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【上半期本ランキング】将来への不安が顕著に?「お金」「老後の生き方指南」に関心高まる
◆BOOK 1位〜25位 ◆作家別 1位〜5位
◆コミック 1位〜25位 ◆作品別 1位〜5位
◆文庫 1位〜25位 ◆作家別 1位〜5位
<<ジャンル別ランキング表>>
◆ライトノベル作品別 1位〜10位 ◆ビジネス書 1位〜10位
◆文芸(小説) 1位〜10位 ◆ライトノベル 1位〜10位
◆タレント本 1位〜10位 ◆写真集 1位〜10位
集計期間:2021/12/6付〜2022/5/30付(実質集計期間:2021/11/22~2022/5/22)
将来への不安を背景に躍進 厚切りジェイソン投資指南本1位
また、そうした“先を読む”作品への需要という点では、帯の「本当の大災難は2025年7月にやってくる」というショッキングなフレーズが話題のたつき諒『私が見た未来 完全版』(9位)、和田秀樹が老後の生き方について著した『70歳が老化の分かれ道』(11位)『80歳の壁』(16位)などのヒットにも世の中を包むもやもやとした空気感が反映されており、特にミドル・シニア世代が強く反応しているのが見て取れる。ある意味、上半期のBOOKマーケットはこの世代が動かしていたとも言える。
小説では、本屋大賞の『同志少女よ、敵を撃て』(逢坂冬馬)が3位、直木賞の『黒牢城』が25位と、各賞受賞作への注目度の高さは変わらず安定したものを見せたが、全体的には文庫での需要が主だったものとなっている。
YouTuberが書籍でも躍動 コムドットが各部門を席巻
第一生命保険株式会社が3月に発表した第33 回「大人になったらなりたいもの」アンケート調査結果(小学生・中学生・高校生計3000人対象)において「YouTuber/動画制作者」は小学生男子の2位、同女子の6位に入った。まさに時代が生み出した花形職と言える。
『鬼滅』や前記2作に見られる激しいアクションや力強さがストーリーの幹を成している作品に対し、ポップな描写とコミカルでスタイリッシュな展開で新たなファン層を獲得しているのが5位に最新巻が入った『SPY×FAMILY』。4月からアニメ放映がスタートしたことが下半期の大きな起爆剤となることは必至。7月に実写化第2弾の公開が控えている『キングダム』とそろって年間ランキングの台風の目となりそうだ。
(文:田井裕規)
「オリコン“本”ランキング」は「2008/4/7付」よりスタート
<クレジット:オリコン調べ 5/30付集計期間:2021/12/6付〜2022/5/30付(実質集計期間:2021/11/22〜2022/5/22)>
◆BOOK 1位〜25位 ◆作家別 1位〜5位
◆コミック 1位〜25位 ◆作品別 1位〜5位
◆文庫 1位〜25位 ◆作家別 1位〜5位
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◆ライトノベル作品別 1位〜10位 ◆ビジネス書 1位〜10位
◆文芸(小説) 1位〜10位 ◆ライトノベル 1位〜10位
◆タレント本 1位〜10位 ◆写真集 1位〜10位
集計期間:2021/12/6付〜2022/5/30付(実質集計期間:2021/11/22~2022/5/22)
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