(更新:)
ORICON NEWS
【コスプレビフォーアフター】コスプレプロダクションの美人スタッフが語る“レイヤー裏話”「海外でも勝負したい」
酷暑の『夏コミ』でコスプレデビュー「緊張と怖さでガチガチでした」
百合亜2年前がいちばん活発でした。もともと『東京喰種』が大好きで、その中に登場する霧嶋董香ちゃんと自分とで通じる面が強くて、コスプレしてみようと思ったのが最初のきっかけです。
――没入できるキャラを見つけて、一歩が踏み出せた感じですか?
百合亜はい、それが3年半前くらいだったと思います。コスプレデビューはコミケだったので、初めての緊張と怖さで大変でした…(笑)。
――仲間と一緒に参加したんですか?
百合亜当時、まだ友達にレイヤーがおらず、ひとりで参加しました。夏コミだったのでとにかく暑くて、ウィッグに熱がこもっちゃって大変でした。あと、カメラマンさんの待機列の切り方もしらなかったので、トイレに行くタイミングが分からず苦労しました(笑)。
――レイヤー体験してみて発見はありましたか?
百合亜コミケに行ってみて大変なことばかりでしたけど、「意外とひとりで何でもできちゃうんだな」っていう発見がありました。
――レイヤーとしての度胸はついたわけですね。コミケに参加する位ですから、アニメやゲ−ムが好きなんですか?
百合亜小さい頃に『エヴァンゲリオン』をリアルタイムで観ていたので、アスカとカヲルくんが大好きなんです。『エヴァ』のコスプレもレイ、アスカ、マリはやりました。あと、年齢的にもミサトさんに近づいてきたので、そろそろ挑戦してみようかなって(笑)。
海外で成功するには、2次元のキャラを3次元で見せる“説得力”が大事
百合亜コスプレイヤーが所属する『12カンパニー』というコスプレプロダクションのスタッフをやっています。
――レイヤー兼スタッフというポジションなんですね。様々なコスプレイヤーの活躍が目立ちます。会社としてはどんな仕事が多いんでしょうか。
百合亜コスプレイヤーとして企業様からご依頼を受けたキャラクターのコスプレをしてイベントに立ったり、アプリゲームなどのアンバサダーとして活動したりと活躍の幅は広がりつつあります。
――昨今、“コスプレカルチャー”は世界的に人気です。海外でウケるレイヤーってどんなタイプなんでしょうか。
百合亜やっぱりクオリティと表現の部分が重要で、いかに2次元のキャラを3次元のキャラとして成立させるかという“説得力”が大事だと思います。
――その“説得力”を海外へ発信方法する手法は?
百合亜やっぱりSNSが重要ですね。ハッシュタグはもちろん大切ですし、投稿する時間や写真のクオリティが求められると思います。
――最後に、「コスプレプロダクション」の会社を大きくするためにはどんなことが必要でしょうか。
百合亜今は企業の企画に合致したコスプレイヤーを派遣するキャスティング業務がメインですが、衣装の作製なども行なっており、今後は徐々に企画・コンサルをメインにシフトしていきたいと考えています。