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【整形美女】成人式で写真を撮られたくなかった…頭の先から足まで整形した女性がたどり着いた答え「結局は顔じゃない」

 これまでに総額300万円ほどをかけて、全身の整形をしてきたというemiさん(@indibacare_emi)。TikTokでのビフォーアフター動画が注目され、話題になった。ほかにもTwitter、Instagramで美容整形に関する情報や自身の整形体験談を発信している。また、自身の顎整形でのダウンタイムでの経験がきっかけで美容整形のアフターケア専門サロンを開業。整形だけでなく、その後のケアに着目し、整形をする人をさまざま方面からフォローしている。「コンプレックスはあっても整形を考えていなかった」という彼女がいかにして整形を繰り返すようになったのか。整形をしたことで得られたものや変化した価値観などについて話を聞いた。

「容姿が追いついていないのに着飾っても意味がない」それでも整形は考えていなかった20歳の頃

――美容整形をしようと思ったきっかけを教えてください。

emi5〜6年前に韓国に行ったことです。そもそも韓国がすごく好きで、アイドルの追っかけとかでしょっちゅう行っていたんですけど、そこで出会った子が美容整形をしていて、「こんなに身近に整形をしている子っているんだ」って感じたのがきっかけですね。金銭面とかも含めて、すごく身近に感じたことで気軽に踏み込めたのが大きいです。

――可愛くなりたいとか、コンプレックスがあったとかではないのですね?

emiもちろんコンプレックスもあって、成人式のときに写真を撮られるのが嫌だったんです。容姿が追いついていないのに着飾っても意味がないって思っていました。でも、当時はまだ整形が身近ではなかったので整形したいという発想はありませんでした。その2年後くらいに韓国人のアイドルを好きになって韓国に行くようになったことで整形を知り、意識しはじめたという感じです。そんなときに、美容整形をしている友達に出会い、私もやってみようと。

――そのときは、どこを最初に施術したのですか?

emi鼻を施術しようと思って行ったんですけど、怖くなって目にしたんです。

――実際に施術を受けてみて、どう感じましたか?

emiビフォーアフターが結構変わったので単純にうれしかったし、個人的に満足はできましたね。

――家族や友人の反応は?

emi親には最初は反対されました。自分の子どもが自分の顔が気に入らなくて美容整形をしたら親としては悲しいという気持ちはわかるので、反対するのも仕方がないかなって当時は思っていました。友達には自分からすべて話していたんですけど、特に何も言われませんでした。

――“見た目”として、一番変化を感じられた整形は?

emi歯列矯正と輪郭、目元、鼻……。どれもそれなりに変化があったので、すべてをバランス良く作ってくれた先生たちに出会えたことはラッキーでした。だから、結果としてすごく変わりましたね。どの施術も、受けたあとに人生が変わったって感じました。

――逆に、後悔しているところはありますか?

emiないです。もう少し鼻先を高くしたいみたいな欲はありますけど、やらなきゃよかったと感じたことはないです。

整形で知り合った人の縁で美容サロンの経営者に「私は周りにすごく恵まれている」

――emiさんは現在、美容整形のアフターケア専門のサロンである、インディバケアのサロンのプロデューサーをされています。

emi輪郭手術をしたときに麻痺してしまって「治らないかも」と不安になっていたとき、脂肪吸引した友達が「術後にインディバがいいよ。やってみたら」とすすめられたのが施術を知ったきっかけです。そのときに施術を施し、支えになってくれたのが、私が今やっているサロンの方々でした。

 インディバケアとは、高周波を施術した部分に当てていくことで、人間が根本的に持っている“治癒力”に対して、直接的にアクションを起こさせ回復を促すというもので、施術をしたら、輪郭手術で開かなくなっていた口がすぐに開くように。見た目の問題よりも、生活に支障が出るというストレスを解消してくれたので助かりました。

――ご自身でインディバケアのサロンをやろうと思ったきっかけは?

emi韓国で出会った友達がきっかけです。当時、私がよく通っていたサロンの口コミを書いたらそれがバズって、「もう自分でサロンをやっちゃえば」って言われたんです。サロンの良さも知っているし、施術をした人にしかわからない不安な気持ちも理解できるんだからって。そこから話がどんどん進んでいって、最初はこじんまりとやっていたものが、今では店舗展開をするまでになったという感じです。

――サロンを開業して現在では3年目に入られました。

emi美容整形に関してもサロン開業に関しても、本当にすべてにおいて私は周りの人に恵まれていたと思います。自分も頑張ってきたとは思いますが、出会ってきた人たちがみんな必然で、パズルのピースがうまくハマって今がある気がします。

「どんなに綺麗になっても自己肯定感ってなかなか上げられない」

――emiさんは現在、TikTok、Twitter、Instagramなど、さまざまなSNSを通して整形についての投稿をされていますが、整形を公表しようと思ったのはなぜですか?

emi当時私が美容整形をしていたときは、色んな子たちが無償で情報を提供していたんです。でも、最近は無償では情報解禁をしない人が増えてきて、それってちょっと寂しいことだなと感じています。綺麗になりたいという気持ちはみんな一緒なのに、整形アカウントの子たちもそのことで揉めている人が多い。だから、私は誰かのためになれたらいいなと思って、情報をどんどん開示するようにしています。

――特にTikTokでは、施術前の写真なども載せていますよね?

emiビフォーアフターを見せることで不安を抱いている子の糧になればいいなと思いますし、美容整形はいいもので前向きなものだよということを伝えていきたい想いも強いです。若い子がたくさん見ていますし、動画のほうが伝わりやすいかなとも感じるので、特にTikTokでは顔写真も公開しています。

――整形をして、今は幸せですか?

emi本当に恵まれているなとしか思えないです。もちろんしんどいこともありましたけど、あれがなかったら今はないんだと思うと、幸せすぎて怖くなるくらいです。自分だけの力ではここまでは来られていないなって感じます。助けてくれた方がたくさんいたので、その人たちに還元するために生きようって思っています。

 昔は韓国アイドルみたいになりたいって思っていましたが、最近は「結局は顔じゃないんだな」って感じています。だから、そんなに執着しなくなりましたね。お店には有名な方や綺麗な方が多く来られるんですが、彼女たちは彼女たちで悩み苦しんでいて、それを聞くと顔の美醜は関係ないんだなと。

 どんなに綺麗になっても自己肯定感ってなかなか上げられない。私はこの仕事をし始めたことで、色んな人に出会えて、人に恵まれて、「私って幸せだな」って思えるようになりました。

――容姿コンプレックスと向き合っていくうえで、大切なことは何だと考えますか?

emi人と比べても変われないし、自分自身が変わっていかないとそのままだとは思いますけど、当事者からするとそんなことは綺麗事にしか聞こえないんです。だから、気が済むまで悩めばいいと私は思います。ずっと悩んで整形のことばかりを調べていたときが私にもあったんですけど、それがあったから今があるので悪いことではないと思っています。
emi
Twitter:https://twitter.com/indibacare_emi

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