電子タバコのリキッドはどこで買える?おすすめ人気製品も紹介
「自分にあったリキッドがわからない」
電子タバコは本体にもリキッドにもさまざまな種類があるため、上記のような悩みを抱えている方は少なくないでしょう。
そこで、本記事ではリキッドの基本知識と購入できる場所、選び方を解説していきます。
最後にはおすすめのリキッド17選も紹介しているため、自分にあった商品をみつける参考にしてください。
電子タバコのリキッドとは?メリットも紹介
ニコチンが添加されたリキッドは「ニコチンリキッド」と呼ばれ、明確に区別されるのが一般的です。
電子タバコのリキッドには3つのメリットがあります。
ニコチンやタールが入っていない
いろいろなフレーバー(味)を楽しめる
ランニングコストが安い
ニコチンやタールが入っていない
ニコチンはタバコの根で生合成され、葉に蓄積されるアルカロイドの一種で神経毒性の強い猛毒です。ニコチンが体内に取り込まれると報酬系と呼ばれる神経回路に作用して、心地良さをもたらしますが、強い薬物依存を引き起こします。
タールはタバコの煙に含まれる一酸化炭素や、ガス状成分を除いた粒子状の成分の総体です。タールにはベンゾピレン・芳香族アミン類・たばこ特異的ニトロソアミン類など、がんを引き起こす可能性がある物質が約70種類含まれます。
参照:タール|厚生労働省e-ヘルスネット
いろいろなフレーバー(味)を楽しめる
ただし、電子タバコのリキッドは3〜6カ月を目安に使い切るのがよいといわれているため、使いきれずに無駄にならないように注意しましょう。
また、電子タバコのリキッドは自作が可能です。いろいろなフレーバーのリキッドを楽しんだ後は、フレーバーを自作するのも楽しいでしょう。
自作リキッド作りに必要なベース材やエタノールはネット通販や薬局で簡単に揃います。
ランニングコストが安い
電子タバコのリキッドは60mlで約3,000円前後で売られています。消耗品のPODやコイルは2週間に1回程度の交換が必要ですが、コストは1カ月に1,000円前後です。合計しても4,000円前後におさまります。
一方、1箱500〜600円前後のタバコを15箱購入すると7,500円〜9,000円です。
電子タバコの本体は繰り返し利用できるため、長期間利用するほどタバコと比べてランニングコストが安くなります。
電子タバコのリキッドや本体はどこで買える?
・電子タバコ専門店
・電子タバコ専門店の通販サイト
・楽天・Amazonなどの大手通販サイト
・コンビニ
・ドンキホーテ・家電量販店
それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
電子タバコ専門店
さらに、東京と大阪に店舗を構える「vape studio(ベイプスタジオ)」では、約300種類の商品を取り揃えており、リキッドは全商品が無料でお試しできます。
種類が多くて迷ってしまう場合には、スタッフに人気商品やおすすめ商品を聞いてみましょう。
【電子タバコ専門店のメリット】
豊富な種類の中から選べる
電子タバコに詳しいスタッフと相談しながら選べる
リキッドを試してから購入できる
【電子タバコ専門店のデメリット】
店舗数が少ない
電子タバコ専門店の通販サイト
また、電子タバコ専門の個人輸入代行サイトを利用する方法もあります。個人輸入代行サイトでは、販売が薬機法で事実上禁止されている「ニコチンリキッド」のような他の通販サイトでは扱っていないリキッドの個人輸入も可能です。
【電子タバコ専門店の通販サイトのメリット】
豊富な種類の中から選べる
店舗が近くになくても購入できる
通販サイト限定の割引キャンペーン(vape studioなど)
【電子タバコ専門店の通販サイトのデメリット】
送料がかかる
店舗のように試してから購入できない
楽天・Amazonなどの大手通販サイト
一方、販売者が分からず、専門店と比較して信頼度が低いというデメリットもあります。また、同一商品が複数の販売者により異なるページで販売されていることがあるため、商品を見つけにくいと感じるでしょう。
【電子タバコ専門店の通販サイトのメリット】
気軽に購入できる
専門店で取り扱っていない商品もみつけられる
【電子タバコ専門店の通販サイトのデメリット】
販売者の信頼性が低い
商品をみつけにくい
コンビニ
しかし、コンビニの中でも電子タバコを取り扱っているのはセブンイレブンやファミリーマートなど、一部のコンビニに限られます。
また、専門店や通販サイトと比較して商品の選択肢が少ないのもデメリットです。
【コンビニのメリット】
気軽に購入できる
実際に商品をみて購入できる
【コンビニのデメリット】
