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『どうする家康』キャスト/出演者/登場人物一覧【2023年NHK大河ドラマ】

NHK大河ドラマ『どうする家康』キービジュアル (C)NHK

松本潤が主演を務める2023年大河ドラマ『どうする家康』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)のキャスト・出演者を紹介。
徳川家康/松本潤
┗幼少期:竹千代/川口和空

■徳川勢(家康の家族)
阿茶局/松本若菜
於愛の方/広瀬アリス
奥平信昌/白洲迅
お万/松井玲奈
お葉/北香那
亀姫/當真あみ
江/マイコ
五徳/久保史緒里
瀬名/有村架純
千姫/原菜乃華
徳川秀忠/森崎ウィン
福(春日局)/寺島しのぶ
徳川信康/細田佳央太
┗幼少期:松平信康/寺嶋眞秀
松平広忠/飯田基祐

■徳川勢(徳川家臣)
井伊直政/板垣李光人
石川数正/松重豊
稲/鳴海唯
ウィリアム・アダムス/村雨辰剛
大岡弥四郎/毎熊克哉
大久保忠世/小手伸也
大鼠/千葉哲也
女大鼠/松本まりか
酒井忠次/大森南朋
榊原康政/杉野遥亮
登与/猫背椿
鳥居強右衛門/岡崎体育
鳥居忠吉/イッセー尾形
鳥居元忠/音尾琢真
夏目広次/甲本雅裕
鍋/木村多江
南光坊天海/小栗旬
服部半蔵/山田孝之
平岩親吉/岡部大
本多忠勝/山田裕貴
本多忠真/波岡一喜
本多正純/井上祐貴
本多正信/松山ケンイチ
渡辺守綱/木村昴

■織田勢・豊臣勢
明智光秀/酒向芳
旭/山田真歩
池田恒興/徳重聡
石田三成/中村七之助
上杉景勝/津田寛治
宇喜多秀家/蜿r太郎
阿月/伊東蒼
お市/北川景子
┗幼少期:お市/上村結羽
大谷吉継/忍成修吾
大野治長/玉山鉄二
織田信雄/浜野謙太
織田信長/岡田准一
織田信秀/藤岡弘、
加藤清正/淵上泰史
小西行長/池内万作
西笑承兌/でんでん
佐久間信盛/立川談春
柴田勝家/吉原光夫
嶋左近/高橋努
茶々/北川景子
┗幼少期:茶々/白鳥玉季
豊臣秀長/佐藤隆太
豊臣秀吉/ムロツヨシ
豊臣秀頼/作間龍斗
仲/高畑淳子
丹羽長秀/福澤朗
寧々/和久井映見
初/鈴木杏
福島正則/深水元基
前田利家/宅麻伸
毛利輝元/吹越満
森長可/城田優
森乱/大西利空

■今川勢
糸/志田未来
今川氏真/溝端淳平
今川義元/野村萬斎
鵜殿長照/野間口徹
お田鶴/関水渚
関口氏純/渡部篤郎
巴/真矢ミキ
たね/豊嶋花

■武田勢
穴山梅雪/田辺誠一
武田勝頼/眞栄田郷敦
武田信玄/阿部寛
山県昌景/橋本さとし

■真田勢
真田信繁/日向亘
真田信幸/吉村界人
真田昌幸/佐藤浩市

■北条勢
北条氏直/西山潤
北条氏政/駿河太郎

■他
於大の方/松嶋菜々子
空誓上人/市川右團次
茶屋四郎次郎/中村勘九郎
千代/古川琴音
登譽上人/里見浩太朗
久松源三郎勝俊/長尾謙杜
久松長家/リリー・フランキー
松平昌久/角田晃広
水野信元/寺島進
浅井長政/大貫勇輔
足利義昭/古田新太

■語り
寺島しのぶ

徳川家康(とくがわいえやす)/松本潤

『どうする家康』に出演する松本潤(C)NHK

(C)NHK

今川家につかえる。後に岡崎城城主として独立、三河統一を果たす。関ケ原、江戸幕府なんてかなり先の話。ナイーブで頼りないプリンス。臆病でまだまだ優柔不断なところあり。相手の気持ちを思いやり、意見をよく聞くが、時に頑固。オタク気質なところあり。理想と現実の間でいつも悩み、背負いたくない重荷を背負い、歩みたくない道を歩んでいく。天才や猛将たちに食らいつく中、しだいに才能を覚醒させていく。
【演】松本潤

竹千代(たけちよ)/川口和空

『どうする家康』に出演する川口和空(C)NHK

(C)NHK

徳川家康(松本潤)の幼少期。
【演】川口和空

阿茶局(あちゃのつぼね)/松本若菜


側室にして同志、信頼厚きパートナー
武芸をたしなみ、家康(松本潤)が数々の戦にも同行させた、美しさと才覚を兼ね備えた側室。もとは武田家臣の娘。秀忠(森崎ウィン)の後見役もつとめる。豊臣家との最終決戦の際には、重要な交渉役を担うことに。
【演】松本若菜

於愛の方(おあいのかた)/広瀬アリス


激動期の家康を支えた二代将軍・秀忠の母
笛を吹くのが趣味だが、いつも音程がずれる。そのユーモラスな行動が、周囲に癒やしを与える。ガマンが続いていた家康(松本潤)の心に明かりを灯す、愛深き姫。実は夫を戦乱で亡くし、幼子を連れて側室となった苦労人。
【演】広瀬アリス

奥平信昌(おくだいらのぶまさ)/白洲迅


家康の娘・亀姫が嫁ぐ奥平家当主
武田との最前線の地である奥三河の山深き長篠城城主。激戦が続く中、武田に寝返らないように信長(岡田准一)は、徳川家の幼き姫・亀姫(當真あみ)を信昌に嫁がせるように命じる。亀姫は山奥の地に嫁入りすることに不安を抱くが、信昌は心優しき若き当主。
【演】白洲迅

お万(おまん)/松井玲奈


家康の心に入り込む神秘的な女
池鯉鮒神社神主の娘。戦災を逃れ、瀬名(有村架純)仕えの侍女となり、やがて浜松城で暮らす家康(松本潤)のそばに仕えることになる。神秘的で妖艶な魅力が漂い、武田信玄(阿部寛)との激戦で疲れた家康の心の隙間に入り込む。
【演】松井玲奈

