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【2018年 年間本ランキング】 『漫画 君たちはどう生きるか』が152万部超え! 写真集は乃木坂・欅坂メンバーが9作席巻

 2018年の年間“本”ランキングを発表! 約80年前の名著のコミカライズ『漫画 君たちはどう生きるか』が、昨年からのロングセラーでBOOK総合1位を獲得。累計152万冊を突破したほか、原著、文庫を合わせるとシリーズ合算218万枚の記録的大ヒットとなった。お笑いコンビ・カラテカ矢部の『大家さんと僕』やコミックでは『キングダム』が話題を作り、写真集は昨年に続き坂道グループメンバー作品が席巻。ヒット作が多い1年だった。
<<総合ランキング表>>
◆BOOK 1位〜25位26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位
◆コミック 1位〜25位26位〜50位 ◆作品別 1位〜10位
◆文庫   1位〜25位26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位

<<ジャンル別ランキング表>>
◆ライトノベル 1位〜10位 ◆ライトノベル作品別 1位〜10位  
◆ビジネス書 1位〜10位 ◆文芸(小説) 1位〜10位  
◆タレント本 1位〜10位  ◆写真集 1位〜10位

集計期間:2017/12/4付〜2018/11/26付
(実質集計期間:2017年11月20日〜2018年11月18日)

『漫画 君たちはどう生きるか』が記録的ビッグヒット

  • コペル君(C)羽賀翔一/コルク

    コペル君(C)羽賀翔一/コルク

 今年最も売れた本は、152万部を突破した『漫画 君たちはどう生きるか』。昭和12年(1937年)に出版されて以来、80年にわたって読み継がれていた名著『君たちはどう生きるか』のコミカライズだ。主人公である中学2年生のコペル君と叔父さんの語らいを通して、人としてのあるべき姿や生き方を説く。漫画化したことが若い世代を含む幅広い読者層にも訴求したことでセールスを伸ばした。

 「週間BOOKランキング」でも2017/10/30付で初の1位となり、今年2/12付では累計売上100万部を突破。さらに3/19付では9週連続1位となり、「連続1位獲得週数」で最高記録となっていた又吉直樹『火花』(2015年3月発売)の8週連続1位を塗り替えたうえ、4/9付まで12週連続で1位となった。6月に発表した上半期ランキングでも、“上半期史上最高”の部数となる133.8万部を記録していた。なお、最新の11/26付週間BOOKランキングまでで、累積売上は178万部を記録している。その人気は、BOOK総合9位の原著(40.8万部・マガジンハウス刊)と文庫ランキング8位の文庫版(26万部・岩波新書刊)にも波及。シリーズ合計では218万部を超える歴史的ヒットとなった。

 上位ランクイン作は2017年に発売されたロングセラー作品が多かったのも今年の特徴。昨年の年間ランキングで3位(52.5万部)にランクインした『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』は昨年を上回る60万部を販売し今年は4位に食い込んでいる。出版不況が叫ばれる現代でも、良い本は長く売れるということを証明するかのようなラインナップがそろった。

『ONE PIECE』10年連続TOP3独占、“3強”作品を追う『キングダム』

 『ONE PIECE』88巻が、期間内売上247.6万部で1位を獲得。1年間に発売されたものが1〜4位を独占するという光景は、完全に年末の一場面と化している。そして、これに続く『進撃の巨人』、『HUNTER×HUNTER』という構図は今年も健在だ。

 『ONE PIECE』の年間ランキング単巻1位は、当ランキング集計開始の2008年より11年連続となり、歴代1位の「年間1位獲得数」の自己記録を今年も更新した。また続く2位、3位にも『ONE PIECE』の89巻(6月4日発売)、90巻(9月4日発売)が期間内売上216.7万部、207.5万部でランクイン。2009年から10年連続のTOP3独占となった。また「作品別」でも期間内売上811.3万部で『ONE PIECE』が当ランキング集計開始の2008年より11年連続1位となり、自ら記録を今年も全て塗り替えた形となった。

