として販売していた低温加熱式タバコは新たなブランド「ウィズ」となりました。
2024年7月現在、公式サイトから購入できるJTの低温加熱式タバコは「ウィズ2」のみです。
ウィズ2の特徴は、リキッドから蒸気を発生させる独自技術(インフューズドテクノロジー)を用いていること。
待ち時間がなく、使った瞬間に蒸気が発生してすぐに吸えるため、他の高温加熱式タバコのようにタバコ葉が温まるまで待つ必要がありません。
その他にも、喫煙の中断・再開が可能であることや、残りの充電時間やタバコカプセルの残量がディスプレイで確認できることも魅力といえます。
加熱式タバコの安い銘柄・デバイス(本体)を選ぶ際の注意点・ポイント
ここでは、安い銘柄・デバイスを選ぶ際の注意点やポイントを5つ解説します。
本体をコンビニで購入する際は販売時期やカラーに注意
たとえばIQOSイルマiシリーズの販売開始時期はそれぞれ以下の通りで、おおよそひと月の差がありました。
・公式サイト:2024年3月13日(水)
・コンビニ:2024年4月16日(火)
デバイスのカラーも、公式サイトでは各デバイス3〜4色展開となっていたものが、コンビニでは「ブリーズブルー」「ミッドナイトブラック」の2色のみ。
のちに新色もそれぞれ追加されましたが、数量限定カラーを除くと公式サイトでは常時4〜5色、コンビニは2色展開となっています。(※2024年7月現在)
本体をコンビニで購入する際は、販売時期やカラーが公式サイトとは異なる場合があるため、注意しましょう。もちろん、日々の在庫状況によってもカラーは異なります。
公式サイトやコンビニでキャンペーンを活用する
たとえばプルームエックスアドバンスドは、2024年7月現在、公式サイトとコンビニで期間は異なりますが、「サマーセール」と題して50%OFFの半額キャンペーンを行っています。
【期間】
・公式サイト:2024年6月24日(月)〜2024年8月4日(日)
・コンビニ:2024年7月8日(月)〜2024年8月4日(日)
カラーは、「ブラック」「シルバー」「ディープスカイブルー」の3色限定ですが、通常1,980円(税込)で販売されているデバイスが、期間中であれば980円(税込)で購入可能です。
今後、他のブランドにおいてもキャンペーンが実施される可能性はあるでしょう。
ただし販売時期やカラーなどの詳細はそれぞれ異なるため、キャンペーン情報を見逃さないよう、随時チェックすることをおすすめします。
ネットで購入する時はよく調べて購入する
たとえばネットで購入する場合、最新機種と記載されていても情報が古かったり、近日中に新たな機種の発売が予定されていたりするかもしれません。
下調べをしないままデバイスを購入すると、対応する銘柄はすでに終売になっていた・種類が少なかったという可能性も考えられます。
事前に十分な情報収集をした上で購入することが望ましいです。
店舗によって置いてあるデバイス(本体)・銘柄が違うことも
なお、銘柄だけでなくデバイス(本体)も同様です。
たとえば、IQOSイルマiシリーズは全国の主要コンビニでも販売されていますが、IQOSイルマiとIQOSイルマiワンが中心であり、IQOSイルマiプライムはセブンイレブンのみの限定販売となっています。
店舗によって取り扱い商品が異なる点に注意しましょう。
新商品が安い!でも手間がかかるかも
たとえばアクシア(IQOSイルマ専用タバコ)は、定価480円(税込)の安価な銘柄ですが、2024年7月現在、北海道と福岡県での限定販売となっています。それ以外の地域では購入できないため、手に入れたい場合は「実際に足を運ぶ」「知人や友人から送ってもらう」「通販サイトを利用する」ほかありません。通販サイトの利用には会員登録が必要なため、手間がかかるでしょう。
また、新商品はレビュー数などが不足していることもあり、実際に味わってみると期待外れだったというケースもあります。
新商品や限定商品を手に入れるには手間がかかることもあると理解しておきましょう。
加熱式タバコを選ぶ際の「安い」以外のポイント
ここでは、ぜひチェックしておきたいポイントを7つ解説します。
吸いごたえ
IQOSやglo、Ploomなど、それぞれで使用できる銘柄には複数の種類があり、タイプやフレーバーの数も異なります。銘柄によって「コクが深い」「マイルドな味わい」「キレがある」などの特徴も異なるため、好みの銘柄が使用できるデバイスを選ぶことがひとつです。
さらに、スティックを加熱する温度によっても吸いごたえは以下のように異なります。
・加熱温度が高い:吸いごたえがある
・加熱温度が低い:吸いごたえが軽い
「しっかりとした喫味が好み」「ライトな吸いごたえで十分」など、求める吸いごたえに合わせて、使用するデバイスと銘柄の組み合わせを考慮すると良いでしょう。
におい
タバコ葉を直接火で燃やさない分、紙タバコと比較すると煙が出ず、においの発生も抑えられる加熱式タバコ。加熱式タバコを検討する方の中には、「においが少ないからこそ使いたい」という方も多いのではないでしょうか。
しかしにおいの強さは、吸いごたえ同様スティックの加熱温度によって、以下のように異なります。
・加熱温度が高い:においが強い
・加熱温度が低い:においが弱い
においの強さによってデバイスを選ぶことも良いでしょう。
ただし前述のとおり、タバコの吸いごたえは加熱温度の高いほうが強くなるため、吸いごたえとにおいではどちらをより重視したいのか、ハッキリさせておくことが大切です。
コスパ
基本的にデバイスの購入は一度のみですが、スティックの購入は継続的に必要なため、スティック1箱や1本あたりの価格は重要といえるでしょう。たとえば、デバイスが高価でも使用するスティックが安価な場合、長期的に見るとトータルコストが抑えられることもあります。