お葉(およう)/北香那


不愛想で働き者、家康初めての側室
侍女として松平家に入った、今川家臣・鵜殿家の血筋の娘。控えめで働き者、人の嫌がる仕事も率先してやるなど、気立てがよく、家康(松本潤)のそば仕えをする女性を探していた瀬名(有村架純)と於大(松嶋菜々子)に見初められる。西郡の局として知られる。
【演】北香那

亀姫(かめひめ)/當真あみ


素直でたおやか、母親似の長女
家康(松本潤)と瀬名(有村架純)の間に生まれた、徳川家の長女。母に似て愛らしく天真らんまんで、家康からの溺愛はもちろんのこと、周囲から愛されて育つ。山深く奥三河にある長篠城城主・奥平信昌との政略結婚を持ちかけられる。
【演】當真あみ

江(ごう)/マイコ


徳川の行く末を託された浅井三姉妹の末娘
浅井三姉妹の三女、茶々(北川景子)の妹。三度目の結婚で家康(松本潤)の息子・秀忠(森崎ウィン)の正室となる。豊臣秀頼(作間龍斗)の妻となる千姫(原菜乃華)や三代将軍・家光を生む。家康と茶々の対立に気をもみつつも、安寧を保とうとする辛抱強い女性。
【演】マイコ

五徳(ごとく)/久保史緒里


徳川家に嫁いだ信長の娘
幼くして家康(松本潤)の嫡男・信康(細田佳央太)のもとに嫁いだ、信長(岡田准一)の娘。信長やその妹・市(北川景子)に似て気品にあふれ、気が強いが、心根は優しい。徳川家になじみ、幸せに暮らしていたが、信長からある密命を受けたことで、数奇な運命に巻き込まれる。
【演】久保史緒里

瀬名(せな)/有村架純

『どうする家康』に出演する有村架純(C)NHK

(C)NHK

家康を一番、知り尽くした女
家康(松本潤)の正室。今川家家臣・関口氏純(渡部篤郎)の箱入り娘。太陽のように明るく、朗らか。家康の初恋の女性で、相思相愛の仲むつまじい夫婦となり、信康(細田佳央太)と亀姫(當真あみ)を授かる。織田信長との戦い(桶狭間の戦い)を前に、家康を笑顔で送り出すが、その日から彼女の運命が変わり始める。
【演】有村架純

千姫(せんひめ)/原菜乃華


豊臣と徳川をつなぐ最愛の孫娘
秀忠(森崎ウィン)と正室・江(マイコ)の長女。家康(松本潤)にとっては目に入れても痛くない最愛の孫娘。太閤秀吉(ムロツヨシ)の遺志に従い、7歳で秀吉の嫡男・秀頼(作間龍斗)に嫁ぐ。徳川と豊臣の懸け橋としての重責を負うことに。
【演】原菜乃華

徳川秀忠(とくがわひでただ)/森崎ウィン


関ヶ原に遅れてきた二代将軍
幼名・長丸。家康(松本潤)と於愛(広瀬アリス)の間に生まれ、信康(細田佳央太)亡きあと、両親のもとで嫡男として大切に育てられる。母に似て大らかで、明朗快活な青年だが、家康にとっては物足らないところもある。
【演】森崎ウィン

福/春日局(ふく/かすがのつぼね)/寺島しのぶ


徳川に愛を捧げた3代将軍・家光の乳母
徳川秀忠(森崎ウィン)の嫡男・竹千代(3代将軍・家光)の乳母、のちの春日局。自らを取り立ててくれた家康(松本潤)には、深い恩義と敬意を抱いている。竹千代に祖父・家康の偉業を神のごとくと教え、家光の治世に大きな影響を与える。
【演】寺島しのぶ

徳川信康(とくがわのぶやす)/細田佳央太


パーフェクトな息子
幼名・竹千代。苦労を重ねた両親の姿を幼いころから見ており、父を支え、家族を守り、徳川家のために強く生きようとする、心優しき勇敢な青年。そのまっすぐな気持ちが、危うさでもある。妻は信長(岡田准一)の娘・五徳(久保史緒里)。
【演】細田佳央太

松平信康(まつだいらのぶやす)/寺嶋眞秀

『どうする家康』に出演する寺嶋眞秀(C)NHK

(C)NHK

徳川信康(細田佳央太)の幼少期。
【演】寺嶋眞秀

松平広忠(まつだいらひろただ)/飯田基祐


岡崎城を守り抜いた家康の父
家康(松本潤)の父で、岡崎城主。勇猛果敢な武将だが、三河へ侵攻する織田氏からの攻勢に苦しむ。信長に嫡男・竹千代(後の家康)を人質として奪われ、降伏して三河を明け渡すか、わが子を見殺しにするか、苦渋の決断を迫られる。
【演】飯田基祐

井伊直政(いいなおまさ)/板垣李光人


井伊谷からやってきた美少年
女城主直虎によって大切に育てられた井伊家の御曹司で、家臣団の新戦力として活躍。頭の回転が速く、女性によくモテる。プライドが高く、不遜な物言いでよくトラブルを引き起こす。
【演】板垣李光人

石川数正(いしかわかずまさ)/松重豊

『どうする家康』に出演する松重豊(C)NHK

(C)NHK

どんな難問も一刀両断
酒井忠次(大森南朋)同様の古参の家臣で、家康(松本潤)が最も信頼する常識人。カミソリのような切れ味鋭い頭脳の持ち主で、遠慮なく正論を進言する。外交役も務め、戦国武将と渡り合う度胸の持ち主。
【演】松重豊

稲(いな)/鳴海唯


忠勝の気骨を受け継本多家の娘
忠勝(山田裕貴)の娘。父に似て頑固な肝の据わった女性。徳川にとって、常に火種である真田との関係を取り持つため、真田昌幸(佐藤浩市)の嫡男・信幸(吉村界人)に嫁ぐという話が持ち上がる。
【演】鳴海唯

