オリコンニュース
プリキュア×ガンプラ? 6歳娘が手掛けた『キュアズゴック』、SNS絶賛に父嫉妬「やはりニュータイプには勝てない」
父の影響で4歳からガンプラに興味…『水星の魔女』でグエルくんに一目惚れ
ヒット4歳の頃から、私が作ったガンプラを見て「これは何て言う名前?」と聞くようになりました。さらに『水星の魔女』を一緒に見ると、グエルくんに一目惚れ。「ダリルバルデ作って」とせがまれ、作るとしばらく遊んでましたね。
――娘さんが「ガンプラ」に興味を持ったことについて、お父さんはどのように思われましたか?
ヒット「作ってみたい」と言われた時はうれしかったですね。うれしくて「スレッタのプラモが欲しい」と言われた時は速攻で買いに行きました(笑)。
――娘さんのいいなりですね(笑)。娘さんはガンプラのどのようなところが面白いと言っているのですか?
ヒット塗装ですね。色を混ぜたり塗ったり。色を混ぜると別の色になるのが面白いようです。ぬり絵も好きなんですが、混ぜた色を立体物に塗るのが本人的に斬新らしくて。鼻歌混じりでペタペタ。ちなみに鼻歌もプリキュアでした。
――お父さんから見て、娘さんの“ガンプラ力”はいかがですか?
ヒット娘のガンプラ力は未知数ですが、きっとニュータイプだと思います。
―そんな“ニュータイプ”の娘さんの作品が多くの注目を集め、取材を受けることについて、“モデラー”としてのお父さんの本音をお聞かせください。
ヒット嫉妬です(笑)。取材の申し込みがあった時も「ついに俺もそのレベルになったか」と思ったら、娘の方だったので盛大にズッコケました。やはりオールドタイプはニュータイプに勝てないですね(笑)。しかし娘の作品が皆さんからたくさんの「いいね」をもらったり、取材を受けたりするのは親としてすごく誇らしいです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ズゴック×プリキュアなんて思いつかない「こだわりがないから柔軟な発想ができた」
『キュアズゴック』の塗装を手掛けるヒット氏の娘・いじゅ氏
制作・画像提供/ヒット氏・いじゅ氏 (C)創通・サンライズ『ハロ』の塗装を手掛けるヒット氏の娘・いじゅ氏
制作・画像提供/ヒット氏・いじゅ氏 (C)創通・サンライズヒット氏の娘・いじゅ氏が塗装を手掛けた『ハロ』
制作・画像提供/ヒット氏・いじゅ氏 (C)創通・サンライズ
ヒット昨年、私がシャア専用ズゴックと量産型ズゴックを立て続けに作っていた時、娘はずっと側で見てました。「爪が3つのヤツはズゴック」と覚えたみたいで。「ガンプラに色塗ってみたい」と言ったのでいくつか並べて選ばせたら、ズゴックが鹵獲(ろかく=倒した敵の兵器や軍用品をその後に生かすために獲得すること)されました。
――作品名が『キュアズゴック』ということですが、「プリキュア」×「ガンプラ」という発想はどのように生まれたのでしょうか?
ヒットYouTubeでリカちゃん人形をプリキュアに改造する動画を熱心に見ていたので、プリキュアカラーにするイメージは、すぐに出てきたんじゃないかと思います。プリキュア図鑑を目の前に置いて塗装してましたし。「ズゴック」を「プリキュア」とコラボさせるなんて、長年ガンプラを真面目に作ってきた私には全く思いつきませんでした。モビルスーツはこうあるべきという考えが凝り固まっているので。娘はいい意味でこだわりがなく、柔軟な発想が出来たんだと思います。
――素晴らしい発想力ですね。塗装は何かアドバイスをされたのですか?
ヒット「筆に色を着けてこうやって塗るんだよ」って何回かやって見せただけです。考えるんじゃない、感じるんだってノリで(笑)。保育園で習字を習ってるので、筆の使い方とかは理解してたみたいです。
――本作を作る際に一番こだわったところ、一番苦労した部分をそれぞれお教えください?
ヒット一番のこだわりは「自由」を制限しない事。とにかく好きなようにさせることですね。苦労したのは娘のイメージを具現化出来るよう、バックアップに専念したこと。ついつい口や手を出したくなっちゃうので(笑)。娘は爪の色にこだわってました。マニキュアのイメージで「カワイイ色にしたい」と頑張って調色してましたね。
――娘さんは、本作を制作したことの感想をどのように言っていましたか?
ヒット「パパと同じズゴックをカワイイ色に出来てすごく楽しかった。一緒に色を混ぜたり教えてもらったりするのが楽しい。また塗ってみたい」と言っています。しかも、「今度はザク!パパのお部屋にザクがいっぱいあるの知ってる」と。今度はザクが鹵獲されるようです(笑)。
娘作のいいね数は、父作の4倍「私のズゴックももっといいねしてよ(笑)。これが本音」
ヒット私が作ったズゴックの約4倍のいいねを皆さんから頂きました。ちょっと待って。私のズゴックにももっといいねしてよ(笑)。これが本音です。受け止めきれない(苦笑)。ちなみに娘はドヤ顔で「パパよりいっぱい『いいね』きてスゴイ!たくさん誉められてうれしかった。ありがと」と言って、照れて逃げました(笑)。
――娘さんは、完全にお父さんより立場が上ですね(笑)。それにしても、親子のコミュニケーションツールとして、ガンプラが存在するのは素晴らしいですね。ガンプラを通じて子どもたちと触れ合うことについてどのように思われますか?
ヒット正直、おままごとやどこか遊びに連れて行くのが少し苦手なダメな父親ですが、ガンプラなら思いっきり一緒に遊べて楽しめる。一緒に遊んでも親が楽しくなかったら、子どももきっとつまらないと思います。一緒に楽しめるガンプラって素晴らしいと思う。もっとこういう機会を増やしたいですね。
――親子でガンプラを制作するうえで一番大切にしていること、信条をお教えください。またヒットさん親子にとって「ガンプラ」とは?
ヒット「チャレンジ」です。やってみたいと言ったらどんどんやらせてみる。何でもやってみないことには何もわからない。さすがにニッパーやカッター、塗料など扱う時はきちんと見守り、多少制限する時もありますが。上手く出来ても失敗しても、後々その経験は活かされると思っています。私たち親子にとってガンプラは、遊びと勉強の両方ですね。
――素晴らしいですね。でも6歳で塗装を覚えると、娘さんの今後の“ガンプラ道”も楽しみです。今後娘さんにはどのようになってほしいですか?
ヒットガンプラを教えている訳ではないのですが、娘の側で作っているので、勝手に見て覚えてるんだと思います。ガンプラを作りたいと言うのであればいくらでも作らせるし、いくらでも教えます。私の唯一の得意分野ですので(笑)。
ガンプラにハマって欲しいのが正直なところですが、なんでもいいので熱中出来るものを見つけて欲しいと思っています。娘は将来美容師になりたいと言ってます(今のところ)。ガンプラで刃物の扱いや造形、色彩感覚を養えば、美容師になったとき少しはガンプラでの経験が役に立つかも知れませんね。