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西島秀俊の一番好きな作品は? 骨太な刑事役に天才医師、弁護士…1位と2位は大接戦!【#ファンに聞いてみた】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(6月7日掲載)

西島秀俊

現在、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で気象キャスター・朝岡覚(あさおか・さとる)役、テレビ東京系ドラマ『シェフは名探偵』で料理長・三舟忍(みふね・しのぶ)役を務めている俳優・西島秀俊さん。確かな表現力に大人の色気も男らしさも兼ね備え、多くの作品で活躍しています。今回は西島さん出演のオススメ作品をファンの方にアンケートし、5作品をピックアップ。どの作品にもファンから熱量の高い推しコメントが届いています。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施 総票数:195

5位(10票)【ダブルフェイス】森屋純(もりや・じゅん)

・『潜入捜査編』TBS系スペシャルドラマ、『偽装警察編』WOWOWスペシャルドラマ ともに2012年10月放送

2002年公開の香港映画『インファナル・アフェア』を原案とした作品で、麻薬密売組織の潜入捜査官と、警官になりすまし組織に情報を渡すスパイの双方が主人公として描かれています。西島さんがヤクザの幹部として組織に潜入する捜査官・森屋純役、香川照之さんが暴力団組織に情報を流すスパイのエリート警官・高山亮介役で出演。前編の『潜入捜査編』では西島さんが、後編の『偽装警察編』では香川さんが主演を務めています。

正体を伏せ任務に当たる緊迫感や、偽りの生活で築かれていく人間関係の中、常に良心の呵責で心が揺れる役に挑んだ西島さん。苦悩する捜査官という姿は数年後の『MOZU』にも引き継がれ、西島さんの役イメージの一翼を担うまでになったと言えるでしょう。
【ファンの声】

「今や名コンビの香川照之さん・伊藤淳史さんとの共演も楽しめるし、リメイク元に負けないくらいドキドキハラハラ。西島さん演じる森屋のどことなく影のある雰囲気にやられました。今まで日本の俳優さんで特別に好きな人はいなったのですが、これがキッカケとなって西島さんファンになりました。邦画作品も積極的に観るようになったのも、西島さん沼に落ちてからです。今でも悲しくてやりきれないと共に、大好きな作品です」

「西島さん演じる“森屋純”は、任務と理性の狭間で絶えず揺れ動きます。その心理描写を西島さんの抑え目かつ熱さを秘めた演技でトコトン見せてくれます。近年明るい役が多い西島さんですが、本来の“役者・西島秀俊”を堪能出来るのはこういった陰を内包した役だと思います。この作品を見ずして西島秀俊ファンを語るなかれ、と言い切りたいほどの傑作」

4位(16票)【MOZU】倉木尚武(くらき・なおたけ)

・『Season1』2014年4月期TBS系ドラマ、『Season2』(※全5話)2014年6月〜WOWOW/10月〜TBS系ドラマ
・映画『劇場版MOZU』:2015年11月公開
・原作:『百舌の叫ぶ夜』『幻の翼』(逢坂剛/集英社)

とある爆発事件で妻を亡くした公安の捜査官が、事件の真相に迫る中で国家転覆を狙う恐ろしい陰謀に巻き込まれていくサスペンス。西島さんは「公安のエース」と呼ばれる捜査官・倉木役で主演し、妻・千尋(ちひろ/石田ゆり子さん)の死の真相を探るべく執念の捜査を展開していきます。

事件は爆発から始まった…『MOZU』初回ダイジェスト

事件にはいくつもの謎が複雑に絡み、骨太なストーリーで楽しませてくれます。一方、妻を亡くした絶望から、全てをなげうち捜査に没頭する倉木の悲哀に満ちた佇まいも作品には欠かせない要素。また、『ダブルフェイス』でも前編後編で互いに主演をはった香川照之さんが、ノンキャリアの叩き上げ刑事・大杉警部補役で出演。反目しあいながらも協力して真相に迫っていく倉木と大杉の絶妙な関係性も作品に厚みを生み出しています。

『劇場版 MOZU』キャラクタースポット 「倉木尚武」編

【ファンの声】

「真実を求めて、常軌を逸していく役柄を演じた、鬼気迫る演技が、めちゃくちゃクール&セクシーでした!」

「優しいお顔立ちなので柔らかいイメージだったのですが、ハードボイルドな演技やアクションに痺れました。他の役者さんとの絡みを見ていても、主役がこの人だから脇が光るんだなぁと思わせる安定感。素晴らしかったです」

3位(26票)【ストロベリーナイト】菊田和男(きくた・かずお)

・2010年11月放送フジテレビ系スペシャルドラマ(パイロット版)、2012年1月期フジテレビ系ドラマ
・映画:2013年1月公開
・原作:『ストロベリーナイト』(ドラマ)、『インビジブルレイン』(映画)(誉田哲也/光文社)

竹内結子さん演じる女性警官・姫川玲子を中心とした個性豊かな刑事たちが、難事件解決に挑むサスペンスシリーズ。西島さんは、玲子の年上の部下で巡査部長の菊田和男を演じました。