 TOP10圏内で動きがあったのが、9位(84.6万部)、10位(84.5万部)に食い込んだ『キングダム』だ。2019年4月に山崎賢人主演で映画化されることが発表されたのも記憶に新しいが、そのほかにも、“今、一番売れてる、ビジネス書”としてユニークな販売戦略を展開。1巻から30巻に、ビジネス書風にデザインした単行本と同サイズのカードを封入する「ビジネス書風キングダム」。劇中キャラクターがそれぞれの特性やリーダーシップを発揮し乱世を生き抜く様子を、経営論や組織論などと重ねて、キャッチコピーと共に表紙を飾り注目を集めている。“3強”作品を追う『キングダム』の動向に注目だ。

『ラプラスの魔女』『人魚の眠る家』ほか、文庫は映画化との蜜月がさらに顕著に

 東野圭吾『ラプラスの魔女』が期間内売上59.1万部で1位を獲得。また2位にも期間内売上54.8万部で東野圭吾『人魚の眠る家』(2018年5月発売)がランクインし、東野圭吾による年間文庫ランキング1位、2位独占は、2015年の『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2014年11月発売)、『禁断の魔術』(2015年6月発売)以来通算2度目となる。

 また東野圭吾は「作家別」でも期間内売上258.4万部で1位を獲得。東野圭吾の「作家別1位」は、2008年以来通算9度目で、同部門の「歴代最多1位獲得数」を自己更新した。また作品別・作家別の同時1位は2008年、2015年に続き通算3度目となり、こちらも歴代記録を自己更新する形となった。

 文庫TOP10内で見ると、6作が実写映画化されている。『ラプラスの魔女』は嵐・櫻井翔と広瀬映画、『人魚の眠る家』は篠原涼子主演で映画化『祈りの幕が下りる時』は阿部寛主演“新参者”シリーズ最後の作品として興行された。映画の公開、制作発表と共に原作に注目が集まるという、“映画化との相乗効果”が昨年よりも顕著に表れている。

カラテカ矢部太郎『大家さんと僕』大ヒット、写真集は乃木坂・欅坂が席巻! 新たなスター作家も

  • 矢部太郎氏イラストコメント (C)矢部太郎

    矢部太郎氏イラストコメント (C)矢部太郎

 ジャンル別タレント本ランキングでは、カラテカ・矢部太郎が大家さんとの心温まる日々を綴った『大家さんと僕』が70万部の大ヒット。BOOK総合ランキングで2位、タレント本ランキングでは1位に輝いた。、「コミックエッセイ」としては初の年間売上70万部超えで、同ジャンルの歴代年間売上1位となった。プロの漫画家以外でも初の「手塚治虫文化賞 短編賞」(朝日新聞社主催)も受賞。この快挙に、矢部は「大家さんと僕の小さな声がこんなに遠くまで届いたこと、驚きうれしく思います。届かせてくれたみなさま本当にありがとうございました」と、喜びの声を寄せている。

 また、昨年に続き今年も写真集ブームに沸いた1年だった。火付け役となった乃木坂46の白石麻衣の1st写真集『パスポート』は昨年に続き今年もTOP10入り。なんと、TOP10のうち、9作が乃木坂46・欅坂46メンバーの写真集がランキング上位を席巻した。グループがファンを拡大しているなか、乃木坂46西野七瀬、欅坂46今泉佑唯ら卒業を発表したメンバーの写真集も上位にランクインを果たした。

 また、作家別BOOKランキングでは、児童書・絵本『おしりたんてい』シリーズのトロルが期間内売上186.5万部を記録し、昨年2017年の3位から上昇し自身初の1位を獲得した。『おしりたんてい』は今年5月にEテレで3週連続アニメ放送を行い、7月からは7週連続放送でさらにファン層を広げた。豊富な過去シリーズが12月1日からレギュラー放送を開始することが決定しており、来年も人気が拡大しそうだ。
<<総合ランキング表>>
◆BOOK 1位〜25位26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位
◆コミック 1位〜25位26位〜50位 ◆作品別 1位〜10位
◆文庫   1位〜25位26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位

<<ジャンル別ランキング表>>
◆ライトノベル 1位〜10位 ◆ライトノベル作品別 1位〜10位  
◆ビジネス書 1位〜10位 ◆文芸(小説) 1位〜10位  
◆タレント本 1位〜10位  ◆写真集 1位〜10位

集計期間:2017/12/4付〜2018/11/26付
(実質集計期間:2017年11月20日〜2018年11月18日)
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提供元: コンフィデンス

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