取り扱っているのは一部のコンビニのみ
扱っている電子タバコの種類が少ない
ドンキホーテ・家電量販店
家電量販店は専門店ほどの豊富な取り扱いはありませんが、コンビニと比較するとより多くの商品を取り扱っています。
ドンキホーテは専門店にも引けを取らない品数を揃えていることが多く、実際に商品を試すことはできなくても、リキッドの香りを確かめられる店舗が増えてきています。
【ドンキホーテ・家電量販店のメリット】
比較的気軽に購入できる
実際に商品をみて購入できる
一部店舗ではリキッドの香りを楽しめる
【ドンキホーテ・家電量販店のデメリット】
スタッフが電子タバコの知識があるわけではない
家電量販店は取り扱い数が少ない
電子タバコのリキッドを選ぶ際のポイント
・フレーバー(味)
・成分の比率
・容量・コスパ
自分にあったリキッドをみつける参考にしてください。
フレーバー(味)
リキッドのフレーバーの種類は国内外の商品をあわせると膨大な数になりますが、大きく5つのタイプに分けられます。
・タバコ味
・メンソール・ミント味
・フルーツ味
・デザート系の味
・飲料系の味
フレーバー選びに迷ってしまう方は、まずは自分の好みのタイプを考えて、そこから厳選していきましょう。
また、好みのタイプが分からない方は、さまざまなフレーバーがセットになった商品を購入して確かめてみるのもおすすめです。
それぞれのフレーバーの特徴を紹介していきます。
タバコ味
反対にこれまで紙巻きタバコを吸ってこなかった方は、濃い味はキツいと感じる可能性があるため、薄い味から始めましょう。タバコと以下のようなフレーバーがブレンドされたリキッドもおすすめです。
・キャラメル
・カスタード
・スパイス
・洋酒
・バニラ
・ナッツ
・シナモン
・アップル
メンソール・ミント味
メンソール・ミント味は他の味と混ざっている商品が多いです。たとえば、メンソールとフルーツ味のリキッドであれば、爽快感と甘みを同時に楽しめます。
メンソールが強いリキッドは吸うとむせてしまうことがあるため、電子タバコ初心者の方はメンソールが薄めの商品を選ぶことをおすすめします。
フルーツ味
フルーツ味はタバコ系ほどのクセがなく、デザート系ほどの甘さがなく、メンソール系ほどのパンチがありません。誰からも好かれる味になっています。
選ぶフルーツ次第で甘さや酸味、爽やかさなど違った味わいを楽しめるのも特徴です。商品によっても甘さや味の濃さが異なるため、口コミなどを参考に自分にあうリキッドを選びましょう。
デザート系の味
なお、甘みの強い味を吸い続けると「気持ち悪くなる」という方もいます。初めてのリキッドとして1本だけ購入する場合には、甘さが強すぎないリキッドがおすすめです。
デザート系の味
コーヒーや紅茶などの日頃口にする飲料の味や、バカンス気分を味わえるピニャコラーダなどのカクテルの味、カフェインが含まれたエナジードリンク味など種類が多いです。
眠いときにはエナジードリンク味、リラックスしたいときには紅茶味といった使い分けができます。
成分の比率
それぞれの特徴を簡単にまとめたのが次の表です。
成分名 | 成分比率 | 特徴 |
PG(プロピレングリコール) | 30〜50% | ・無色無臭のやや粘稠な液体 |
VG(植物性グリセリン) | 50〜70% | ・無色のやや粘性がある液体 |
香料 | 5% | ・メーカーがオリジナルにブレンド |
PG(プロピレングリコール)
保湿作用・湿潤作用・静菌作用・乳化作用があり、医薬品や化粧品のベースとして使用されています。生めんや餃子の皮、唐揚げ用のお肉など、品質改善のためにPGが含まれている加工食品も多いです。
リキッドにおけるPGの成分比率の目安は、30〜50%前後です。
PGには乳化作用があるため、一般的にPGが多く含まれたリキッドは「フレーバーの乗りがよい」といわれ、フレーバーの豊かな味わいを楽しめます。
また、静菌作用があるため、保存可能期間が比較的長いのもPGの成分比率が高いリキッドの特徴です。
VG(植物性グリセリン)
リキッドにおけるVGの成分比率の目安は、50〜70%前後です。VGの比率が高くなると発生する水蒸気の量が増えるため「爆煙系」と通称される大量の水蒸気を楽しめる商品には、VGが多く含まれます。
香料にもVGを利用した「VG100%」のリキッドもあります。しかし、VGは粘度が高いため、慣れていない方が使用するとコイルの焦げ付きなどを起こしてしまう可能性があるため、注意しましょう。
また、一般的にVGは粘度が高く香料と混ざりにくいため、VGの成分比率が高いリキッドは味の再現性が落ちるといわれます。
香料
