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時価総額4000万円以上 香港在住コレクターが『遊戯王』カードで学んだ人生哲学「重要なのはチャンスをものにすること」

インターネットが可能にした珠玉のコレクション3選

――現在までにどのくらいの枚数を集めていらっしゃいますか?またそこにかけた総額はどのくらいでしょうか?
Ray Chanカードの実際の総数は…わかりません。(希少価値が高く高額な)ハイエンドカードや初期カードに力を入れ、これまでに1500万円以上使ってきました。 しかし、最近の『遊戯王』カードの価格は上昇を続けており、私のコレクションの合計金額は現在4000万円を超える可能性があります。

 コレクションするうえで、香港のカードストアにはハイエンドカードはなく、日本が最適な場所であるのは間違いありません。でも、最近ではオンラインショッピングでハイエンドカードを簡単に購入できるようになっています。もちろん、国から国へ出荷しなければならないので、危険が伴いますが。
――時価4000万円のコレクションのなかでも、ご自身にとって一番思い入れの深いカードはどれですか?
Ray Chan私はさまざまな種類のハイエンドカードを集めましたが、それらのほとんどは私のお気に入りのコレクションです。中でもこの3つを紹介します。
T2セット(闇道化師と化したマサヒロ、髑髏の司祭ヤスシ、山岳の闘士トモヒロ)
Ray ChanT2セットは私が最初に集めた賞品カードセット。2000年の第二回全国大会の1位〜3位の人に贈られたものです。これらのカードは、遊戯王モンスター、優勝者の顔がミックスされた特別なデザインなんです。闇道化師と化したマサヒロと山岳の闘士トモヒロは、日本のコレクターから、髑髏の司祭ヤスシは、このセットを完成させるために、2018年に中国本土に行き購入しました。本当に遠かったです。
アクア・マドール
Ray Chanアクア・マドールは、私が7歳だったころ、『青眼の白龍伝説』シリーズのパックから最初に引き出したカード。このカードにはたくさんの思い出が詰まっています。あれから17年、私も成長し、アクア・マドールの限定版を購入しました。
VジャンプAセット(女剣士カナン、地獄の裁判、13人目の埋葬者)
Bセット(エルフの剣士、深淵の冥王、タートル・タイガー)
Ray Chanこの2つのセットは世界で50しかない限定のもので、1999年に行われた『Vジャンプ』の懸賞の当選者のみに与えられました。2013年に日本に旅行し、中野ブロードウェイに行ったときに目にしましたが、既に高価でした。これら2つは私にとって夢のセットなので、2017年に『遊戯王』カードの世界に戻ったとき、ターゲットに設定し、ゲットしました。
――数千万円のコレクションのなかで、もっとも高価なカードはどれですか?
Ray Chan私が現在持っている中で最も高価なカードは、『青眼の究極竜&ファイヤーウイングペガサス』の東京ドーム試作カードだと思います。この2枚のカードの実際の価値はわかりませんが、2,500万円を超える可能性があります。私は自分のコレクションの多くを犠牲にして、日本の親友であるコレクターから購入しました。とても感謝しています。
――これらのカードは、普段どのようにして保管されているのですか?
Ray Chan自分の部屋にショーケースがあるので、最もお気に入りのコレクションをすべてそこに入れ、残りのコレクションは電子の防湿ケースに保管しています。片付けのために部屋に行かない限り、私はその部屋の照明もつけません。毎日、エアコンもつけています。

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