ウィリアム・アダムス/村雨辰剛


対外政策を任されたイギリス人航海士
関ヶ原の戦いの半年前に日本に漂着した、英国生まれの航海士。朝鮮出兵後の対外関係に頭を痛める家康(松本潤)の相談相手となり、やがて江戸に招かれ、外交顧問として重用される。日本名・三浦按針。
【演】村雨辰剛

大岡弥四郎(おおおかやしろう)/毎熊克哉


信康に仕え岡崎を守る優秀な家臣
徳川家嫡男・信康(細田佳央太)を補佐する岡崎城奉行。瀬名や譜代の家臣たちも信頼を寄せる切れ者で、家康(松本潤)は信康に岡崎城城主を任せる時に、その守り役を申し付ける。穏やかで人当たりの良い顔とは異なる、秘めた野心を持っている。
【演】毎熊克哉

大久保忠世(おおくぼただよ)/小手伸也

『どうする家康』に出演する小手伸也(C)NHK

(C)NHK

三河で一番の色男(本人談)
戦場では勇猛果敢な活躍を見せるが、最近、髪が薄くなるのを気にしている繊細な男。身なりに気を配り、「色男」を自称する。面倒見のいいみんなの兄貴。
【演】小手伸也

大鼠(おおねずみ)/千葉哲也

『どうする家康』に出演する千葉哲也(C)NHK

(C)NHK

忍者一筋 大ベテラン
服部半蔵(山田孝之)につかえる忍者集団の長。鼠のように這いつくばり、素早い動きをするので大鼠と呼ばれる。冷静沈着かつプロフェッショナルな老忍者で、ふだんは農業を営み、身を隠す。
【演】千葉哲也

女大鼠(おんなおおねずみ)/松本まりか

『どうする家康』に出演する松本まりか(C)NHK

(C)NHK

くのいち七変化
大鼠(千葉哲也)の娘で、父を継いで忍者集団を束ねる。体が柔らかいことを生かし、どんな場所にも忍び込み、町娘から遊女、武士までどんな人物も演じきる変装の達人。服部半蔵(山田孝之)を細やかにフォローする良きパートナー。
【演】松本まりか

酒井忠次(さかいただつぐ)/大森南朋

『どうする家康』に出演する大森南朋(C)NHK

(C)NHK

特技は宴会芸えびすくい 家臣団のリーダー
家康(松本潤)不在の三河・岡崎を必死に守り、領民を愛し、自分の意見を控え、家康を支えることだけを考えている個性派家臣団のまとめ役。家康の叔父。時に宴会芸を始め、場を盛りあげる気遣いの人。
【演】大森南朋

榊原康政(さかきばらやすまさ)/杉野遥亮

『どうする家康』に出演する杉野遥亮(C)NHK

(C)NHK

徳川家臣団のマイペースな貴公子
文武に優れた若き武将。名門榊原家の生まれだが、次男のため自由気ままに好きに生きていたところを、家康(松本潤)にその才能を見いだされる。マイペースで、ちょっとひねくれた性格。
【演】杉野遥亮

登与(とよ)/猫背椿

『どうする家康』に出演する猫背椿(C)NHK

(C)NHK

家臣団のマネージャー
酒井忠次(大森南朋)の妻。岡崎城を裏方として支え、切り盛りする。個性的な家臣団を支えるマネージャーのような存在でもあり、夫婦一緒に「えびすくい」を踊るお調子者。瀬名(有村架純)や家康の母・於大(松嶋菜々子)と集まり、他愛もない世間話に花を咲かせる。
【演】猫背椿

鳥居強右衛門(とりいすねえもん)/岡崎体育


名もなきヒーロー、戦国版“走れメロス”
“ろくでなし強右衛門”と呼ばれる、ふだんはやる気も勇気もない奥平家の地侍。武田軍に攻め込まれ、絶体絶命の長篠城を救うため、武田包囲網を突破して、岡崎城の家康のもとに助け求めるミッションを帯びる。走ると自然に歌を口ずさむ癖がある。
【演】岡崎体育

鳥居忠吉(とりいただよし)/イッセー尾形

『どうする家康』に出演するイッセー尾形(C)NHK

(C)NHK

倹約作戦で三河を守り抜く
家康(松本潤)不在の岡崎城の留守を預かり、今川家の目を盗み、質素倹約で金銀食料を貯め込み、松平家再興を支えた長老。老齢のためか、時々、何を言っているのか、よくわからない。元忠(音尾琢真)の父。
【演】イッセー尾形

鳥居元忠(とりいもとただ)/音尾琢真

『どうする家康』に出演する音尾琢真(C)NHK

(C)NHK

徳川ラブ 明るく熱い忠義者
鳥居家代々の家訓に従い、人質時代から家康(松本潤)に付き添い、生涯を通じて主君を守り続ける徳川一筋の忠義者。ふだんは不器用で明るい男だが、戦場ではスイッチが入ったように活躍する。
【演】音尾琢真

夏目広次(なつめひろつぐ)/甲本雅裕

『どうする家康』に出演する甲本雅裕(C)NHK

(C)NHK

事務方トップ
武骨な武将が多い家臣団の中で、家康(松本潤)を実務面で支える事務方の男。いつも目立たず、家康からは名前をなかなか覚えてもらえないが、武田家との大決戦・三方ヶ原の戦いでは大きな使命を果たす。夏目漱石の先祖ともいわれる。
【演】甲本雅裕

鍋(なべ)/木村多江


無頼な数正の陰に、糟糠の妻あり
頑固で無口な石川数正(松重豊)を支えた糟糠の妻。秀吉(ムロツヨシ)との関係がこじれていく中、徳川のために我が子を人質として差し出すという夫の決断を受け入れる。孤立していく数正を支える理解者。
【演】木村多江

南光坊天海(なんこうぼうてんかい)/小栗旬


“神君家康”のシナリオを描いたフィクサー
天台宗の高僧。卓越した知識と教養を持ち、家康に取り立てられ暗躍、遺言を託された一人。家康の死後、「東照大権現」として神格化をはかり、久能山東照宮から日光東照宮に改葬したと言われる。
【演】小栗旬