香料に使用されている成分はメーカーにより異なりますが、一般的なのは飲料や食料にも使用される食品香料です。
食品香料は天然成分や化学的に合成された成分などを組み合わせて香りが組み立てられ、リキッドに適した油溶性香料に製剤化されます。
各メーカーはさまざまなブレンドをすることでオリジナルの味わいを研究しており、どのような香料を使用しているかは公表していません。
容量・コスパ
リキッドは0.1mlでタバコ1本分に相当するため、好みでなかった場合、大容量だと吸いきれない可能性があります。
また、吸う頻度も考慮しましょう。
リキッドには賞味期限はありませんが、3〜6カ月を目安に使い切るのが良いとされます。吸う頻度が低い方が大容量を購入すると、吸いきれない場合があります。
反対に吸う頻度が高い方の場合、割安な大容量のリキッドを選んだ方がコスパが高いです。
さらに、メーカーによって同じ容量でも値段に開きがあるため、安いものから試してみるのもよいでしょう。
フレーバー別!人気の高い電子タバコのリキッドおすすめ17選
【タバコ味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
【メンソール・ミント味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
【フルーツ味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
【デザート系の味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
【飲料系の味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
【ノンフレーバー】電子タバコのリキッドおすすめ2選
楽天のような大手通販サイトでリキッドを検索すると、数千以上の商品が出品されており、迷ってしまう方も多いでしょう。
自分にあったリキッドをみつける参考にしてください。
【タバコ味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
・SAROME|レギュラータバコ
・French Lab|バタータバコ
・HOT SHOT LIQUID|レギュラータバコ
SAROME|レギュラータバコ
余計なフレーバーが入っていないため、吸い続けてもくどく感じない人が多いようです。紙巻きタバコ愛煙家や禁煙を目的に電子タバコを始めた方におすすめです。
メーカー | SAROME |
参考価格 | 容量:50ml |
French Lab|バタータバコ
メーカー | French Lab |
参考価格 | 容量:50ml |
HOT SHOT LIQUID|レギュラータバコ
HOT SHOT LIQUIDは禁煙・節煙に特化したブランドであり、ホットショットはタバコを吸っているような喉への刺激をメンソールなしで再現したオリジナル香料です。
重厚なタバコのフレーバーに「ホットショット」の刺激を足した吸い応え抜群な味わいを楽しめます。
メーカー | vape studio |
参考価格 | 容量:50ml |
【メンソール・ミント味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
・SAROME|メンソール 極(きわみ)
・vape studio|白霞(ハッカ) ピュアメンソール 中辛
・Kawaiivape|メンソール
SAROME|メンソール 極(きわみ)
メーカー | SAROME |
参考価格 | 容量:50ml |
vape studio|白霞(ハッカ) ピュアメンソール 中辛
「白霞(ハッカ)ピュアメンソール中辛」以外にも以下の2つのリキッドがあり、好みに応じて選べます。
・白霞(ハッカ)ピュアメンソール甘口Sweet
・白霞(ハッカ)ピュアメンソール辛口SuperDry
メーカー | vape studio |
参考価格 | 容量:30ml |
Kawaiivape|メンソール
メーカー | Kawaiivape |
参考価格 | 容量:30ml |
【フルーツ味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
・TOKYO CRAFT LIQUID|ライチ
・Mystic Juice|フルーティ フォレスト
・Mystic Juice|すいか
TOKYO CRAFT LIQUID|ライチ
爽快感がプラスされており、甘すぎず後味がスッキリしているため、フルール味の中でも飽きにくいでしょう。
