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【バーレスクダンサー】元営業ウーマンのKarin 隠していた“コスプレ愛”を武器に高みへ
営業で好成績 それでも「今しかやれないことを」
――営業成績はどうだったんですか?
Karin自分で言うのもアレなんですけど、社内では上位でした。3ヶ月の中で売り上げ成績を競い合う社内コンテストがあったんですけど、300人のうち上位30人の中に入って、ご褒美に宮古島に連れてってもらいました。というより宮古島のために頑張ったんです(笑)。
――上位を狙ってちゃんと結果もついてくる…そんな優秀な営業マンがなぜ夜の世界へと転職したんでしょうか?
Karin3歳の頃からクラシックバレエをやっていて、「ステージに立つ気持ち良さ」みたいなものを、ずっとどこかで欲してたのかもしれないです。クラシックバレエは途中で辞めてしまったんですけど、自分の年齢のことを考え出した時、「今やりたいこと、今しかやれないことをやらなきゃ」と思い立ち、去年の1月に会社を辞めました。タイミング的にはちょっと遅かったかなぁって思っているくらいなんですけどね。
コスプレへの隠してた思い「今では堂々と」
Karin潜在的にコスプレが好きだったんですけど、どうやって始めていいのかもわからなかったので、ここで働くまではその思いを外に出さずにいたんです。でもお店に入ったことを機に、思い切りアニメの音楽で踊ったり歌ったりして、今では堂々とコスプレを楽しんでいます(笑)。
――“夜のお仕事”ということに抵抗はなかったですか?
Karinはじめはセクシーな衣装にちょっと抵抗もあったんですけど、もともとコスプレが好きだったので、こういう姿には慣れてる…というか、着てみたらそんなに恥ずかしくはなかったです。むしろ、朝起きて夜まで働くというサイクルの仕事を4年間していたので、一気に昼夜が逆転してしまったのが少し大変でした(笑)。
――昔の職場の人は、カリンさんのパフォーマンスを見に来てくれましたか?
Karin来てくれました! 今では段々とショーにも出られるようになってきたので、仲の良かった同期や先輩を誘っています。こないだは家族もきてくれたんです。みんな応援してくれています。
――最後に、将来の夢はなんですか?
Karinこのお店を有名にすることですね。普段、秋葉原にいるような方達にも気軽に六本木に遊びに来てもらえる、そんなお店を目指していきたいです!
(取材・文/中山洋平 撮影・山口真由子)