服部半蔵(はっとりはんぞう)/山田孝之

『どうする家康』に出演する山田孝之(C)NHK

(C)NHK

忍者ではないが、忍者の代表
先祖が忍びの郷・伊賀出身なので、忍者とよく間違えられる。本人は武士と思っている。そんな自分にプライドが持てず、人づきあいが苦手。命ぜられて伊賀忍者を使い、諜報活動をするが時々失敗する。
【演】山田孝之

平岩親吉(ひらいわちかよし)/岡部大

『どうする家康』に出演する岡部大(C)NHK

(C)NHK

苦しいときこそ笑顔を
いつもスマイル、正直でまっすぐな楽しい男。幼少より家康(松本潤)に付き添い、苦楽をともにする。敵の懐に入るのが得意で、どんな任務も笑顔で引き受ける。苦しいときには特に重宝する男。
【演】岡部大

本多忠勝(ほんだただかつ)/山田裕貴

『どうする家康』に出演する山田裕貴(C)NHK

(C)NHK

「ただ勝つ」と名付けられた最強サムライ
生涯戦うこと57回、かすり傷一つも負わないといわれる戦国最強武将のひとり。男気があり義を重んじ、筋の通らないことは大嫌い。女性にはものすごい奥手。
【演】山田裕貴

本多忠真(ほんだただざね)/波岡一喜

『どうする家康』に出演する波岡一喜(C)NHK

(C)NHK

酔いどれサムライ
松平家のために代々身を捧げてきた本多家の武将。叔父として忠勝(山田裕貴)に武芸を徹底的にたたき込み、最強武士に育てた。昼間から徳利を片手に酒を飲み、酔っているのか正気なのかわからないが、戦場ではスイッチが入ったように体が動く。
【演】波岡一喜

本多正純(ほんだまさずみ)/井上祐貴


徳川新時代を支える“イカサマ師”の息子
家康(松本潤)に仕える頭脳な若きエリート。正信(松山ケンイチ)が三河追放になったあとは、大久保忠世(小手伸也)のもとで、父のようにはなってはならぬと教え込まれて育った。正信には似ず、律儀でまっすぐな性格。
【演】井上祐貴

本多正信(ほんだまさのぶ)/松山ケンイチ

『どうする家康』に出演する松山ケンイチ(C)NHK

(C)NHK

家臣団の嫌われ者
大久保忠世(小手伸也)の紹介で登用されるが、胡散臭く、無責任な進言をするイカサマ野郎。常識にとらわれない発想の持ち主で、悪知恵が働き、家康(松本潤)の小さな野心を刺激する。やがて天下取りに欠かせない男となる。
【演】松山ケンイチ

渡辺守綱(わたなべもりつな)/木村昴

『どうする家康』に出演する木村昴(C)NHK

(C)NHK

槍もトークも一級品
武芸で活躍する家系に生まれ、戦場では先鋒をつとめる大男。向こう見ずな性格で、槍をふりまわす。普段は手よりも口を動かすのが得意なおしゃべり好き。三河一向一揆では一揆側につき、家康(松本潤)に槍を向ける。
【演】木村昴

明智光秀(あけちみつひで)/酒向芳


旧時代の破壊者か、新時代の開拓者か
足利義昭に仕えるが、将軍の地位が危うくなると、自らを高く評価する織田信長(岡田准一)の配下に入る。笑顔の中にも、常に鋭いまなざしがあり、家康(松本潤)や秀吉(ムロツヨシ)のささいな仕草も見逃さない。信長には媚びへつらうが、その本心はどこにあるのか?物語のキーマン。
【演】酒向芳

旭(あさひ)/山田真歩


兄の野望に振り回される妹
家康(松本潤)を屈服させたい兄・秀吉(ムロツヨシ)の思惑で夫と離縁させられ、人質として家康のもとへ嫁ぎ、正妻となる。田舎育ちの純朴な心優しい女性で、自分の役目を全うしようと、懸命に家康に尽くす。
【演】山田真歩

池田恒興(いけだつねおき)/徳重聡


織田を捨て、秀吉を選んだ猛将
織田家の重臣。本能寺の変後、清須会議で信長(岡田准一)の後継者のひとりとして頭角を現す。小牧・長久手の戦いでは織田信雄(浜野謙太)を裏切り、恩賞狙いで秀吉方として参戦。徳川軍を窮地に追い込む。
【演】徳重聡

石田三成(いしだみつなり)/中村七之助


家康が、最も戦いたくなかった男
巨大な豊臣政権の実務を一手に担う、才気あふれる、最高の頭脳の持ち主。家康(松本潤)もその才能に惚れこむが、秀吉(ムロツヨシ)亡きあと、太閤への忠義を重んじる三成は家康と対立、激しい前哨戦の末、関ヶ原での大一番に臨むことになる。
【演】中村七之助

上杉景勝(うえすぎかげかつ)/津田寛治


越後の虎・謙信公の威光を受け継ぐ
戦国の雄・上杉謙信の後継者。秀吉(ムロツヨシ)に臣従し、越後から会津へ転封となるも、五大老の一人として存在力を高める。秀吉の死後、自国の軍備増強に専念し、家康(松本潤)への対立を露わにする。
【演】津田寛治

宇喜多秀家(うきたひでいえ)/蜿r太郎


打倒家康! 才気あふれる五大老・最年少大名
幼きころより秀吉(ムロツヨシ)に重用され、五大老の一角となる。唐入りでも目覚ましい働きを見せた名将。豊臣家への忠義は厚く、西軍副大将として大軍を率い、裏切り者・家康(松本潤)を追いつめる。
【演】蜿r太郎

阿月(あづき)/伊東蒼


お市と家康をつなぐ浅井家の侍女
貧しい下級武士の娘で、つらい生活を送っていたところを、北近江・浅井家に嫁いだお市(北川景子)に助けられ、侍女として献身的に仕える。越前・朝倉義景と戦うため、織田・徳川軍が金ヶ崎に向かう中、浅井家の混乱を察した阿月は、お市にあることを申し出る。
【演】伊東蒼

