【2019年 上半期本ランキング】樹木希林さん書籍が好調、新書初の上半期1位 生田絵梨花写真集は上半期歴代最高売上
◆BOOK 1位〜25位/26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位
◆コミック 1位〜25位/26位〜50位 ◆作品別 1位〜10位
◆文庫 1位〜25位/26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位
<<ジャンル別ランキング表>>
◆ライトノベル作品別 1位〜10位 ◆ビジネス書 1位〜10位
◆文芸(小説) 1位〜10位 ◆ライトノベル 1位〜10位
◆タレント本 1位〜10位 ◆写真集 1位〜10位
集計期間:2018/12/3付〜2019/5/27付(実質集計期間:2018/11/19〜2019/5/19)
【BOOK】上位に各ジャンルをけん引した作品が登場
そのほか「BOOK」上位作品は、多彩なジャンルにわたっている。1位の『一切なりゆき〜』は「新書」、6位の『メモの魔力 -The Magic of Memo-』は「ビジネス書」、8位の『生田絵梨花写真集 インターミッション』は「写真集」、12位の『おしりたんてい かいとうと ねらわれた はなよめ』は「児童書」、「2019年本屋大賞」大賞受賞で17位の『そして、バトンは渡された』は「文芸書」でそれぞれ1位を獲得。
これらの作品が総合ランキングである「BOOK」上位にランクインするということは、各タイトルがそれぞれのジャンルをけん引し、シーンを盛り上げたといえるだろう。昨今の書籍市場の好況をうかがい知ることができる。
【写真集】生田絵梨花写真集、上半期歴代最高売上を記録
生田を筆頭に、今期も坂道グループがランキングを席巻。欅坂46ファースト写真集『21人の未完成』が15.6万部で2位に入ったほか、渡邉理佐、北野日奈子、井上小百合、小林由依、高山一実といった両グループの人気メンバーのソロ写真集が上位を席巻。坂道グループ関連7作品がTOP10入りした。
【コミック】映像化も続く人気作が上位独占
そのほかTOP5には、『進撃の巨人』27巻と28巻が3、4位、『キングダム』53巻が5位にランクイン。どちらも同ランキング常連の人気作だが、前者は現在NHK総合にてアニメ『進撃の巨人 Season3』が放送中。『キングダム』は実写映画が4月19日より公開され、興収50億円に迫る大ヒットになっている。
『ONE PIECE』はアニメのほか、スーパー歌舞伎も人気を得ているほか、ハリウッド実写ドラマ化も決定している。それぞれ漫画シーンだけでなく、映像や舞台など広くエンタテインメントシーンをにぎわす圧倒的な力を持った人気コンテンツになっている。
【文庫】ライトノベル作品が初の1位
また、2位『十二人の死にたい子どもたち』、3位『マスカレード・ホテル』、4位『七つの会議』、5位『人魚の眠る家』はすべて実写映画化作品。TOP5中4作を映像化原作が占める結果となった。
文庫作家別では、東野圭吾が期間内売上112.9万部で1位を獲得。昨年に続き、2年連続、通算7期目の1位となり、同部門の「歴代最多1位獲得数」を自己更新した。今年1月に木村拓哉、長澤まさみ出演で公開された『マスカレード・ホテル』、主演・篠原涼子が「第42回日本アカデミー賞」優秀主演女優賞を受賞した『人魚の眠る家』が、いずれも同上半期文庫ランキングで3位、5位と揃ってTOP5入りしたことが大きな要因となった。
◆BOOK 1位〜25位/26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位
◆コミック 1位〜25位/26位〜50位 ◆作品別 1位〜10位
◆文庫 1位〜25位/26位〜50位 ◆作家別 1位〜10位
<<ジャンル別ランキング表>>
◆ライトノベル作品別 1位〜10位 ◆ビジネス書 1位〜10位
◆文芸(小説) 1位〜10位 ◆ライトノベル 1位〜10位
◆タレント本 1位〜10位 ◆写真集 1位〜10位
集計期間:2018/12/3付〜2019/5/27付(実質集計期間:2018/11/19〜2019/5/19)