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電子タバコにはニコチンが含まれる?おすすめ商品や注意点も紹介

日本でも少しずつ電子タバコが浸透し始めているものの、仕組みをあまり知らない人もいるでしょう。この記事では、ニコチンとの関係性やおすすめ商品について紹介します。

またニコチン入りのリキッドを扱う際には、注意すべきポイントもいくつかあります。自分に合った製品を探している人は、この記事の内容を参考にしてみてください。

そもそも電子タバコとは?

電子タバコとはカートリッジ内のリキッドを電気加熱し、発生した蒸気(エアロゾル)を楽しむ製品です。名称に「タバコ」の文字が使われているものの、タバコ葉は使われていません。法律上もタバコではなく、たばこ類似品と定義されています。

以上の特徴を踏まえ、具体的な仕組みとメリットについて詳しく解説しましょう。

タールや有害物質が少なめ

電子タバコの主なメリットは、タールが基本的に発生せず有害物質も比較的少ない点です。

タールとは一酸化炭素やガス状成分を含んだ粒子状の成分を指し、歯に付くヤニの原因にもなります。有害物質も多く含まれており、癌(がん)のリスクを高める原因とも考えられています。タールは、タバコ葉を500℃で燃やした場合に多く発生しやすいのが特徴です。したがって原因となるタバコ葉を扱っていない電子タバコからは、基本的にはタールが出ないとされています。

ただし有害物質が少ないとはいえ、全くないわけではありません。実際にアメリカでは、電子タバコが原因で肺疾患が増えている可能性があると指摘されています。健康被害との関連性は不明点も多く、十分に気をつけながら扱う必要があります。

いろいろなフレーバーを楽しめる

電子タバコには、数多くのフレーバー(匂い付きの香料のこと)が販売されています。フレーバーを変えるだけで、さまざまな味を楽しめるのが主な魅力のひとつです。

味は大きく分けて以下の5種類があります。

・タバコ系
・柑橘系(フルーツ系)
・飲料系
・デザート系
・メンソール系

タバコ系とは、文字通りタバコ葉の味が再現されているフレーバーのことです。

柑橘系はレモン味やピーチ味といったフルーツの味わいを楽しめます。
飲料系では、コーラ味やコーヒー味が広く採用されています。さらにデザート系はチョコやバニラが使われており、甘党にはおすすめです。

メンソール系とは清涼感のあるフレーバーのことで、爽快感を堪能できます。

加熱式や紙タバコと比較してもトータルコストが安くなりやすい

そのほかのメリットとして、紙タバコや加熱式タバコと比べてトータルコストが抑えられるといった点も挙げられます。紙タバコは一箱500〜600円程度で購入できますが、大体の製品が一箱20本しか入っていません。個人差はあるものの、頻繁に購入することとなるのでコストは高くなります。

加熱式タバコは本体に専用スティックを装着させて使用しますが、一箱あたりの値段は紙タバコと大差ありません。本数や使用時間も大きく変わらないため、紙タバコとそこまでコストが変わらないのが特徴です。

電子タバコであれば、リキッドが60mL程度の量で売られています。大体1日に2mL(紙タバコ1箱分に相当)消費するといわれているので、1カ月1回の頻度で交換するのが基本です。リキッド60mL1個あたりの価格は2,000円〜4,000円程度ですが、紙タバコを1日1箱の頻度で購入する場合と比べると、コストは約1万円抑えられます。

電子タバコにニコチンやタールは含まれる?加熱式や紙タバコとの比較

次にニコチンやタールの有無の観点から、電子タバコ・加熱式タバコ・紙タバコを比較します。それぞれの違いをしっかりと押さえたうえで、製品を選ぶようにしましょう。

電子タバコ(リキッドでニコチンの有無を選べる・タールなし)

先程も説明したとおり電子タバコは、タバコ葉を使わないためタールは基本的に発生しません。

一方でニコチンの場合は、どの国で製造されたかによって含まれているかどうかが変わります。特にインターネットでは海外製品も気軽に購入できるため、当該成分の有無を自身で調べる必要があります。

ニコチン入り電子タバコリキッド

海外の製品の場合、日本と規制基準が異なるためニコチンを含んだ電子タバコリキッドも売られています。もしニコチン入りのものを購入したいのであれば、海外から個人輸入する必要があります。

