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SNS“おもしろ”画像を即フィギュア化、新たなバズ生むこだわり

SNS“おもしろ”画像を即フィギュア化、新たなバズ生むこだわり

 自分の尻尾を追いかけている柴犬を収めた写真が、まるで右フックを出している犬に見えるとのことで話題となった「右フック犬」、車の下でくつろいでいる姿がまるでエビフライのようだと話題になった「エビフライ猫」。それらの写真を元に制作されたフィギュアがTwitterに投稿され、「飾りたい!」「クオリティが高い」といったコメントと共に、見事バズった。そんなフィギュアを作ったのは、めーちっさいさん。元々趣味でフィギュア制作をしていたとのことだが、去年の6月頃からネットで話題の“ネタ画像”を元にしたフィギュア制作を始めたという。そんな、めーちっさいさんに、この様なフィギュア制作を始めたきっかけや、そのこわだりを聞いた。

SNSのおもしろ写真を、そのまま立体化… フィギュア化までのスピードにも定評

 ネタ画像を元にしたフィギュア作品を発表していく前は、「趣味でアニメの好きなシーンや、キャラクターをフィギュアで作っていました」と語るのは、めーちっさいさん。「立体を平面に収めて面白くなったものなので、そのまま平面から立体に戻しても面白いんじゃないかと思って始めました」と、この様なフィギュアを作ろうと思ったきっかけを語る。偶然撮影されたおもしろ写真を、そのまま立体化するという何とも面白い試みだ。

 そんなめーちっさいさん、Twitterなどで、ある画像が話題となるやいなや、あっという間にフィギュアを作成。そのスピードにも定評があり、今までに制作した作品は38個にも上る。また、そのどれもが趣味のレベルとは思えない高いクオリティを誇っている。作品を見たファンの声も、ほとんどが好意的なもの。「『欲しい』という声が多いです。自分自身『こんなの欲しいな』と思って作っているので、共感して頂けてるようでうれしいです」と、喜びを語る。

 ネタ画像を元に作成した初めての作品「二足歩行しているように見える猫」は、「コップのフチ子」で有名な奇譚クラブが、「たくましい猫」として商品化。めーちっさいさんの名前が取材協力としてクレジットにも載っており、「自分の作った物も価値があるような気がしてうれしいです」と、趣味で作った作品が思わぬ形で商品化されたことに驚いたようだ。

ネタとなる画像はきちんと吟味「できるだけ不愉快な表現は控えています」

 めーちっさいさんの作品で、今までで一番反響のあったフィギュアは、「右フック犬」と「エビフライ猫」だ。実際にTwitter上では、「右フック犬」で約7.4万RT、約21万いいね、「エビフライ猫」で約7.2万RT、約22万いいねを記録している。そんな反響からか、元ネタになる写真を推薦されることも増えているという。また、自身が一番気に入っているフィギュア作品を聞いてみるが、「特にないんです。一番を決めることはできません…」とのことで、どの作品にも思い入れがあり、一つに絞ることはなかなか難しいようだ。フィギュアを作る上でのこだわりは、「量産フィギュアでは、あまりできない深い動物の毛並みです。ハンドメイドならではのランダムな毛束の表現にこだわっています」(めーちっさいさん)

 「瞬間を立体に収められるところに魅力を感じます。動物の面白いところや、かわいいところを360度から表現できるのは楽しいです」と、ネタ画像を元にしたフィギュア制作の魅力について語る。また、フィギュア化するにあたって、「元のネタ画像の使用許可を頂くため、できる限り投稿者様を探しています。投稿したツイートに『うちのペットです』と感謝していただけることもあり、本当にうれしいです」(めーちっさいさん)

 フィギュア制作に際して必ず意識している点として、「できるだけ不愉快な表現は控えています」(めーちっさいさん)。ネタとなる画像はきちんと選別してからフィギュア化しているようだ。

 ネタ画像を元にしたフィギュア作品以外にも、たくさんのフィギュアを発表してきているめーちっさいさん、「今まで透明や透き通ったものは作れなかったのですが、レジンなどを使って水中や爆発、光線などの表現にも挑戦してきたいです」と、今後の目標を明かしてくれた。

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