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【整形美女】“整形アイドル”の娘と母の葛藤、一緒に整形する双子モデル…リスクを恐れず美を追求する女性たちの想い
整形を事後報告した娘に、母は複雑な想い「私としては、反対するしかない」
一人っ子で家族にも大切に育てられてきたゆりあんぬさんは、整形前から自分は周りの子よりもかわいいと思っていたという。中学生の頃には、友人から授業中にノートで頭をはたかれるようないじめも経験したが、「かわいい自分への妬みかな」くらいに考えていたそう。
コンプレックスが全くなかったわけではないが、整形の直接的なきっかけとなったのは、中高時代にビジュアル系バンドやコスプレイヤーに憧れたこと。派手なメイクが似合う幅広二重になりたくて、二重整形を考えるようになった。
「はじめての整形は二重の埋没施術。20歳の誕生日の一週間前にしました。20歳という一つの特別な節目の前に、どうしても自分のコンプレックスを克服したかったんです。承諾書は父にサインしてもらい、祖母に同伴してもらって二重整形をしました。母には整形直後にLINEで事後報告しました」
「整形費用に関しては、親にお金を出してもらったことはありません。自分が親からもらった体にメスを入れているのに、そのためのお金を親に出してもらうのは、自分の意に反するから」
一方、母親である内海和子さんは、ゆりあんぬさんの整形に関して、肉親であるという責任を考えると両手をあげて応援することはできないと複雑な想いをのぞかせる。
「一人っ子で、周りの大人たちに甘やかされてきたから、私が鬼になって防波堤にならないといけない。たとえば友人に相談されているのなら、気軽に『やればいいんじゃない』って言えるけど、やっぱり娘だから。私としては、反対するしかないんです」
現在ゆりあんぬさんは「整形アイドル」として活動しているが、内海さんは芸能界どころかアイドルデビューをさせるつもりもなかった。自分の過去のアイドル活動も隠して育てていくつもりだったという。
「今はこうして一緒にバラエティに出させてもらったりしていますが、親として“ゆりあんぬ”というキャラクターをどう受け入れればいいのか、毎日葛藤しています。今後あの子の世界観に、整形というキャラクターがどのくらい通用していくのか。今も不安でいっぱいです」