当該タイプを使用するメリットは、節煙がしやすい点です。ヘビースモーカーの場合、中毒性の高いニコチンの摂取量をすぐにゼロにするのは難しいでしょう。急にニコチンなしの電子タバコに切り替えたとしても、我慢し切れなくなって失敗に終わる可能性もあります。

海外製の電子タバコリキッドであれば、タバコ葉は基本的に使っていないのでタールや一酸化炭素を取り入れずにニコチンの摂取が可能です。さまざまなデザインや味があるため、工夫次第ではストレスなく節煙につなげられます。

ニコチンなし電子タバコリキッド

日本製品の場合、電子タバコのリキッドにはニコチンが含まれていません。その理由は、薬機法によって規制されているためです。

ニコチンを含んだリキッドは、医薬品医療機器等法の定義では「医薬品」と認識されます。医薬品に関しては、国から許可が下りないと製造や販売ができません。これまでも許可が下りた例はなく、2024年時点では電子タバコやリキッドの販売においてニコチンを使用できない状況となっています。

したがって公認されている日本製の電子タバコは、タバコ製品ではありません。タバコ税を納める必要もなく、法律上は未成年者でも購入できます。とはいえ健康上のリスクを鑑みて、販売会社側は独自に20歳以上の制限を設けているのが基本です。

加熱式タバコ(ニコチン・タールあり)

加熱式タバコとは、加熱機能が搭載されている本体に、専用のスティックを取り付けて使用するタイプを指します。

紙タバコとの相違点は、火を直接使ってタバコ葉を燃やさないことです。最高温度も300℃程度に収まる製品が多く、従来のタバコよりはタールが発生しにくいと考えられています。ただし電子タバコとは違って少量のタールが出てしまうので、当該タイプと混同しないように注意してください。

ニコチンの量は、メーカーや製品によって紙タバコよりも多くのニコチンが含まれている場合があります。しかし加熱式タバコの場合、測定方法が確立されていないためタールやニコチン量の表示義務がありません。それぞれの成分量については、具体的には把握できない製品があることも押さえておきましょう。

紙タバコ(ニコチン・タールあり)

紙タバコはタバコ葉を細かく刻み、シガレットペーパーで巻いているメジャーなタイプです。火で直接タバコ葉を燃やし、フィルターから煙を吸います。最高温度が800℃にも達することから、3種類の中でも最もタールが発生しやすいのが特徴です。

紙タバコについては、ニコチンおよびタールの量をパッケージに記載する義務があります。気になる場合は、記載されている数値を見て選ぶとよいでしょう。

しかし注意しなければならないのが、パッケージに書かれた数値と体内に摂取されるニコチン量は同じではない点です。メーカーごとにフィルターやフィルター側面に空いている穴の大きさが異なるため、どのくらいのニコチンを摂取するかは製品によって差があります。

電子タバコは「ニコチンを含まない」と記載されていても注意が必要

仮に「ニコチンを含まない」と書かれていても、その記載が事実とは限りません。以前にも独立行政法人国民生活センターから、一部の製品にニコチンが検出されたと報告されたケースがありました。平成22年より、当該機関や厚生労働省が強く注意を促しています。

国も全ての製品を調査できているわけではありません。「ニコチンを含まない」と記載しておきながら、同成分を使用している製品が紛れている可能性もあるので注意してください。

虚偽の表示に気づかずニコチンを摂取し続けると、依存性に加えて吐き気や痙攣(けいれん)といった健康被害を受けるリスクが高まります。企業サイトや口コミも参考にしながら、信頼の置けるメーカーから製品を購入するとよいでしょう。

おすすめ電子タバコ6選【ニコチンなし】

ここで、ニコチンが含まれていないおすすめの電子タバコを紹介します。メーカーならではの特徴に加え、価格(税込表示)もしくは費用相場についてもまとめています。ニコチンを摂取したくないものの、電子タバコに興味がある人は参考にしてみてください。

DR.VAPE Model 2

DR.VAPE Model 2は、累計販売本数が2,000万本を超えている電子タバコです。デザインのプロデュースは世界的なデザイナーであるニコラ・フォルミケッティ氏が担当し、テレビCMにはタレントのローランド氏を起用しています。

オンラインストアで購入できるほか、ファミリーマートを中心に全国のコンビニでも入手が可能です。特にファミリーマートでは、約1万2,000店舗でDR.VAPE Model 2を取り扱っています(2023年5月31日時点)。

