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実は「飛び出したら勝ち」だった?45周年『黒ひげ危機一発』ルール変更に至る物語

リアルなコミュニケーションの活性化こそ、『黒ひげ』が背負った使命

 ファミリー向けゲームとして開発された『黒ひげ危機一発』だが、45年の歴史でユーザー層もあらゆる世代へと広がった。複数人で盛り上がれるゲームだけに貸し出しサービスを行っているカラオケボックスやパーティスペースなどは多く、さらに最近は「刺す場所を考える思考性」「飛び出したときの刺激」が脳を活性化させるのではということで、高齢者施設で利用されるケースも増えているという。またこれまでに実に81種類、47ヶ国で1500万個を売り上げるなど世界中に普及しており、海外では『POP UP Pirates』という商品名で親しまれている。このように今や定番中の定番として社会のあらゆるシーンに浸透した『黒ひげ危機一発』。しかし池田氏は「危機感は常に持っています」と身を引き締める。

池田氏今は情報化社会で、トレンドのサイクルも早い。いかに定番と言っても、世の中に対して常に『ここにいるよ』と声をあげていかなければ、忘れられてしまうのは簡単なことです。『黒ひげ』も基本ラインは45年変わらないのですが、実は毎年のように新商品や新展開を打ち出しています。過去には音声付きや樽が振動するギミックを盛り込んだ黒ひげを発売したことも。また映画やアニメなどの人気キャラクターやマツコ・デラックスさんなど人気タレントの方との"コラボ黒ひげ"も増えています。最近はありがたいことに、『黒ひげとコラボしたい』と逆にオファーいただくことも多いですね。
 デジタルゲームが全盛となってもなお、『黒ひげ』をはじめとするアナログゲームが求められ続ける理由。それはデジタルでは補完しきれない価値がそこにあるからだ。

池田氏現代は家族や友達で集まってもそれぞれがスマホを見ていたりと、リアルなコミュニケーションがなかなか生まれにくくなりました。これからの時代、1つのゲームでワイワイ盛り上がる中で生まれる会話や笑いはますます貴重なものになってくると思います。大げさかもしれませんが、『黒ひげ』もそんな使命を負ったゲームの1つになったのではないかと。私たちも『黒ひげは元気だよ』ということを、これからさらに積極的に世の中に向けて発信していきたいですね。

文/児玉澄子
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