お市(おいち)/北川景子

『どうする家康』に出演する北川景子(C)NHK

(C)NHK

信長・秀吉・家康をつなぐ運命の女
信長(岡田准一)の妹。織田と徳川の盟約をきっかけに、家康(松本潤)と数奇な運命を共にすることになる。近江・浅井家に嫁ぐものの、兄・信長のせいで乱世の渦に巻き込まれる。彼女が生んだ三人娘もまた、家康の生涯に大きくかかわることに…。
【演】北川景子

お市(おいち)/上村結羽

『どうする家康』に出演する上村結羽(C)NHK

(C)NHK

お市(北川景子)の幼少期。
【演】上村結羽

大谷吉継(おおたによしつぐ)/忍成修吾


白い布で顔を隠した、才気あふれる名将
豊臣家家臣、越前敦賀を治める大名。人望厚く、秀吉(ムロツヨシ)、家康(松本潤)からも頼りにされる切れ者。友人・石田三成(中村七之助)と家康が対立を深める中、大病から復帰した吉継の決断が、形勢を大きく変える。
【演】忍成修吾

大野治長(おおのはるなが)/玉山鉄二


茶々・秀頼親子を支えた最後の戦国武将
大野修理の名でも知られる。母・大蔵卿は茶々(北川景子)の乳母。家康(松本潤)暗殺計画に携わり流罪となるも、茶々・秀頼(作間龍斗)の側近として復権するしぶとい男。豊臣への忠義を貫き、大坂の陣では参謀役として、徳川軍20万の大軍を迎え撃つ。
【演】玉山鉄二

織田信雄(おだのぶかつ)/浜野謙太


長いものに巻かれ続ける、父と真逆の人生
父・信長(岡田准一)とは似つかない小心者。秀吉(ムロツヨシ)のあやつり人形として利用され、捨てられると家康(松本潤)のもとへ駆け込み、小牧・長久手の戦いのきっかけを生む。父と異なる抜群の生存本能で、乱世を生き残る。
【演】浜野謙太

織田信長(おだのぶなが)/岡田准一

『どうする家康』に出演する岡田准一(C)NHK

(C)NHK

家康がその背中を追い続けた男
さまざまな常識をくつがえし、常人離れした思考回路をもち革新的な戦術を生み出していく孤独なカリスマ。時に優しく、時に恐ろしく、誰もが畏れる中、家康(松本潤)は必死に食らいつき、彼の知識を吸収してゆく。そんな家康に、信長はなぜか異様に目をかける。
【演】岡田准一

織田信秀(おだのぶひで)/藤岡弘、

『どうする家康』に出演する藤岡弘、(C)NHK

(C)NHK

織田の礎を築いた信長の父
尾張の戦国武将。豪胆で勇猛果敢な人物で、領地を広げ、織田家繁栄の基礎を築く。岡崎城主・松平広忠(飯田基祐)と対立し、幼少時代の家康(竹千代)を人質に取る。信長(岡田准一)にとっては厳格な父であり、彼の人格形成に大きな影響を与える。
【演】藤岡弘、

加藤清正(かとうきよまさ)/淵上泰史


豊臣家の命運を握る名将
幼いころから秀吉(ムロツヨシ)に仕えてきた豊臣家の名将。文武に優れ、小牧・長久手の戦いで徳川軍と対決した際は、その強さを実感する。後に家康(松本潤)と親交を深め、ポスト秀吉時代のキーマンとなる。
【演】淵上泰史

小西行長(こにしゆきなが)/池内万作


秀吉政権を支えたキリシタン大名
秀吉(ムロツヨシ)の信頼厚い大名。唐入り(朝鮮出兵)では先陣を務め、快進撃の中心的役割を果たす。明との和平交渉では三成とともに尽力するが、福島正則(深水元基)ら武断派との対立は、のちに豊臣家分裂を招く。
【演】池内万作

西笑承兌(さいしょうじょうたい)/でんでん


唐入りを先導した、語学堪能な“黒衣の宰相”
秀吉(ムロツヨシ)の政治顧問、外交役も務めた臨済宗の僧。明を手に入れるべく唐入りを目論む秀吉に入れ知恵し、泥沼の戦へと突き進む原因を作る。その後もしぶとく生き残り、家康(松本潤)にも使える。
【演】でんでん

佐久間信盛(さくまのぶもり)/立川談春


家康に難題を突きつける食えない男
信長(岡田准一)の父・信秀(藤岡弘、)の代から織田家に仕える筆頭家老。信長の無謀さや羽柴秀吉、柴田勝家(吉原光夫)たち次世代の台頭に危機感を覚えつつも、織田家の足元を支える老獪な政治家。東部方面の戦略、徳川の監視役を任され、家康(松本潤)に無理難題をたびたび突きつける。
【演】立川談春

柴田勝家(しばたかついえ)/吉原光夫

『どうする家康』に出演する吉原光夫(C)NHK

(C)NHK

秀吉とは水と油の荒武者
織田家家臣。体は熊のように大きく、声は柱を壊すほどデカい。小心者の家康(松本潤)をいつも怖がらせる。お調子者で機転が利く秀吉と対照的な、めっぽう強い武骨もの。急進的な信長を全身全霊で支える。
【演】吉原光夫

嶋左近(しまさこん)/高橋努


寡黙にして勇猛果敢、三成に過ぎたる者
三成(中村七之助)がその才覚にほれ込み、三顧の礼をもって召し抱えた武将。三成が佐和山城へ蟄居に追い込まれた際も付き従い、打倒家康(松本潤)の志を共にする。逆境においてこそ、真価を発揮する男。
【演】高橋努

茶々(ちゃちゃ)/北川景子


目指すのは豊臣家の再興?
信長(岡田准一)の妹・市(北川景子)と浅井長政(大貫勇輔)の長女。若くして父と母を失うなど、世の不条理を悟る。妹の初や江(マイコ)のことも考え、豊臣家の庇護に入り、秀吉(ムロツヨシ)の側室となる道を選ぶ。秀吉の死後、豊臣家で大きな権力を手にする中、秀頼(作間龍斗)の母として、自ら乱世を御する野心に目覚めていく。
【演】北川景子

