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(更新: ORICON NEWS

【コスプレビフォーアフタ― アーカイブ】毎週更新! 美人レイヤーの“素顔”大公開

社員も兼務する美女レイヤー「将来はコスプレを取り入れたブライダルを提案したい」

 漫画やアニメ、ゲームなどと並び、日本を代表するポップカルチャーの一角として、海外でも認知されているコスプレ。最近では、テレビ番組や雑誌のグラビアページなどでも特集を組まれる機会が多く、 “誰でも気軽に楽しめる趣味”として、より幅広い層に浸透し始めている。今回は、コスプレイヤーが多数所属するプロダクションの社員としても活躍するコスプレイヤー、みるおさんにインタビューを実施。裏方としてもコスプレに携わる彼女に、業界の現状を語ってもらった。

「クライアントに“できること”を明確に伝えて仕事をしたい」

――自己紹介をお願いします。

【みるお】コスプレイヤーが多数所属するプロダクションに所属しながら、同社の正社員として、二足のわらじで活動しています。同社がカフェバーも経営しているので、そちらにも定期的に出勤しています。

――どういった経緯で、プロダクションに所属されることになったのでしょう?

【みるお】憧れのブライダル業界の会社から内定をいただいていたんですけど、学校を卒業して社会人になるタイミングで、現事務所から「社員として働かないか」とお声掛けいただき、いろいろ考えた結果「説得力のある提案ができるようさまざまな経験を積んでから、ブライダル業界へ戻ろう!」という決意をしました。

――フリーランスではなく、プロダクションに所属しようと思われた理由は?

【みるお】もともとはフリーで活動していたんですけど、個人だと連絡のやり取りや、ギャランティの交渉がいろいろとたいへんで。トラブルを避けるためにも、サポートしてくれる組織に所属したほうが安心だと思い、籍を置かせてもらうことにしました。
――仕事となると、趣味でコスプレを楽しむときとは勝手が違いますからね。

【みるお】そうですね。それに、事務所に所属するようになってから、仕事に対する取り組みかたにも変化がありました。フリーランスのときは何か問題が起きても、自分責任でしたが、所属するとなると、私個人のミスが事務所そのものの評判に繋がってしまうので。ほかの所属レイヤーに迷惑をかけないためにも、これまで以上に真摯な気持ちで、お仕事に取り組もうという意識が強くなりました。

――コスプレイヤーとしてだけでなく、裏方のスタッフとしても業務に携わることで、新たな発見もあったのでは?

【みるお】ここ数年でコスプレも広く認知されるようになり、多くの企業様からオファーをいただけるようになりましたが、それでもまだ「コスプレイヤーをアサインしたものの、どんな業務を任せていいのか分からない」という案件も多くて。ですから、こちらから「こんなこともできますよ」と明確にお伝えして、より満足していただけるお仕事をさせていただきたいなと思っています。

レイヤーも多様化「得意なダンスやトークを活かした“自分に合った活動”をしていきたい」

――コスプレイヤーを取り巻く環境は、ここ数年で大きく変わってきたように思うのですが、直に感じることはありますか?

【みるお】コスプレを楽しめるイベントが、全国各地で大々的に開催されるようになったことが大きな変化ではないかと思います。それに、もともとは“ちょっと変わった趣味”だったコスプレですが、ここ数年でタレント活動をするレイヤーさんも増えてきて、“表に出て積極的に楽しむ趣味”という側面が強くなったんじゃないかな。

――そのような現状において、みるおさんご自身が多くのファンから支持されている理由は何だと思われますか?

【みるお】私なんてまだまだですが、応援してくれる方たちからは、「人前に出て喋ったり、踊ったりする姿が元気いっぱいで、親近感が湧いた」とか、「個性が出ていておもしろいから、もっと喋っている姿や踊っている姿を見てみたい」といった言葉をいただいています。

――コスプレのクオリティに加え、トーク力やダンスのうまさも支持されているポイントというわけですね。

【みるお】写真だけで自分の世界観を構築されているレイヤーさんも大勢いる中で、動画やイベントなどの現場で元気に動いている姿を好意的に受け取ってくださる方が多いので、その個性を活かした“自分に合った活動”をしていきたいなぁと思っています。
――自分らしいやり方で無理なく続けることが、長続きの秘訣というわけですね。ちなみに、コスプレを卒業するタイミングを考えたりしたことは?

【みるお】コスプレ活動のほか、ゲーム実況チャンネルを立ち上げてMCしたりと、いまは毎日楽しくお仕事させていただいているので、卒業のことは考えたことないですね。いつか満足して、「興味のあることはすべてやり切った」と感じたときは、次のステップを考えるかもしれないですが、やりたいことはこれからもどんどん出てくると思うので、いまはとことん、楽しいと思えることを追求していきたいです。

――冒頭で話題に上がった、ブライダル業界の仕事をしたいという考えは、今でもありますか?

【みるお】その気持ちは今でもあります。これからは結婚式のスタイルも、時代に合わせてどんどん変わっていくでしょうから、コスプレ要素を取り入れたブライダルがあってもいいと思うんですよ。式を挙げるおふたりが、アニメやゲームが好きな方たちであれば、ウェディングドレスのデザインはもちろん、お出しする料理やウェディングケーキも、そうした世界観を反映する形で作らせていただいたり。

――みるおさんにしかできない提案かもしれないですね!

【みるお】いまのプロダクションに所属しながら学び、いつかブライダル業界に戻った時に活かせたらいいなと思います。これからも楽しみながらお仕事していきたいですし、やりたいこともたくさんあります。夢が広がりますね!
取材・文/ソムタム田井
取材協力/12COMPANY.
http://12company.co.jp/
みるおTwitter:@lth1212

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