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【サウナ】“サウナはおじさんの場所”イメージ払拭…プロレスラー勝俣瞬馬、“熱波師”としての仕事を語る「一過性のブームに懸念」

熱波師は、まだそれだけでお金を稼げる仕事として成り立っていない

――熱波師としてこれからどのような活動をしていきたいと考えていますか。

勝俣瞬馬 まだ熱波師だけではお金を稼げる仕事として成り立っていない世界ですが、アウフグース・プロフェッショナルチームが、ひとつの仕事として成り立つように動いてくれている。だから僕もその人たちの力になれるように頑張りたい。

――プロレスラーであり熱波師である勝俣さんだからできる活動もありそうですね。

勝俣瞬馬 プロレスでサウナを盛り上げたいし、その逆の気持ちもあります。でもまず、僕たちはすごくサウナが好きでサウナの良さを発信していきたい。その上で、サウナとプロレスで新しい何かを作っていけたらいいですね。
――サウナが好きでやっているところが大きいと思いますが、熱波師として世の中に存在感を示したいという気持ちもありますか?

勝俣瞬馬 そうですね。いま熱波師もたくさんいて、そのなかで知名度を上げていきたいのはあります。機会があればもっとメディアに出たい気持ちもありますが、“サウナ好きテレビタレント”を狙っているわけではありません。DDTのThe37KAMIINA(サウナカミーナ/勝俣、竹下幸之介、上野勇希、MAO、小嶋斗偉)のメンバーと一緒に、プロレスもサウナも盛り上げていきたいです。

――かつて昭和のサウナは、いかついオジサンが通う敷居が高いイメージでした。いまでは女性がひとりで行って楽しめる女性専用サウナも増え、イメージがすっかり変わりました。

勝俣瞬馬 サウナ動画を配信するYouTuberも多く、ドラマ『サ道』を始め、メディアで取り上げられることが増えて、サウナに入ってみたいと思う若い世代が増えているのではないでしょうか。20代後半から30代前半のサウナーは、自分たちでサウナを作ったりしています。レディースデイを設定するなど、施設でも女性客を増やそうと努力していて、かつての“サウナはおじさん”のイメージから大きく変わりました。

新しい客が増え常連が減る…ブームの裏側で問題視されるサウナの入り方とマナーの周知

――ブームになるのはいいことである一方、消費されて一過性で終わるような諸刃の剣になる面もあると思います。

勝俣瞬馬 サウナブームで若い人たちが来てくれるのは嬉しいことですが、なかにはマナーが悪い人もいて、常連客が来なくなってしまうという話も聞きます。ブームの影であまり表には出ていない部分ですが、新しいお客さまが10人来ても、常連さんが5人いなくなってしまったら意味がない。難しいところですが、もっとサウナの入り方やマナーを周知していかないといけないと感じています。ブームを一過性で終わらせず、文化にしていくことが大事です。

――ライトなファンが増えるのを嫌ったり、マウントを取りたがる人たちも増えていそうです。

勝俣瞬馬 いま実際にそれが起きている状況です。『マツコの知らない世界』に出演していろいろな施設を紹介すると、「客が増えるからやめろ」「混んでほしくない」といった声もネットに上がりました。せっかく皆で盛り上げようとしているんだから、「人が来たら嫌」ではなく、「どうしたら皆が嫌な気持ちにならずに楽しめるのか」を考えていくことが大切だと思っています。初心者に対してマウントを取る場面もよく見かけますが、初心者を突っぱねていたら、そこで終わってしまう。そうはなってほしくないと切に願っています。
――勝俣さんにとってのサウナとは?

勝俣瞬馬 僕にとっては“日常”です。サウナは“心の洗濯”で外見もそうですが、内面もキレイにしてくれます。サウナ好きになってから、常にメンタルを維持できるようになりました。2018〜2019年の夏くらいまで、プロレスへのモチベーションがすごく下がった時期がありました。顔面骨折など、運が悪いことが重なって、プロレスが苦になっていました。それがサウナに入るようになってから、体が軽くなった感じがして、スッキリしたんですよね。それからは、僕のメンタルを支えてくれているのはサウナです。

――サウナは、仕事でありながら人生の楽しみなんですね。

勝俣瞬馬 そうですね、それが一番。昔から金銭面より好きなことをして生きていきたいと思うタイプなので、好きなことでないと続かない。いまはすごく好きなことをやらせてもらって、楽しく生きています(笑)。

(文/武井保之)
『Summer Vacation 2022』
【開催日時】7月24日(日) 開場10時30分/開始11時30分
【会場】東京・後楽園ホール
※大会の模様は、「WRESTLE UNIVERSE」で独占生中継。ただ今、2週間無料トライアル実施中!
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