大人の味わいを楽しみたいのであれば、タバコの味を再現した「ワイルドビター」や「クラシックスモーク」がおすすめです。またアップル味やマスカット味、バナナ味とフルーツ系のフレーバーも揃えられています。

本体の価格は5,500円、フレーバーは全種類1個あたり1,650円です(オンラインストア)クーポンを活用すれば、さらに値引きしてくれる場合もあります。

ポケッティ

ポケッティ(SMOOTHV!P POCKETY)は、充電して繰り返し使えるタイプと使い捨てタイプの2種類があります。前者のタイプは、本体と3種類のリキッド入りアトマイザーが販売されているのが特徴です。アトマイザーは、メンソール・ナチュラル・アップルのいずれかから選べます。

使い捨てタイプは、バッテリーが内蔵されており購入したあとすぐに使用できます。フレーバーのバラエティも豊富であり、上記の味に加えてハーブミントやバニラミルクなど12種類から選べる点がポイントです。

ポケッティは、本体1本あたり1,700円で購入可能です(2024年5月時点は割引で1,480円)。楽天市場であれば、3種類がセットになって3,860円で売られています。複数の味を楽しみたい人は、セットで購入してみるのもよいでしょう。

SmoothV!P EZ-PT

SmoothV!P EZ-PTは、繰り返して充電できるバッテリーが内蔵されているタイプの電子タバコです。リキッドが充填(じゅうてん)されているアトマイザーを装着するだけで、すぐに使用できる点を強みとしています。お手軽に使える一方で、本格派の電子タバコを楽しめることがポイントです。

こちらのタイプでは、4種類のリキッド入りアトマイザーが用意されています。
・ハードメンソール
・スモーキーフレーバー
・エナジー
・ブラックベリー

大人の味わいを堪能したい人におすすめします。

また補充式のアトマイザーも使用可能です。補充式のアトマイザーは、シリコンマウスピースとともにアクセサリーとして提供されています。

SmoothV!P EZ-PTは、オンラインショッピングでも気軽に購入できます。本体は2,000円台での購入が可能であり、比較的リーズナブルな製品です。

SmoothV!P TRYME PLUS-PT

SmoothV!P TRYME PLUS-PTの特徴は、メンテナンスフリーで手軽に使用できる点です。本体とシリコンマウスピースをセットで販売しており、リキッドはすでに充填されています。購入してすぐに使用でき、自分でリキッドを注入したり清掃したりする必要もないことから初心者向けの製品といえます。

フレーバーは大きく分けて以下の7種類あり、全てが色分けされているのがポイントです。
・メンソール(青緑)
・エナジー(橙)
・ブラックベリー(紫)
・スモーキーフレーバー(茶)
・グリーンアップル(黄緑)
・スーパーハードメンソール(深青緑)
・シークワーサー(緑)

爽やか系や大人の味わいを幅広く揃えているので、好みのフレーバーを探してみるとよいでしょう。

価格も安価に設定されており、1,000円程度での購入が可能です。吸引回数は約500回である点から、ランニングコストもある程度は抑えられます。

FLEVO

FLEVOはカートリッジ式の電子タバコであり、メンテナンスフリーであるのがポイントです。リキッドを自ら注入する必要がなく、コイル交換やタンク洗浄も不要となっています。

使用方法も簡単であり、吸うだけで電源が入ります。味がなくなったらカートリッジを新しいものに交換しましょう。充電がなくなりかけると、ランプが点滅して教えてくれます。使いやすさに加え、第三者機関で成分分析を行うなど品質管理にも力を入れている製品です。

交換用のカートリッジは、大きく分けて以下の3種類があります。
・メンソール
・タバコ
・ビタミンベリー

カートリッジのデザインは、それぞれホワイトとブラックがあるので好みのものを選ぶとよいでしょう。

スターターキットは1,078円、交換用カートリッジは1,628円で購入可能です。オリジナルアクセサリーとして、製品を収納するハードケースも1,408円で販売されています。

NICOLESS VAPE

NICOLESS VAPEは使い切りタイプであり、約600回も吸引できます。本体の形状がスリムであるため、持ち運びにも便利です。タンクは半透明となっており、残量の確認がしやすいといった特徴もあります。さらに吸うだけで電源が入るので、購入後すぐに使用したい人にはおすすめです。

フレーバーの種類は、大きく分けて5つ揃えられています。
・FREEZE BLACK
・GOLD LEMON
・GREEN APPLE
・RED MIXBERRY
・WHITE GRAPE