茶々(ちゃちゃ)/白鳥玉季

茶々(北川景子)の幼少期。
【演】白鳥玉季

豊臣秀長(とよとみひでなが)/佐藤隆太


この弟がいたからこその天下人
秀吉(ムロツヨシ)が心許す、数少ない理解者。幼少のころから兄を慕い、大きな夢の実現に熱意を傾ける。知略策略にもたけ、屈託のない笑顔と人好きのする物腰で、兄と一緒にうまく人を丸め込む。
【演】佐藤隆太

豊臣秀吉(とよとみひでよし)/ムロツヨシ

『どうする家康』に出演するムロツヨシ(C)NHK

(C)NHK

戦国乱世を最も楽しんだ男
底辺からはい上がり、大出世を遂げ、家康(松本潤)最大のライバルとなる。欲望のかたまりで、それを全開で表現し、全力で追い求める。戦国乱世を最も楽しんだ人物。驚異的な頭の良さで、いつも早口。明るく人たらしで、巧みに人の心に入り込む。家康が一番苦手なタイプ。
【演】ムロツヨシ

豊臣秀頼(とよとみひでより)/作間龍斗


圧倒的なオーラを放つ、豊臣家の若きプリンス
秀吉(ムロツヨシ)最愛の女性・茶々(北川景子)の次男。秀吉亡きあと、豊臣家の復活の期待を背負う若きプリンス。二条城で成人した秀頼に対面した家康(松本潤)は、凛々しく聡明な彼の姿に、圧倒的な脅威を感じる。
【演】作間龍斗

仲(なか)/高畑淳子


天下人の母にはなりたくなかった
尾張の農民出身だが、今は「大政所」と呼ばれている。人質として徳川家に送られるなど、息子のとどまるところを知らない欲望に振り回され、あきれるばかり。井伊直政(板垣李光人)と気が合う。
【演】高畑淳子

丹羽長秀(にわながひで)/福澤朗


柴田勝家と並ぶ織田家重臣
柴田勝家(吉原光夫)とともに、“織田家の双璧”と呼ばれる宿老。「丹羽」から一字を羽柴秀吉(ムロツヨシ)に与える。本能寺の変後、織田家の後継者を決める清須会議では、信長の孫・三法師をかつぐ秀吉を支持。
【演】福澤朗

寧々(ねね)/和久井映見


秀吉が深い愛と信頼を寄せる妻
秀吉(ムロツヨシ)の出世を陰に日向に支えた正妻にして恋女房。「北政所」とも称される。暴走する秀吉を厳しく叱り、たしなめることもできる稀有な存在。豊臣と徳川をつなぐ政治家の一面も持つ。
【演】和久井映見

初(はつ)/鈴木杏


徳川との交渉役を託された茶々の妹
浅井三姉妹の次女。秀吉(ムロツヨシ)の庇護下で育てられ、豊臣家臣では家康と親交がある京極高次の妻となる。茶々(北川景子)の生き様や葛藤を間近で見てきたため、姉には格別の思いがある。大坂の陣では豊臣方の代表として、徳川との和睦交渉に臨む。
【演】鈴木杏

福島正則(ふくしままさのり)/深水元基


小姓から秀吉に仕えた“身内”
小姓時代に秀吉(ムロツヨシ)から才能を認められた猛将。情に厚く、まっすぐな性格で、石田三成(中村七之助)と対立を深めていく。秀吉の死後、いち早く家康方につき、豊臣家分裂の引き金をひく。
【演】深水元基

前田利家(まえだとしいえ)/宅麻伸


秀吉の友にして、豊臣政権の良心
秀吉(ムロツヨシ)の若きころよりの友人。加賀の大大名で、豊臣家臣の中で圧倒的な軍事力を持つ“五大老”の一人。武勇に優れ人望厚く、家康(松本潤)も信頼を寄せる。秀吉の死後、加藤清正(淵上泰史)ら武断派と石田三成(中村七之助)ら文治派の対立を収めようと試みる。
【演】宅麻伸

毛利輝元(もうりてるもと)/吹越満


西の大国・毛利、関ヶ原の戦い西軍総大将
信長(岡田准一)の死後に秀吉(ムロツヨシ)と和睦、五大老の一人として君臨する。秀吉の死後、家康(松本潤)に対抗して政権の主導権をねらう野心家。三成(中村七之助)に呼応して挙兵、関ヶ原の戦いで西軍総大将を務める。
【演】吹越満

森長可(もりながよし)/城田優


徳川を窮地に追い込んだ“鬼武蔵”
槍の名手。池田恒興(徳重聡)の娘婿。信長亡きあとの覇権争いに加わり、長久手の戦いでは、恒興とともに井伊直政(板垣李光人)率いる赤備え隊と激突する。
【演】城田優

森乱(もりらん)/大西利空


死出の旅まで付き従った信長の小姓
織田家重臣・森可成の息子で、長可の弟。その聡明さと美貌を認められ、若くして織田信長(岡田准一)の近習となる。本能寺の変の際、あるじと共に炎に包まれ、非業の最後を遂げることに。
※これまでは、森蘭丸と呼称されることが多かった。
【演】大西利空

糸(いと)/志田未来

『どうする家康』に出演する志田未来(C)NHK

(C)NHK

関東の雄・北条家から嫁いだ姫
今川・北条・武田が三国同盟を結んだ折に、今川氏真(溝端淳平)に嫁いだ北条氏康の娘。義元(野村萬斎)亡きあと、家臣たちの裏切りが相次ぐ中、孤独を極める氏真を支える。北条家の女らしく、強い意志を秘めている。
【演】志田未来

今川氏真(いまがわうじざね)/溝端淳平

『どうする家康』に出演する志田未来(C)NHK

(C)NHK

なすことすべて裏目に出る
今川義元(野村萬斎)の嫡男。坊ちゃん育ちのプライド高い御曹司だが、実は偉大な父を持つがゆえの劣等感に苦しむ。今川家を譲り受けるが、桶狭間の戦いで父を失い、その運命が大きく揺らぐ。
【演】溝端淳平

今川義元(いまがわよしもと)/野村萬斎

『どうする家康』に出演する野村萬斎(C)NHK

(C)NHK

家康を乱世へと導いた男
駿河国大名。高貴な名君。おだやか。公家文化にも精通する教養人、政治家で、仁徳による民のための王道政治を掲げる理想主義者。人質として預かった聡明な家康(松本潤)に目をかけ、幅広い教養を身につけさせる。家康が父のように心から尊敬する人物。
【演】野村萬斎

