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パンクブーブー佐藤、ガンプラは「自分育てロールプレイングゲーム」 “根気”が必要なのはお笑い賞レースと同じ
プラモデルがもっと身近になるよう世の中を変えたい
佐藤ハイキングウォーキングのQちゃん(鈴木Q太郎)らと集まって、プラモデル作って遊んでいたとき、けっこう話が盛り上がって、「お客さんもプラモデル好きだったら笑えるトークライブができるよね」っていう話になったんです。それがきっかけで、プラモデル部を作ることになりました。
━━プラモデル部を作ったことで、新たに発見したプラモデルの魅力はありますか?
佐藤これはプラモデルを再びやるようになって驚いたことなんですけど、プラモデルって一人でコツコツっていう面もあるけど、自分から能動的に動けば、かなりアクティブに遊べる趣味なんです。
例えば、自分たちで企画して展示会を開いたり、オフ会でプラモデルを持ち寄って飲み会をしたり、プロモデラーを講師に招いて技術を学んだり、製作会をしたり。実はそういう活動をしている人がたくさんいて、プラモデル部でも、こちらからこうやって楽しくやっているよというのを発信していったら、たくさん共感してくれる人が集まってきたんです。
それまでぶっちゃけ、僕自身、プラモデルという趣味に暗いイメージを持っていたから、学生時代にあまり友達に言ってなかったんですけど、実はプラモデルという趣味は、すごく開けた空間で、奥深いものだということに気づきましたね。
佐藤プラモデルに対して抱かれがちな、“一人で引きこもってやる趣味”というイメージを変えて、魅力をもっと広められれば、プラモデルを趣味にする人がもっと増えると思うんです。そして最終的には、僕らが子どもの頃に体験したような、プラモデルが生活の中に当たり前にあるような時代が来たらいいなと思いますね。プラモデルがもっと身近になるように、世の中を変えたいです。
━━3月18日には『吉本プラモデル部活動記』という本を出版されました。
佐藤僕らがただただプラモデルをどれだけ楽しんでいるかっていう内容なので、これを読んだからといって、一切プラモデルはうまくならないです(笑)。自分の中で知らなかったプラモデルの楽しみ方を見つけてもらえたらなと思います。
━━最後に、佐藤さんにとってガンプラとは何か、教えてください。
佐藤“セカンドライフ”に近いですかね。ガンプラをやっているときというのは、普段の仕事とは離れて没頭し、利益関係なく、純粋に楽しむことだけを追求して、成長できる時間。“自分育てロールプレイングゲーム”みたいなもので、自分のもうひとつの生活ですね。
取材・文/河上いつ子
■吉本プラモデル部HP
http://yoshimoto-plamodel.com/(外部サイト)
■吉本プラモデル部ツイッター
@yoshimotoplamo
■YouTube『吉本プラモデル部チャンネル』
https://www.youtube.com/channel/UCyFMyW21clACQTYSwFmN1ow(外部サイト)
■山と渓谷社『吉本プラモデル部活動記』
https://www.yamakei.co.jp/products/2820490520.html(外部サイト)
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