FREEZE BLACKは甘味がほとんどなく、爽快感の強いフレーバーです。一方でWHITE GRAPEでは甘味に力を入れており、爽快感があまりない香料となっています。

楽天市場での本体の価格は、1本あたり1,608円に設定されています。オンラインサービスのほかにも、ファミリーマートやドン・キホーテで入手可能です。

日本では買えないニコチン入りの電子タバコを購入する方法

法規制により、ニコチン入りの電子タバコを入手するには海外製品を購入する必要があります。ここでは、海外製品を購入する方法について紹介します。興味のある人は、いずれかの方法を試してみてください。

海外で購入する

ニコチン入りの電子タバコを買う方法として、自身が海外に訪問する選択肢が挙げられます。世界中では、電子タバコを店頭で販売している国も数多くあります。ただし現地で製品を購入し、日本へ持ち込むには税関検査などの手続きが必要です。現地での購入は手間がかかるので、海外旅行や出張のタイミングを利用するのをおすすめします。

また何カ国か回る際には、電子タバコの輸入や所持を禁止している国もある点に注意しましょう。知らずに持ち込んでしまうと、処罰の対象となる恐れがあります。

また海外の電子タバコは、薬機法によって日本での販売を禁止されています。帰国したあとも、購入した製品の取り扱いには気をつけてください。

海外にいる友人に頼む

自身が海外に行くのは難しい場合、現地に住んでいるもしくは訪問している親族や友人に頼む方法もあります。頻繁に海外へ行く人が身近にいる場合、あらかじめスケジュールを聞いてみるとよいでしょう。頼む際には、必ず欲しいメーカーや製品の詳細を送るようにしてください。誤って粗悪品が送られてこないよう、依頼する側が事前にしっかりと準備する必要があります。

ニコチン入りの電子タバコさえ入手できればよいと考え、海外に住む見知らぬ個人から購入する人もいます。しかし製品の管理や梱包作業も相手に任せる状態となり、雑に扱われる可能性も高まります。海外に信頼の置ける知り合いがいないのであれば、個人に依頼するのは避けたほうが賢明です。

輸入サイトで購入する

ほかにも海外の電子タバコを購入する際には、輸入サイトを活用するといった方法もあります。自らもしくは友人が現地で製品を購入し、税関の手続きも踏むとなると多大な時間やコストがかかってしまいます。輸入サイトは、これらの手間をある程度省けるのが主なメリットです。

また輸入サイトの中には、パーツやリキッドを豊富に揃えているものも存在します。電子タバコに必要な部品を一括で購入でき、すぐに製品を楽しめるのが魅力的なポイントです。

しかし海外のサイトであれば、基本的に価格がドルなどで表記されています。また悪質なサイトで取引すると、個人情報を抜かれてトラブルに発展する恐れもあります。口コミやSNSもある程度は参考になりますが、最終的には自己責任となるので注意しましょう。

輸入できる量も薬機法で制限があり、1カ月に120mLまでとなっています。ただしこちらもあくまで目安であり、短期間で頻繁に購入していると税関で止められる恐れもあります。さらに送料込みで16,666円を超えると、別途関税や消費税がかかる可能性もある点を覚えておきましょう。

おすすめ電子タバコリキッド 【ニコチンあり】※海外製品

続いて、ニコチンありのおすすめな電子タバコリキッドについて紹介します。
これまでもお伝えしたようにニコチン入りの電子タバコは海外製品となります
使い方に加え、本体のデザインや価格(税込)もまとめています。ニコチン入りの電子タバコが気になる人は、ここで取り上げる製品も検討してみてください。

STLTH Monster|Pod Pack - グレープアイス

STLTH(ステルス)は、コイルとリキッドが一体になっているPOD型の電子タバコです。PODを交換するだけで使用でき、コイルの交換やリキッドの補充は必要ありません。セッティングが簡単であるだけではなく、POD型のカートリッジを使ってさまざまな味を楽しめるといったメリットもあります。

STLTHが用意しているニコチン入りのリキッドのひとつが「【STLTH Monster】Pod Pack-グレープアイス」です。清涼感のあるグレープ味であり、ジューシーな風味を堪能できます。フルーツ系かつメンソール系が好きな人におすすめな製品です。

容量は1PODあたり2.0mL、ニコチン濃度は1mLあたり20mgです。ニコチンの中でも濃度が高く、一般的にはタバコを吸っているのと同じくらいの満足度を得られます。1箱に2個入っており、価格は1,300円です。

