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【コスプレビフォーアフター】『ヤンジャン』グラビア美女、レイヤーの夢は“推しの布教活動”
タレント活動をするのは推しの「公式レイヤー」になるため
すみれおじさん母が経営するスナックの手伝いをしたり、今年の初めまで怪獣をコンセプトにしたレストランで働いていました。
――いわゆるチーママ(飲み屋におけるサブ的なママのこと)だったんですね。『ヤングジャンプ』(集英社)のグラビアにも出ていましたが、最近はレイヤーとしての活動が増えている感じですか?
すみれおじさん少しは増えたのかな…。
――では、その中で記憶に残っているものを教えてください。
すみれおじさん冬コミでやらせてもらった『ドールズフロントライン』の公式レイヤーのお仕事です!!!
――急にテンション上がりましたね(笑)。
すみれおじさんむしろ、こうやって公式レイヤーのお仕事をさせてもらうために、コスプレ以外のお仕事もさせていただいている感じですね!
――それはどうしてですか?
すみれおじさん企業の公式レイヤーさんに抜擢されるためには、個人で活動するだけではなくて、自分のことをもっと世間に知ってもらう必要があると思います。それで、今年に入ってから、ボートレース場でライブをさせていただいたり、直近だと5月3日に肉フェスのMCのお仕事をいただいています。
――では、レイヤーとしての活動を詳しく教えてください。
すみれおじさん最近でいうと、昨年12月にブラジルで開催されたアニメフェス『Ressaca Friends』の公式レポーターや、今年の2月には『ヤングジャンプ』のグラビアに掲載されました。
――ブラジルのアニメファンの印象はどうでしたか?
すみれおじさんアニメを純粋に楽しんでいることがわかって親しみやすかったです。日本でちょうど放送されている作品もブラジルで流行っていて驚きました。ご飯も美味しいし、ブラジルの皆さんが優しくて、本当に楽しかったです。
――ブラジルのアニメ文化はかなり盛り上がっているんですね。イベントはコミケのような内容だったんでしょうか。
すみれおじさんライブとアニメグッズ展が中心で、そのほかに同人ブースがあったりと日本のイベントとは少し違う印象を受けました。あえて言うなら、ニコニコ超会議に近いかもしれません。このイベントは『ワンパンマン』のオープニング曲を作曲されたJAM projectメンバーのヒカルド・クルーズさんが2003年に立ち上げたイベントで、今は10万人規模のアニメイベントになっています。マンガやアニメグッズの販売、ゲームアトラクション、コスプレの世界大会や、アニメ・特撮関係者を招いてのトークショーなど、超本格的な人気イベントなんです。YouTubeに『AnimeFriends Reporter』という公式チャンネルがあるので、ブラジルのアニメファンの様子をぜひ見てください。
コスプレをする際は“脳をリセット”して「キャラがどう行動するか」を考える
すみれおじさんあくまで「叶ったらいいな」っていうレベルなんですが、『Fateシリーズ』の玉藻の前ってキャラの公式レイヤーになるのが目標です。
――コスプレイベントにいくと、玉藻の前をやっているレイヤーさんは多いですよね。
すみれおじさんそうなんです。玉藻ちゃんはかわいいですからね!Fateシリーズだと、特に公式レイヤーのみなさんのレベルは本当に高いし、キャラに対する没入度も凄くて憧れます。
――いまレイヤーさんの多くが企業の公式レイヤーになることを目標にしています。その理由って何なのでしょうか。
すみれおじさん推しキャラになりきってお客様に喜んでもらえるって点もありますが、私の場合、大好きな作品の“布教活動”を公式で出来るのが嬉しいです!
――なるほど。先ほどキャラに対する没入度って話をしていました。
すみれおじさん私もそこは大事にしています。 “自分の脳をリセット”して、「このキャラだったらどんな表情やポーズをするのか?」って考えて撮影に参加します。
――コスプレキャラが作中でやらないような仕草や表情はしないと。
すみれおじさんキャラ設定が崩れないように注意しています。自分を前面に出すのではなく、作品へのリスペクトを表現したいと思っています。ただ、解釈違いということもあるので、もし間違っていたらごめんなさい。
――作品やキャラへのリスペクトがあるんですね。
すみれおじさんコスプレって自由ではあるんですけど、版権もののコスプレをさせていただいている限り、キャラに対して失礼がないようにすることも大事なマナーなのかなって思います。