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ORICON NEWS
第18回 好きな男性アナウンサーランキング
※TBS安住紳一郎アナは2009年に、日本テレビ桝太一アナは2016年にそれぞれ5連覇達成で殿堂入り。
同ランキング1位の最高齢を更新 “盟友”とのデッドヒートがもはや恒例行事に!?
51歳でアナウンサー歴28年のベテランで、『モーニングショー』(テレビ朝日系)で個性的なコメンテーター陣をまとめ、「猛獣使い」とも呼ばれている。今年は名物コメンテーターだった同局社員の玉川徹氏が生放送で事実誤認の発言をしたことで、出勤停止10日間となった騒動もあった。翌月に玉川氏が現場取材をして報告する形での出演になると発表されたが、その際に羽鳥アナは「基本に立ち返るというのは玉川さんの思いであり、テレビ朝日の考えであり、私も同じ思いです」と凛とした姿勢を示した。
如才ない“MC力”で長年、朝の顔を務めている羽鳥アナに、世代別では同番組の主な視聴世代ともいえる40代、50代で1位に。「バラエティーもワイドショーもこなせるオールラウンダーだと尊敬する」(埼玉県/40代・女性)と絶大な信頼を寄せられている。
バラエティーでは『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)、『1億3000万人のSHOWチャンネル』(同局系)の進行役も務めている羽鳥アナ。珍しくゲストとして出演した3月1日放送の『踊る!さんま御殿!!』(同局系)では「電子レンジでチンしたことがない」とカレーの解凍もできない意外な素顔を告白して話題をさらったことも。
それでも「タレントさんにもツッコんだり、同等でやり取りができ、面白い」(京都府/20代・女性)、「ニュース以外にも幅広く活躍している」(東京都/30代・男性)と各世代からも上位の評価をキープし、全世代からの支持を受けている。
連覇が途切れ、また今回から5年連続の首位獲得が“殿堂入り”には必要になるが、安定と信頼のアナウンス力で達成となるのか注目だ。
“日テレの良心” が上位をキープ アドリブや生実況に評価の声
昨年は日テレの唯一の同期であり盟友でもある羽鳥アナの“殿堂入り”を阻止する形で首位を獲得したために、オリコンのインタビューで藤井アナは「(羽鳥アナから)1位になって楽になりたかった」とのLINEをもらっていたことを告白。自身については「コロナ禍で皆さんが不安に思うことが多かったからこその1位。その意味では、次回は上位に入らないことを願っています。一発屋としてこの1年を堪能します(笑)」と明かしていた。
コロナの問題に加え、今年はロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻、円安や物価高など不安の多い1年だったが、諸問題について藤井アナが発した視聴者の心境を配慮したメッセージなど、“伝える力”に多くの支持が集まった。
必要な情報に熱意を込めて分かりやすく伝える藤井アナは、特に若年層からの支持を集め、10〜20代、30代では1位に。「視聴者に向けたコメントにグッとくる。時々おちゃめな所もあり ますます好感度が持てる」(大阪府/20代・女性)、「つらいニュースのあとの一言がいい。聞きやすい声と喋り方」(香川県/10代・女性)と称賛された。
さらに今年は5月13日に放送された映画『ローマの休日』の新たなオリジナル吹き替え版に、アナウンサー役で参加。ベテランアナにもかかわらず、「アフレコに臨むまでの数日は本当に緊張していて、ディレクターから『全然ダメじゃないか!』と怒られる夢も見たくらいです(笑)」と意外な裏話も披露。藤井アナならではの落ち着いた声のトーンに「丁寧で聞きやすく、視聴者を思いやるアナウンスをして下さるので」(茨城県/40代・女性)との意見もあった。
昨年から大阪放送局へ 「早く東京に戻ってほしい」の声も
『ニュース きん5時』キャスターや『列島ニュース』など、大阪でもその存在感を発揮している。また放送中のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』では、土曜放送の1週間を振り返る総集編のナレーションも担当。
司会を務める『我が心の大阪メロディー』では、和田アキ子と上沼恵美子の出演時、初デュエットで「笑って許して」を熱唱。武田アナは「後ろで聞いていて涙が出てきました」と目頭を押さえて涙するなど、人間臭い一面を披露し出演者を驚かせる一幕も。
そんな武田アナに関西圏のユーザーから「大阪局にいるたけたんの時々見せる自身の生活情報がおもしろい」(大阪府/50代・男性)、「関西を盛り立ててくれていると思うので」(兵庫県/40代・女性)と惜しみ無いエールが送られた。また「かつてのNHKの看板アナが、大阪局に来てからおもちゃのように扱われている所」(大阪府/50代・男性)との評価もあった。
安定したアナウンス力が世代問わず人気で、歓迎モードの関西に対し「関西から早く東京に戻って欲しいです」(神奈川県/50代・女性)とのコメントも寄せられていた。
“昼の顔”が初のランクイン、女性に続き男性アナもTBS勢力が躍進
井上アナは、昨年春の人事異動で2年後輩の江藤愛アナ(女性編で3位)と共に、アナウンス職のまま「エキスパート特任職トップスペシャリスト」(アナウンス部の課長に相当する役職)へ昇進。今年4月からは初の冠ラジオ『井上貴博 土曜日の『あ』』がスタート、今年5月には『伝わるチカラ 「伝える」の先にある「伝わる」ということ』(ダイヤモンド社)を発売するなど、多彩な活躍を見せている。
石井アナは2020年4月のフリー転身後も番組司会を継続し、その手腕を発揮。「『ゴゴスマ』でのニュートラルでコメンテーターたちとのバランスいいやりとり、生放送を見事に仕切るMCぶりすべて安心して見られます」(神奈川県/50代・女性)、「お昼のワイドショーで知ったアナですが、自虐ネタを良くするし、上から目線じゃなく好感持てます」(香川県/50代・女性)と絶賛された。
石井アナは、実は大阪出身であることをイジられることも多いが、「東海地方から全国区へ羽ばたいたから」(愛知県/30代・女性)と愛知県民からも支持を受けている。
『ゴゴスマ』、『Nスタ』と続けて放送されるTBS系の2番組の“顔”がランクイン。TBSは在京キー局では唯一、ラジオ局と“直結”しており、その点がアナウンサーの話術を向上させる土壌のひとつともなっている。リスナーを飽きさせず軽快に進める進行力やゲストとの対話力、フリートークなど、声のみで情報を伝えることでアナウンス力を磨いている。
2009年に殿堂入りしている同局の安住アナも冠ラジオ『安住紳一郎の日曜天国』を長年担当しており、もはやライフワークとなっている。それに習うように、今年で2年連続ランクインの井上アナも、4月より冠ラジオでパーソナリティを務める。石井アナが所属していたCBCもCBCラジオがあり、局アナ時代にラジオにも出演して研鑽を積んでいた。今後、同じくフリーの羽鳥アナを脅かす存在となるのか注目だ。
「女性編」でも今年、江藤アナが昨年から順位を上げて3位にランクインし、田村真子アナも8位で初登場を果たすなど、男女ともにTBSの再躍進が目立つ形となった今年の同ランキング。井上アナ、江藤アナ、田村アナに続く、同局若手アナの台頭にも期待したい。
【調査概要】
調査時期:2022年11月2日(水)〜11月7日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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調査時期:2022年11月2日(水)〜11月7日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
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