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【意識調査】お盆の帰省控える人が大半も、24.5%はそれでも「帰省する」 若年層は3割以上にのぼる

 一時は「1日100万回接種なんて無謀すぎる」と揶揄されていた新型コロナワクチン接種も、担当大臣がペースダウンをお願いするほどのハイペースで進み、1回以上接種者が44.7%、2回接種完了者が31.5%にまでようやく達している(8月4日現在、首相官邸ホームページより)。しかし、感染力の非常に強いデルタ株はそれを上回るスピードで蔓延、全国の感染者数は連日の記録更新を続けているのが現状だ。そんな最中でのお盆帰省。1年以上にわたり両親、または子どもと再会できずフラストレーションがたまっている人も多いだろう。今年の帰省について調査した。

今年のお盆、24.5%が「帰省する」と回答

今年のお盆、24.5%が「帰省する」と回答

警戒が続く人々の意識、一方で「五輪開催がきっかけ」で帰省を決めた声も

 今年のお盆に「帰省しない」とすでに決めている人は61.5%。とくに、50代以上では66.7%にのぼる。理由は、半数以上(52.8%)が「コロナ感染が不安だから」だった。次いで「緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域に住んでいるから」(32.6%)、「自分がワクチンを接種できていないから」(31.2%)、「変異株など感染拡大をしているから」(30.8%)など、やはり感染を警戒し、ワクチン接種の有無を気にする声が強い。

 ちなみに昨年の帰省について聞くと、「帰省していない」人は82.8%。今回の調査で「帰省しない(61.5%)」「迷っている(14.0%)」の合計は75.5%となり、迷っている人の判断にもよるが、昨年に引き続き“帰省できない現状”が続いていることがうかがえる。

「迷っている」人の中には、「緊急事態宣言が出てしまったので都県を移動することに抵抗を感じる。ただ帰省先の両親はワクチンの接種が2回終わっているので、行ってもいいかなと迷っている」(40代女性/東京)、「感染状況がどうなるかわからない」(50代女性/愛知)、「五輪強行に対する国民感情も判断材料」(40代男性/沖縄)といった声もあった。

 一方、帰省を決めた人は24.5%。そのうち宿泊をともなう帰省は17.2%という結果だった。おもな理由としては、「帰省先の家族がワクチン接種したから」41.3%。「自分が接種したから」21.1%と、こちらもワクチン接種の状況が帰省の決め手となっている様子がうかがえる。

 なかには「不安は無し」(50代男性/東京)といった強気な意見もあるが、「周りの目が気になる」(30代女性/兵庫)、「都内ナンバーの車で帰省してトラブルにならないかが心配」(40代男性/東京)など、やはり帰省先の隣人の視線が気になるという回答も散見された。

 もちろん帰省する理由として、高齢の家族の様子を見る、大切な法事があるなどの「外せない用事」21.1%という声も多かった。だが一方では、「オリンピック・パラリンピックが開催されるから」6.6%、「政府の対応に不信感を抱いたから」7.0%と、政府の打ち出す方針への疑問や反発などから帰省を決めたという層も一定数は存在するようだ。

「関東エリア」6割以上が帰省を自粛、「感染拡大させたくない」10代の声も

年代別の帰省予定

年代別の帰省予定

 なかなかワクチン接種の順番が回ってこない若い世代の行動が注目されるが、10〜20代で「帰省する」と答えた割合は35.7%、「迷っている」は20.0%で、他世代と比べてもっとも高い結果に。「帰省しない」は44.3%だった。

 帰省する人は、「コロナの2回ワクチン接種が終わっているので心配していない」(20代男性/東京)など早めのワクチン接種が理由になっている回答のほか、「2年間帰れていないので日帰りで」(20代女性/東京)、「親に会いたい」(10代女性/東京)という切実な声もあった。

 帰省しない人、迷っている人では、「(実家から)ワクチン2回打つまで帰るなと言われた」(20代女性/東京)、「わざわざ感染リスクを上げるようなことをしたくない」(20代女性/神奈川)、「東京から出ないほうがよさそうな気がする」(20代女性/東京)、「感染拡大させたくない」(10代男性/島根)といった声が多数寄せられた。

 また、居住地別で感染拡大の続く「関東エリア」に限って見てみると、「帰省しない」が63.6%と全体の割合よりやや多くなり、「帰省する」23.1%、「迷っている」13.3%という結果になった。

 では「帰省する」予定の人が、帰省先で意識するコロナ対策とは、どのようなものがあるのだろうか。「マスクと手洗いを徹底」(83.1%)はすっかり定着しているように見えるが、90%には達しない結果に。ワクチン接種をすり抜けるブレイクスルー感染も懸念される現状、実際に「家ではマスクをして過ごす予定」(40代女性/東京)など、細心の注意を払って過ごす意識がうかがえた。

 ほかにも、「親戚や友人など大人数での集まりを避ける」(44.1%)、「帰省はするが自宅から不要な外出はしない」(42.3%)といった声も多く寄せられ、まだまだいつもどおりの帰省を楽しむとまではいかない、慎重な姿勢がうかがえた。

 さまざまな意見が多く寄せられた帰省への意識。五輪開催による気の緩みや、休業補償の遅れや体制不備を含む政府・自治体からの発信不足などの要因はあるものの、ワクチン接種の状況がさらに進展するまでは、感染拡大の局面が続く。医療体制がより脆弱な地方へのデルタ株のさらなる蔓延を防ぐために、われわれに何ができるのか。もちろん事情は人それぞれではあるものの、その帰省は本当に「不要不急」ではないのか、改めて考えることも大切な感染対策のひとつであることは確かだろう。
【調査概要】
調査時期:2021年7月19日(月)〜7月25日(日)
調査対象:自身の住いとは異なる都道府県に実家(帰省先) がある871人(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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