寡黙で、実直さが魅力の菊田。ノンキャリアから異例のスピード出世でチームを率いる玲子を、献身的にサポートする健気さがグッとくる役どころです。猟奇的な凶悪犯に立ち向かうサスペンスとしての魅力はもちろん、上司である玲子に惹かれていく菊田の秘めた恋心も大きな見どころの一つ。互いに絶大な信頼を寄せる間柄となるも、映画では大沢たかおさん演じる暴力団幹部・牧田勲(まきた・いさお)も入り乱れた三角関係となって、ストーリーを盛り上げます。
【ファンの声】

「仕事への熱意と誠実さと、そして人知れず抱いている姫川への想いが本当にせつなくて感情移入しまくってました。私が西島さんを推し始めたのは、この作品がきっかけです!」

「いつもは3歩引いて、後ろから主任に着いていく菊田さんが、いざとなったら前に出て、竹内さん演じる姫川を全力で守りに行くのがすごくかっこ良くて……。ひた隠しにしている主任への想いが溢れて、たまに大胆な行動をしちゃうところも好きです!」

2位(40票)【チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋】速水晃一(はやみ・こういち)

・2010年4月期フジテレビ系ドラマ
・原作:『ジェネラル・ルージュの凱旋』(海堂尊/宝島社)

医療ミステリー小説『田口・白鳥シリーズ』をもとに、テレビドラマや映画など数多くの作品が展開された『チーム・バチスタシリーズ』のドラマ。大学病院の救命救急センターを舞台に、西島さんが演じる「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」の異名を持つ天才救命医・速水晃一役の活躍と、彼の収賄疑惑を追う心療内科医・田口公平(伊藤淳史さん)、厚労省の技官・白鳥圭輔(仲村トオルさん)との攻防が描かれます。

速水は、冷静沈着で鋭い洞察力を持ちながらも、患者を救うために手段を選ばず判断を下せる使命感の持ち主。表情をあまり出さないながらもただ者ではないオーラをにじませる役どころは、まさに西島さんのハマり役でした。外科医のスクラブ(半袖・Vネックの医療用白衣)姿でロリポップキャンディを口に入れている姿はおなじみで、色気を感じさせてくれます。

2014年1月期放送の『チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮』第1話にも、スペシャルゲストとして西島さんが速水役で約3年ぶりに同シリーズに登場し、ファンを喜ばせてくれました。
【ファンの声】

「当時小学3年生の私が初めて好きになった俳優さんが、速水晃一役の西島秀俊さんです。速水先生、どのシーンでも毎秒イケメンなんです。ほんとに。かっこよすぎます。好きです。螺鈿迷宮の1話で、ドクターヘリから降りてきたとことか、かっこよすぎるし、嬉しくて嬉しくてしょうがなかったです」

「見てると動悸がします」

「小学生のときにこのドラマを見て西島さんを知って以来、ずっとファンです。西島さん演じる速水先生がきっかけで、この春から大学の看護学部に通っています。将来は一流の看護師となって患者さんの支援をさせて頂きたいです」

1位(41票)【きのう何食べた?】筧史朗(かけい・しろう/通称・シロさん)

・2019年4月期テレビ東京系ドラマ、2020年1月放送テレビ東京系スペシャルドラマ
・映画:2021年公開予定
・原作:『きのう何食べた?』(よしながふみ/講談社)

西島さん演じる弁護士の“シロさん”こと筧史朗と、内野聖陽さん演じる美容師の“ケンジ”こと矢吹賢二(やぶき・けんじ)。恋人同士として一つ屋根の下で暮らす2人のほろ苦くもあたたかい毎日を、食卓を中心に描いていくドラマ。
シロさんの日課は、定時に事務所を出た後に近所の安売りスーパーへ向かうこと。お買い得な食材をすばやく吟味しながら、月の食費を2万5千円以内に抑えるのが重要課題……。几帳面な性格で、ゲイであることを隠して働いており、人当たりが良く、ゲイであることを隠さないケンジとは対照的です。
ドラマの見どころはなんと言っても、このナイスカップルのやり取りが、いちいちかわいいこと。特に、冷静なように見えて、実はケンジの言動に内心とても喜んだり落ち込んだりしている西島さんの表現力は、“尊い”と言う以外にないような魅力を放っています。

【ファンの声】

「シロさん役は原作そのものです。ほんとにハマってて、長年の原作ファンとしてもありがたいです」

「西島さんのほんわかあたたかい雰囲気がすごく素敵でした。今までのイメージとは異なる西島さんの魅力が心温まるドラマになっていたと思います」

「最高すぎました……完全に解釈一致で、今でも定期的に見直してます」

「いろんなカタチの愛があると知れたし、何より最高に2人が可愛いです(笑)!!! 一度見たら、もう抜けられない沼になっていますので、是非見てください! 西島秀俊さんかっこいい!! 内野聖陽さんかわいい!!」

西島秀俊 撮影:逢坂聡

西島秀俊 撮影:逢坂聡

1位と2位はほぼ同率の結果で、ともに多くのファンに愛されている作品であることがわかります。ほかにも、『奥様は、取り扱い注意』の伊佐山勇輝(いさやま・ゆうき)役、『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』の田丸三郎(たまる・さぶろう)役、『純情きらり』杉冬吾(すぎ・とうご)役などが票を集めました。1位に輝いた『きのう何食べた?』でカップルを演じた内野聖陽さんも、現在『おかえりモネ』に出演(清原果耶さん演じるヒロイン百音の父・耕治役)しており、再び同じ作品で2人を見られることを喜ぶ声も届いていました。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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