鵜殿長照(うどのながてる)/野間口徹

『どうする家康』に出演する野間口徹(C)NHK

(C)NHK

家康と激戦を繰り広げる知将
今川家の重臣。今川と織田の激戦の中、大高城城代として家康(松本潤)から兵糧補給の援護を受ける。その後、敵となった家康と一大決戦に臨むことになり、服部半蔵(山田孝之)が繰り出す忍者部隊を翻弄する。
【演】野間口徹

お田鶴(おたづ)/関水渚

『どうする家康』に出演する関水渚(C)NHK

(C)NHK

椿姫と謳われる女城主
鵜殿長照(野間口徹)の妹。瀬名(有村架純)とは幼少からの友人。のちに今川と徳川が敵対関係となっても、瀬名との友情関係は続いた。今川家の家臣・飯尾連龍に嫁ぐが、夫亡きあとは城主として引間城を守った芯の強い女性。
【演】関水渚

関口氏純(せきぐちうじずみ)/渡部篤郎

『どうする家康』に出演する渡部篤郎(C)NHK

(C)NHK

愛娘には弱い筆頭家老
今川義元(野村萬斎)を支える、気品と強さを兼ね備えた筆頭家老。愛娘・瀬名(有村架純)にめっぽう弱く、人質に過ぎない元信との婚姻を後押しすることに…。桶狭間の戦いののち、家康(松本潤)が織田方に寝返ると、今川家中で危うい立場に追い込まれる。
【演】渡部篤郎

巴(ともえ)/真矢ミキ

『どうする家康』に出演する真矢ミキ(C)NHK

(C)NHK

今川家の品格を守る気高き母
瀬名(有村架純)の母。今川家につながる出自の高貴な女性。愛娘・瀬名が格下の家康(松本潤)と結婚することに反対するが、のちに良き理解者となる。今川家を離反した家康と離れ離れになり、幼子を抱えて暮らす瀬名の不安を受け止める。
【演】真矢ミキ

たね/豊嶋花

『どうする家康』に出演する豊嶋花(C)NHK

(C)NHK

瀬名と命運を共にする少女
名門関口家の侍女として、瀬名(有村架純)の世話をする。家康(松本潤)が織田方に転じたことで、瀬名と共に捕らわれの身となる。武家の娘らしく、信念を持ち義理堅く、苦しい中でも瀬名やその子たちを献身的に支え続ける。
【演】豊嶋花

穴山梅雪(あなやまばいせつ)/田辺誠一

『どうする家康』に出演する田辺誠一(C)NHK

(C)NHK

冴えわたる知略・戦略・策略
武田氏の一門・穴山家の当主。信玄(阿部寛)からの信頼厚く、抜群の知略を生かし、外交戦略のエキスパートとして活躍。武田軍の駿河侵攻においては、先兵として今川家の切り崩しを行い、のちに徳川家や織田家と対峙することになる。
【演】田辺誠一

武田勝頼(たけだかつより)/眞栄田郷敦


最強大名の遺伝子を継ぐ若き猛将
武田信玄(阿部寛)の若き後継者。幼いころから信玄に厳しく育てられた強靭な体力と精神の持ち主。父の知略・軍略の才も受け継ぎ、武田家史上最大まで領地を広げる。三方ヶ原の戦いで壊滅的な打撃を負わせた徳川を、さらに追い詰める。
【演】眞栄田郷敦

武田信玄(たけだしんげん)/阿部寛

『どうする家康』に出演する阿部寛(C)NHK

(C)NHK

戦国最強のレジェンド
家康(松本潤)のなすことすべてを先読みし、赤子の手をひねるようにたたき潰す。戦国を生き抜く厳しさを知らしめる、家康にとって生きる教科書のような人物。生前も死後も家康を苦しませ続け、やがてその苦しみが自らの糧となっていることを知る。
【演】阿部寛

山県昌景(やまがたまさかげ)/橋本さとし

『どうする家康』に出演する橋本さとし(C)NHK

(C)NHK

武田軍の最高指揮官
若きころより信玄(阿部寛)を支えた筆頭重臣。川中島合戦では最前線で指揮し、上杉軍と対決。昌景の「赤備え」は武田最強部隊の代名詞。信玄より駿河侵攻を命ぜられ、家康(松本潤)はその強さに恐怖を感じる。
【演】橋本さとし

真田信繁(さなだのぶしげ)/日向亘


乱世の終わりとともに散った弟
真田昌幸(佐藤浩市)の次男。父から不屈の精神を受け継ぎ、類いまれなる知略、武力を駆使して、勇敢にも小国・真田の「義」を守り続ける。上田合戦、大坂の陣と最後まで家康の天下取りに抵抗する。
【演】日向亘

真田信幸(さなだのぶゆき)/吉村界人


真田の生き残りを託された兄
真田昌幸(佐藤浩市)の長男。徳川との対立関係を解消するため、本多忠勝(山田裕貴)の娘を妻にする。関ヶ原合戦にあたっては、真田家存続のため、父と反目する家康(松本潤)に味方するなど、真田と徳川の間で葛藤する。
【演】吉村界人

真田昌幸(さなだまさゆき)/佐藤浩市


戦国乱世、最後の怪物
太平の世に移る中、戦国乱世の遺物のような存在。小国ながらも徳川はじめ列強を手玉に取り、生き残りを図る反骨不屈の男。「表裏比興の者(表と裏を使い分けるくせ者)」とも呼ばれ、信玄譲りの謀略を使い、家康(松本潤)に幾度も苦杯をなめさせる。息子たち家族を溺愛し、関ヶ原合戦に際しては、長男・信幸(吉村界人)と敵味方に分かれる苦渋の決断をする。
【演】佐藤浩市

北条氏直(ほうじょううじなお)/西山潤


栄華を誇った後北条家最後の当主
早雲(伊勢宗瑞)から数えて五代目の北条家当主。妻は家康(松本潤)の娘・督姫。代々の教えを大切にし、小田原征伐の折には父に異を唱えて、義父・家康と通じて北条家存続の道を探る。
【演】西山潤