さらに、耐久性の高いデバイスであれば頻繁に買い替える必要がないため、結果的にコストを抑えられるでしょう。
デバイスやスティックそれぞれの価格を重視することはもちろんですが、長期的な視点で総合的なコストパフォーマンスを考慮して選んでみるのも良いかもしれません。
機能性
IQOSやglo、Ploomなど、デバイスごとにそれぞれ備わっている機能や特徴は異なります。
なかでも加熱式タバコは、バッテリーが切れると使えなくなるため、フル充電時に使用できる回数や必要な充電時間などは押さえておきたいポイントです。
たとえば、フル充電時の使用回数や充電時間にはそれぞれ以下のような違いがあります。
機種 | フル充電時の使用回数(最大) | 充電時間 |
IQOSイルマiワン | 20回 | 約135分 |
gloハイパープロ | 20回 | 約90〜100分 |
プルームエックスアドバンスド | 20回 | 約90分 |
メンテナンス性
加熱式タバコは、タバコ葉を使用するためデバイスの内部に吸い殻やカスが残ってしまいます。デバイス内部の汚れはタバコの味や風味に影響を及ぼすこともあるため、注意しましょう。
デバイスによってメンテナンス方法や頻度などは多少異なりますが、専用のブラシで軽くこすったり、ティッシュなどで汚れを拭いたりする程度のため、それほど手間はかかりません。それでも手入れが億劫(おっくう)に感じる方は「メンテナンスフリー」を選ぶのがおすすめです。
たとえば、中温加熱式のリルハイブリッドや、IQOSイルマ専用の加熱技術(スマートコア・インダクション・システム)を搭載しているIQOSイルマiシリーズなどは、メンテナンスフリーを実現しています。
持ち運びやすさ
従来の紙タバコと比較して、加熱式タバコはデバイス本体にバッテリーを内蔵しているためその分重さや厚みがあります。もちろんデバイスによってサイズなどはそれぞれですが、毎日持ち歩く場合は、持ち運びやすさを重視することも良いでしょう。
たとえば、同じgloハイパーシリーズでも、gloハイパープロの重さは約90グラム、gloハイパーエアの重さは約75グラムとなっており、さらに横幅や厚みも異なります。
実店舗などで実物に触れる機会がある場合は、見た目だけでなく手に持ったときのフィット感や重さなどをチェックしてみると良いでしょう。
利用者の口コミ
公式サイトから発表されている情報(価格や機能性)だけでなく、実際に利用したユーザーがどのように感じたかを知ることも、加熱式タバコを選ぶ際の手助けになります。
たとえば、喫煙を中断できる機能が備わったデバイスがあり、その機能がほしいと思って購入したところ、実際に使ってみるとデバイスの反応が鈍かったというケースです。
「反応が鈍い」という情報を事前にキャッチできていれば、それほどショックを受けることはないでしょう。他のデバイスと迷っていた場合に、利用者の口コミが購入するデバイスを決断する一手になることもあります。
公式サイトに掲載されているユーザーのレビュー、口コミサイトなどで、利用者のリアルな意見を確認してみることもおすすめです。
加熱式タバコは他のタバコと比べて安いの?
確かに、IQOSのアクシアやgloのラッキー・ストライクなど、比較的安価に購入できる銘柄もありますが、加熱式タバコには専用のデバイスが必要です。耐久性が高いデバイスでも、修理や交換、寿命によっては買い替えが必要になることもあり、紙タバコと比較した場合、デバイスの費用などを含めるとコストがかかります。
さらに、加熱式タバコはタバコ税の課税対象であるため、紙タバコ同様今後さらに価格が上がることも考えられます。
これらの要因を総合的に考慮すると、加熱式タバコは他のタバコと比べてもそれほど経済的とはいえないでしょう。
安い銘柄・デバイスを選んだ際の節約効果
本体と銘柄(スティック) | 価格(税込) |
本体:gloハイパーX2 | 980円 |
スティック:ラッキー・ストライク | 156,950円(430円×365日) |
1年間の合計 | 157,930円 |
このことから、どちらも途中でデバイスの買い替えなどは行わず同じデバイスを使用した場合における「1番安い銘柄」と「1番高い銘柄」を使用した際の1年間の金額差は、25,550円という結果です。
使用する銘柄が違うだけで、年間25,550円の節約効果が生まれます。
デバイス | 1年間の合計 | |
1番安い銘柄 | gloハイパーX2 | 157,930円 |
1番高い銘柄 | gloハイパーX2 | 183,480円 |
差額 | 25,550円 |
まとめ
加熱式タバコの銘柄にはさまざまな種類があり、使用できるデバイスも異なります。
たとえば、2024年7月現在においてIQOSで使用できる最も安い銘柄は「アクシア」ですが、gloは「ラッキー・ストライク」、Ploomは「メビウス」「キャメル」です。
デバイスとの組み合わせによってトータルコストは変わってくるため、銘柄だけでなく使用するデバイス選びにもこだわると良いでしょう。
もちろん銘柄やデバイスを選ぶ際は、安さだけでなく、タバコの吸いごたえや機能性、持ち運びやすさなど、複数のポイントをチェックすることが大切です。
Necomaki
人材業界出身のフリーライター。
得意分野である求人・HR領域から、漢方薬やピルなどの健康・美容関連、暮らしにまつわる記事まで幅広く執筆。
ライティングで心掛けていることは読者の「知らない・知っている」が「理解している」に変わるよう ことばを紡ぐ こと。