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【サンリオ】あひるのペックルが30年ぶりの脚光、表情豊かな“眉毛”や“オカンみ”も人気

ついに超えた“上位15位の壁”、トレンド入りするほどの大反響

 『2024年サンリオキャラクター大賞』では11位となったペックル。TOP10入りはしなかったものの、昨年16位から大きくジャンプアップしており、ここ数年立ちはだかっていた“上位15位の壁”を軽々と越えてみせた。そもそも、最後にTOP10内にランクインしたのは1994年。30年の時を経ての返り咲き…そのせいか、結果発表イベントではその日一番の歓声とどよめきが上がっていた。

 実はそれ以前から、今年のペックルの動向には注目が集まっていた。初回速報・中間発表で9位と発表された時には、「ペックル9位」がXのトレンド入りするほどの話題に。それだけ多くの人が「ペックルに頑張ってほしい」という思いで見守っていた証と言えるだろう。

 「今年の結果にはびっくりました。ペックルに限らず、多くのキャラクターはデビュー当初はたくさんの商品が出るものの、4〜5年ほどで新しいキャラクターに入れ替わっていくというサイクルを経るものが多いんです。ペックルも10年以上商品がない時代があり、子どもの頃から大切にしているぬいぐるみを持ってサイン会に来てくださる方もいました。一方で最近は、はぴだんぶいで知ったという方が増えています。ずっと忘れず応援してくださる方にも、新たにファンになってくださった方にも本当に感謝しています」(初代担当デザイナー)

 はぴだんぶいのメンバーが目覚ましくV字回復をしていく中、ペックルの奥行きのある魅力が浸透するまでにはやや時間がかかったかもしれない。しかし、じわじわと掴んだファンの心は決して離さないはずだ。はぴだんぶいは来年で結成5周年。そのオカン的リーダーであるペックルがさらなる躍進を遂げ、その眉毛を全開に上げて喜ぶ姿が見たい。

(文:児玉澄子)
(C)2024 SANRIO CO.,LTD. 著作(株)サンリオ

■あひるのペックル公式サイト(外部サイト) 
■はぴだんぶい 公式X(外部サイト) 
■はぴだんぶい 公式TikTok(外部サイト) 

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