北条氏政(ほうじょううじまさ)/駿河太郎


秀吉に武田、今川、上杉と渡り合った“眠れる獅子”
小田原を拠点に関東六国を治める大大名。徳川とは離反と同盟を繰り返していたが、秀吉(ムロツヨシ)の脅威が増すと絆を深めていく。家康(松本潤)が秀吉に臣従した後も、独自路線を貫く気骨ある男。
【演】駿河太郎

於大の方(おだいのかた)/松嶋菜々子

『どうする家康』に出演する松嶋菜々子(C)NHK

(C)NHK

乱世の厳しさを教えた戦国の母
わずか15歳で竹千代(家康)を産み、その3年後に、実家の水野家が松平家と敵対関係になったために離縁され、竹千代と生き別れることに。乱世をたくましく生き抜き、天下人となる家康(松本潤)を支えた大らかな母。
【演】松嶋菜々子

空誓上人(くうせいしょうにん)/市川右團次

『どうする家康』に出演する市川右團次(C)NHK

(C)NHK

民衆の心をつかむ一向宗徒のカリスマ
家康(松本潤)が三河統一に苦心する中、人々の心をわしづかみにする本證寺の住職。民が苦しむのは武士のせいだと説き、寺の中に巨大な町をつくり、商人を呼び寄せ、集まる民衆たちを救済する。対立を深めた家康は本證寺に攻め込み、一向一揆の引き金をひいてしまう。
【演】市川右團次

茶屋四郎次郎(ちゃやしろうじろう)/中村勘九郎


困った時に現れる京の豪商
ちっぽけな三河の田舎大名・徳川家康(松本潤)に財を預け、出世を見込んで大博打を打った商魂たくましい陽気な男。数々のピンチを救い、家康のサクセストーリーとともに国づくりを支え、日本一への豪商へとのしあがる。
【演】中村勘九郎

千代(ちよ)/古川琴音

『どうする家康』に出演する古川琴音(C)NHK

(C)NHK

乱世を見つめたミステリアスな歩き巫女
本證寺の境内で神秘的に舞う巫女として振舞い、家康(松本潤)と空誓(市川右團次)が出会うきっかけをつくる。全国津々浦々を歩いてめぐり、各地の情報を握り、重要人物と通じているが、素性も狙いも、敵か味方かも分からない。家康とは不思議な縁で、長き関係を結ぶ。
【演】古川琴音

登譽上人(とうよしょうにん)/里見浩太朗

『どうする家康』に出演する里見浩太朗(C)NHK

(C)NHK

松平家を見守る菩提寺の住職
松平家の盛衰を見守ってきた岡崎・大樹寺の頑固一徹な住職。彼の教えである「厭離穢土欣求浄土(汚れた世を浄土にすることを目指せ)」は、生涯を通じての家康(松本潤)の精神的な支えとなり、徳川家の旗印になる。
【演】里見浩太朗

久松源三郎勝俊(ひさまつげんざぶろうかつとし)/長尾謙杜


本当の信玄を知る家康の義弟
家康(松本潤)の母・於大(松嶋菜々子)と久松長家(リリー・フランキー)の次男。家康の異父弟として、若きころより人質として武田家へ預けられ、信玄のもとで暮らす。徳川と武田の関係がこじれる中、その身を案じた家康は、服部半蔵(山田孝之)を通じて源三郎に甲斐脱出を命じる。
【演】長尾謙杜

久松長家(ひさまつながいえ)/リリー・フランキー

『どうする家康』に出演するリリー・フランキー(C)NHK

(C)NHK

適当こそわが人生・家康の義父
家康(松本潤)の母・於大(松嶋菜々子)の方の再婚相手。織田家や水野家などその時々に同盟相手を変え、時代の風を読んで、節操なく乱世を生き延びる。美しき妻との間に3男3女をもうけ、家族を支えるために家康のもとに転がり込む。
【演】リリー・フランキー

松平昌久(まつだいらまさひさ)/角田晃広

『どうする家康』に出演する角田晃広(C)NHK

(C)NHK

家康覚悟! 我こそが松平宗家
松平氏のひとつである大草松平家の当主。松平元康(のちの家康)が当主を務める松平宗家の地位をしたたかに狙う野心家。岡崎城に戻った元康に服従しつつも、今川家や三河の国衆たちと結びつき、転覆させる機会を伺う。
【演】角田晃広

水野信元(みずののぶもと)/寺島進

『どうする家康』に出演する寺島進(C)NHK

(C)NHK

世渡り上手で戦国を生き抜く
織田家に味方する三河の国人領主。家康(松本潤)の母・於大(松嶋菜々子)の兄。乱世を渡り歩いた度胸とズルさの持ち主。時折、信長(岡田准一)の代理と称して、家康(松本潤)のもとを訪れては物腰柔らかく脅しをかけ、ビビらせては楽しむ、愛嬌のある伯父。
【演】寺島進

浅井長政(あざいながまさ)/大貫勇輔


愚直までに信義を通す“義の男”
北近江の戦国大名。織田信長(岡田准一)と同盟を結び、政略結婚で嫁いできた市を慈しむ良き夫。信長ですら心を許す誠実さの持ち主。やがて、覇道を突き進む信長に不信感を募らせる。長政の真摯な言葉は家康(松本潤)の心にも響く。家康と深いつながりを持つことになる、茶々たち3姉妹の父。
【演】大貫勇輔

足利義昭(あしかがよしあき)/古田新太


のちに将軍となる家康が会った“最後の将軍”
徳川家康(松本潤)が初めて京に上った時に、謁見した室町幕府15代将軍。将来、自分が将軍になるとはみじんも思っていない三河の田舎大名・家康にとって、はるか雲の上の人、異次元の人物。明智光秀(酒向芳)を介して織田信長(織田信長)と通ずるが、のちに2人は袂を分かつ。
【演】古田新太

語り/寺島しのぶ


スタッフ

古沢良太

音楽

稲本響

人物デザイン監修

柘植伊佐夫

制作統括

磯智明

ロゴ デザイン担当

GOO CHOKI PAR

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