メーカー | vape studio |
参考価格 | 容量:60ml |
Mystic Juice|フルーティ フォレスト
フルーティ フォレストは「森の新鮮な果物」をイメージし、森になっているさまざまなベリーをギュッと絞ってミックスしたような味わいを楽しめます。
メーカー | Mystic Juice |
参考価格 | 容量:50ml |
Mystic Juice|すいか
メーカー | Mystic Juice |
参考価格 | 容量:50ml |
【デザート系の味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
・BI-SO|バニラカスタードクリーム
・VAPE SAPPORO|ヨーグラ
・MK Lab Koi-Koi|三光 THREE GLORY
BI-SO|バニラカスタードクリーム
2種類のバニラとカスタードクリームのフレーバーが上品にブレンドされています。甘いフレーバーが好きな方だけでなく、電子タバコが初めての方にもおすすめです。
メーカー | BI-SO |
参考価格 | 容量:15ml |
VAPE SAPPORO|ヨーグラ
高出力だとヨーグルト感を、低出力だとライチ感を強く味わえるため、気分によって変えられるのも魅力です。
メーカー | VAPE SAPPORO |
参考価格 | 容量:60ml |
MK Lab Koi-Koi|三光 THREE GLORY
メーカー | MK Lab |
参考価格 | 容量:60ml |
【飲料系の味】電子タバコのリキッドおすすめ3選
・TOKYO CRAFT LIQUID|こうちゃ
・MK Lab MkVape:カフェドベイプ(コーヒー&チョコレート&&ナッツ)
・MkLab Koi-Koi|雨流れ 弍(いちごみるく)
TOKYO CRAFT LIQUID|こうちゃ
メーカー | TOKYO CRAFT LIQUID |
参考価格 | 容量:60ml |
MK Lab MkVape:カフェドベイプ(コーヒー&チョコレート&ナッツ)
メーカー | MK Lab |
参考価格 | 容量:60ml |
MkLab Koi-Koi|雨流れ 弍(いちごみるく)
メーカー | MK Lab |
参考価格 | 容量:60ml |
【ノンフレーバー】電子タバコのリキッドおすすめ2選
・BI-SO|WHITE MIST
・プルプラ|グリセリン(VG) プロピレングリコール(PG)
BI-SO|WHITE MIST
メーカー | MK Lab |
容量: | 30ml |
参考価格 | 1,100円(税込) |
ルプラ|グリセリン(VG) プロピレングリコール(PG)
メーカー | MK Lab |
容量: | 120ml |
参考価格 | 1,380円(税込) |
電子タバコやリキッドに関するよくある質問
ニコチン入りのリキッドはどこで買える?
しかし、海外サイトから購入または個人輸入代行業者の利用で購入できます。
ただし、海外サイトの利用時には、ニコチン以外の有害物質が含まれている商品や偽物を購入しないように注意しましょう。
リキッド式の電子タバコの本体のおすすめは?
・Aspire Minican(ミニカン)スターターキット
・Eleaf iJust (アイジャスト)) P40 スターターキット
Aspire Minican(ミニカン)スターターキット
メーカー | Aspire |
タイプ | POD |
参考価格 | 1,540円 |
Eleaf iJust (アイジャスト) P40 スターターキット
電子タバコの種類については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご確認ください。
>>電子タバコの種類を徹底解説|おすすめ人気ランキング・値段一覧も
メーカー | Eleaf |
タイプ | POD(コイル交換式) |
参考価格 | 5,940円 |
まとめ
フレーバーには主に以下の5種類があります。
・タバコ味
・メンソール・ミント味
・フルーツ味
・デザート系の味
・飲料系の味
PG・VGの比率や容量・コスパにも注意しながら、自分にあったリキッドをみつけましょう。
與良涼
喫煙歴8年のヘビースモーカー。ライターとして紙巻きタバコ・電子タバコ・葉巻に関する記事を複数のメディアで執筆。
電子タバコ専門店で3年の勤務経験あり。好きなタバコの銘柄はウィンストン。好きな電子タバコの味はメンソール・コーヒー味。
ライターの傍ら、英語圏でインフルエンサー活動を行っており、全SNSの総フォロワー数は70万人以上。皮肉を交えたジョークを日々発信している。