White Note|RY4 Tobacco

ニコチンを摂取しつつ、マイルドな味わいを堪能したい人は「White Note RY4 Tobacco」もおすすめです。こちらの製品は、電子タバコリキッドメーカーであるBlack Noteがリリースしています。アメリカからも技術が高く評価されており、紙タバコを吸っているかのようなフレーバーをリリースしているのが特徴です。

タバコ・キャラメル・バニラと3つの味が組み合わさり、ほんのりとした甘さを持ち味としています。雑味もなく、強烈に甘いわけでもないため飽きずに使い続けられるよう工夫されている点も強みのひとつです。

こちらのリキッドの容量は1個あたり60mLであり、比較的長期間にわたって使えます。ニコチンの量は、3mg/mL・6mg/mL・12mg/mLと幅広く用意されています。販売価格は3,500円です。

ニコチンありなし両方楽しみたいならニコチンベースリキッドでカスタマイズ

ニコチンありとなしの両方を楽しみたい人には、ニコチンベースリキッドの購入をおすすめします。自身の愛用しているリキッドに混ぜるだけで、ニコチン入りの味わいを堪能できます。

ニコチンベースリキッドの魅力は、ニコチンの量を自身で自由に調整できる点です。普段活用しているリキッドとの相性も見ながら、自分好みの濃さになる比率を見つけてみましょう。ただしニコチンベースリキッドのニコチン濃度は高くなっているので、6〜10倍以上に薄めてから使用してください。

価格は1本あたり3,000〜4,000円台のものが多く、リーズナブルな値段に設定されているのも強みです。

ニコチン入りが好みなら加熱式タバコもおすすめ

ニコチン入りの嗜好品が好みであれば、電子タバコではなく加熱式タバコを購入する選択肢もあります。ここでは、おすすめかつ有名なブランドを紹介します。また加熱式タバコの種類については、以下の記事にも取り上げているので、興味がありましたらぜひご覧ください。

加熱式タバコの種類を徹底解説|電子タバコとの違いや安い銘柄も

有名な加熱式タバコのブランド3選

加熱式タバコの中でも、有名なデバイスとして挙げられるのは以下の3点です。

・IQOS(アイコス)
・glo(グロー)
・Ploom(プルーム)

それぞれの特徴や価格(税込)について解説しましょう。

IQOS(アイコス)

製品名

価格

IQOS イルマ i プライム

9,980円

IQOS イルマ i

6,980円

IQOS イルマ i ワン

3,980円

ほかにも専用タバコとともに、リキッドを使うタイプの「リル ハイブリッド」も提供しています(3,980円)。残りかすが出ず、クリーニングも不要であるため使いやすい製品です。

glo(グロー)

gloは、灰やニオイをなるべく抑えた加熱式タバコを売りにしているブランドです。主な製品として「HYPER pro」と「HYPER air」があります。

HYPER proは、使いやすさと満足感に力を入れた製品です。バッテリー残量がデジタル表記され、一目で確認できるように工夫されています。煙を吸いやすいディスプレイも特徴的で、吸いごたえのよさも強みとしています。

HYPER proの値段は、デバイス1個あたり3,980円です。色は全部で4色用意されています。

一方でHYPER airは軽量さを重視した製品であり、持ち運びしやすいのが魅力です。スタイリッシュなデザインも注目を集めています。HYPER airの値段は、1,980円とHYPER proよりも安価です。手軽に加熱式タバコを試してみたい人に、おすすめの商品といえます。

Ploom(プルーム)

Ploomは、日本国内で初めてリリースされたJT製の電子タバコです。2024年5月時点の商品は、「Ploom X ADVANCED」が販売されています。こちらの製品は火力が持ち味であり、最高加熱温度は約320℃まで達します。その一方で温度と気流を細かく調整でき、最後まで快適に吸えるのが魅力です。

ボタン操作をする必要がなく、スティックを挿入するだけで自動的に加熱がスタートします。充電時間が短いのも強みのひとつであり、約90分で20本の使用が可能です(劣化具合によって差が出る場合あり)。

カラーバリエーションも豊かで、全部合わせて16色あります。デバイス本体の価格は1,980円、フロントパネルは980〜1,480円です。初めてPloom X ADVANCEDを購入する場合は、「はじめて割」を利用すれば780円で買うこともできます。

