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ORICON NEWS
“筋肉美”を競う『マッスルウォーズ』勃発、コスプレ筋肉紳士が語る「筋トレが日本を救う」理由とは?
マッチョを“色物”ではなく、“カッコイイもの”にブランディングしたい
【AKIHITO】以前は、筋肉美を追求するのはボディビルというカテゴリのみだった時代もありました。それが世間で細マッチョブームが起こり、今は男女を問わず“美ボディ”ブームに移行しています。キッカケは複数あると思いますが、LDHグループの方々の活躍だったり、あとはRIZAPさんのブランディングによって、スタイルアップという概念がメジャー化したという印象はあります。NHKでは『みんなで筋肉体操』という番組が放送されていましたし、“筋肉美”というものがかなり一般化したと感じます。
――確かに、“筋肉美”は完全に市民権を得たと思います。
【AKIHITO】本当にそう思います。僕たちもALL OUTのコンセプトとして、カッコイイ体を通じてボディメイクやフィットネスの魅力を伝え、取り組む人を増やしていこう。そして、医療費削減など社会貢献にも繋げていこうと取り組んでいます。昔のようにマッチョ=“色物”ではなく、カッコイイっていう印象をブランディングしたいっていうことからやっていますね。
――おっしゃる通り、今は空前の美ボディブームです。筋肉業界はレッドオーシャンですが、ALL OUTが生き残る術をどう考えていますか?
【AKIHITO】ボディメイク業界、筋肉業界はまさにレッドオーシャン化していて、「マッスルウォーズ」とも言える戦いの場だと思います。なので我々は、他と競合しない分野でも新しい企画にも取り組んでいます。
――その1つがコスプレなんですね。
【AKIHITO】コスプレは本当に重要だと感じています。そもそも、漫画の世界って筋肉キャラが非常に多いんです。私も漫画やアニメが好きなので、この1年間コスプレ活動に取り組んでみて、改めてコスプレは好きなことを通じて世界の人々を繋げてくれる素晴らしいコンテンツだなと感じました。そして、やはりコスプレにも“ボディメイク”が必要だと分かりました。
――ORICON NEWSではコスプレイヤーさんを取材することが多いのですが、コスプレイベントに合わせてダイエットをする方、推しキャラのスタイルに少しでも近づこうと筋トレをされている方が増えています。
【AKIHITO】コスプレイヤーの方って好きなことへの熱中度が高いので、多分やり始めたらハマる人が多いと思っていて、“筋トレ”との親和性は意外と高いと思います。なので、コスプレ好きの方にもボディメイクを広めたいと思ってコスプレ活動をしています。