ニコチン入りの電子タバコや加熱式タバコを吸う際の注意点

ニコチン入りの電子タバコや加熱式タバコを吸う際には、いくつかの注意点をしっかりと守る必要があります。自身だけではなく、周囲の人々に対してトラブルを引き起こしかねないためです。どのようなポイントに注意すればよいかを詳しくまとめます。

賞味期限に気をつける

まずチェックしたいポイントが賞味期限ですが、電子タバコのリキッドには明確な記載がなされていません。一般的に目安となるのは、開封後3カ月〜6カ月です(長く見積もっても1年間)。この期間には、なるべく使い終えるようにしましょう。

味をまろやかにさせる目的で、リキッドを空気に触れさせる使い方(スティープ)もありますが、月日が経ちすぎると逆に劣化が進みます。味も匂いも悪くなり、本来の旨みを楽しめなくなるので注意が必要です。

リキッドを放置しすぎて古くなった場合は、なるべく使わないで新しい商品を購入し直しましょう。また期間経過が近づいてから慌てて吸うことのないよう、計画的な使用を心がけてください。

リキッドは厳重に保管する

ニコチン入りのリキッドは、保管場所にも注意しなければなりません。直射日光の当たる場所に放置してしまうと、変色して鮮度が落ちることもあります。リキッドの成分であるグリセリンが、太陽の熱に温められて酸化するのが主な原因です。こうした現象を防ぐには、直射日光を避けつつ常温で保管しましょう。

また小さい子どもの手が届きやすいところに放置していると、甘い匂いが気になって飲んでしまう恐れもあります。特にニコチン入りのリキッドは、誤飲すると著しい健康被害を及ぼしかねません。必ず子どもの手が届かないところで管理してください。

さらにニコチンは、口だけではなく肌から体内に入りうる成分です。カバンに入れっぱなしにしていると、気付かずに液漏れしてしまう恐れがあります。漏れたリキッドに触れると、急性ニコチン中毒にもなりかねないので注意しましょう。

吸いすぎない

ニコチン入りの電子タバコを使用する際には、吸いすぎないように注意してください。ニコチンはアルカロイドの一種であり、毒性が強いとされている成分です。

吸いすぎると神経や肺に強い毒を与え、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を発症するリスクも高まります。COPDは、肺胞が傷つくことで呼吸不全や心不全に至りやすくなる病気です。肺がんのリスクを高めるともいわれているため、量には十分気をつけなければなりません。

ニコチンの摂取は程々にして、当該成分が含まれていないリキッドも併せて楽しむとよいでしょう。電子タバコにはさまざまなリキッドを混ぜるといった特有の特徴があるので、ニコチンがなくとも楽しめる製品です。ただしニコチンが含まれていなくとも、吸いすぎは避けてください。

喫煙マナーを守る

電子タバコも、喫煙マナーをしっかりと守る必要があります。ニコチンが入っているかどうかに限らず、周囲の人々のことを考えて楽しむようにしましょう。

何度も説明しているように電子タバコはタバコ製品ではないため、喫煙時のルールは若干緩く設けられているのが特徴です。紙タバコが禁止されていても、電子タバコの使用は認めているスペースもあります。とはいえ日本に広く普及している製品ではなく、加熱式タバコを吸っていると勘違いされても無理はありません。できる限り喫煙所を利用することをおすすめします。

また周囲の人々の中には、電子タバコ特有の匂いに嫌悪感を抱く人もいる可能性があります。思わぬトラブルを避けるうえでも、場所選びには十分に配慮してください。

まとめ

日本で販売されている電子タバコにはニコチンがなく、当該成分の入った製品を使用するには海外から個人輸入する必要があります。しかし税関の手続きや国独自のルールなど、さまざまな規制が入る可能性はあるのでしっかりと自分でもリサーチしてください。

ニコチンは毒性の強い成分であるため、購入後の取り扱いにも十分注意しましょう。
著者プロフィール

やまとの
セールスライター兼SEOライター。企業サイトのコラムを手掛けるほか、資格試験や就職試験に関するWebサイトを運営している
大学卒業後は公務員試験に合格後、市役所の福祉課に勤務。法律や財政の勉強をした後、ライターとして独立。
市役所時代の経験を生かしつつ「法律」「経済」の観点から幅広いテーマのコラムを作成するのを得意とする。
これまでも多くの企業の温泉や医療機器、法律に直接関連する記事を執筆した経験あり。
20 歳未満の者の喫煙は、法律で禁じられています。
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