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ORICON NEWS
第17回 好きな男性アナウンサーランキング
※TBS安住紳一郎アナは2009年に、日本テレビ桝太一アナは2016年にそれぞれ5連覇達成で殿堂入り。
コロナ禍で実証した“伝えるチカラ” 視聴者に寄り添う姿勢を全世代が支持
賛否が分かれた東京五輪については「せっかくやるなら応援しましょうというつもりはありません。ただ、この大会に純粋な思いを、努力を注ぎ込んできた人がいます。その人たちへのリスペクトだけは忘れたくありません」と熱いコメント。小室眞子さんと小室圭さんの結婚記者会見については「みなさんの大切な言葉をSNS上で浪費することがないようにと願っています」と神妙な面持ちに呼びかけた。
各方面に配慮しつつも、視聴者に真摯な思いを届ける姿勢が人気の藤井アナ。昨年の同ランキング3位を受け、テレビでの密着取材や書籍『伝える準備』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を発売し、アナウンサーとしてだけでなく素顔を見せる機会も多かった。入社以来続けている5行日記や、本番中に書き留めているメモなど、日頃からとことん“伝える”ことにこだわっている点が評価されている。
キャスター一筋で実直に視聴者と向き合ってきた藤井アナには「日々勉強されているのが、言葉を通して感じることが多い。災害時や緊急時などの声がけで助かった人も多いと思う。『届く』言葉を使っているのは藤井さんだけなんじゃないかなと個人的には感じています」(神奈川県/20代・女性)、「コロナの感染拡大防止のコメントが素敵です。人柄が好き。最近のアナウンサーはタレントと化しているけど、藤井アナは変わらないでほしい」(宮城県/40代・女性)など、称賛の声があふれた。
また、「星野源・新垣結衣結婚のニュースを見て好きになりました(笑)」(奈良県/10代・女性)との声も。このほかにも、嵐・櫻井翔、相葉雅紀のW結婚発表のニュースの際には驚きのあまり取り乱す場面もあり、抜群のアナウンス力なのに、時折垣間見せるお茶目な一面が、視聴者に親近感を与えている。
ランクイン回数最多! 安定のアナウンス力&笑いのポイントも抜群の名司会者
そんな藤井アナが8月に『スッキリ』(日本テレビ系)のMCを夏休み中の加藤浩次の代打で担当。藤井アナはこの日がアナウンサー1万日目で「ということは私の元同期・羽鳥慎一アナウンサーも1万日を迎えて、どこかで頑張ってらっしゃる。羽鳥さんもおめでとうございます」と裏番組の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)の羽鳥アナにエールを送ったことも話題となった。
そんな羽鳥アナは日本テレビ系では『ぐるぐるナインティナイン』、『人生が変わる1分間の深イイ話』に続き、1月から始まった『1億3000万人のSHOWチャンネル』の進行役も務めている。
アナウンサー歴27年で、現在もレギュラー番組を増やしている羽鳥アナには「なぜ殿堂入りしていないのか不思議」という声も多数上がるなど、誰もが認める“国民的アナウンサー”として支持されている。
特に看板番組『モーニングショー』での様子が印象的で、「コメンテーターの玉川氏に付き合ったり、流したりの緩急が良い」(青森県/40代・男性)、「面倒な感じのコメンテーターともうまくやって、場を回しているので」(愛知県/30代・女性)と“猛獣使い”ぶりが人気。50代からの支持が特に厚く、10〜40代の世代別で見ても2位をキープ。
「臨機応変なMC捌きがスゴいなと思う」(山口県/50代・女性)との声もあり、視聴者からはボケもできて司会もできるアナウンサーで羽鳥アナを超える人材はいないと目されている。
「画面から伝わる真摯な報道」大阪放送局へ赴任も安定した人気を獲得
引き続きベテランならではの、安定したアナウンス力で変わらぬ人気を誇示。落ち着いた声も人気で、そのせいか「親しみやすい雰囲気に好感が持てます」(千葉県/30代・男性)というコメントも多い。
今年は『東京パラリンピック デイリーハイライト』キャスター、10月放送の『第21回わが心の大阪メロディー』の司会も務めた武田アナ。大阪異動から日が浅いものの、「穏やかで優しい声で、どんなニュースも暖かく伝えてくれる雰囲気がいい」(大阪府/50代・女性)、「大阪拠点放送局に異動してから、今まで以上に活躍している姿を観るからです」(兵庫県/50代・男性)と、関西からのコメントも多く寄せられており、歓迎モードとなっている。
フジアナの躍進&常連の中に突如現れた“彗星アナ”も
生田アナは先日『めざましテレビ』内で、実兄で俳優の生田斗真へ初インタビューが放送され話題に。『土竜の唄 FINAL』の初日舞台あいさつで司会を務め、兄弟ショットの露出が多く「兄である生田斗真との仲の良さが微笑ましい」(愛知県/20代・女性)との声があった。
井上アナは『Nスタ』平日版の総合司会を担当。コメントでも「毎日、『Nスタ』のニュースがわかりやすい」(栃木県/20代・男性)、「『Nスタ』でのホランさんとのやり取りが面白くて好き。ユーモアさとアナウンス力も高くて好き」(埼玉県/30代・女性)との称賛が寄せられている。
また、2021年春の人事異動で、2年後輩の江藤愛アナ(女性編で初登場8位)と共に、アナウンス職のまま「エキスパート特任職トップスペシャリスト」(アナウンス部の課長に相当する役職)へ昇進という実績も。今回のランクインを機に、今後同ランキングの常連となっていくことが予想される。
日本テレビの藤井アナの躍進、さらにベスト3が50代という結果が示すように、コロナ禍という不安な時代だからこそ、ベテランで安定感があり、真摯な報道姿勢を貫く男性アナウンサーが視聴者から求められていることがわかる結果に。
また、今年は中堅アナウンサーのランクアップも見られた“変化の年”でもあった。今後は、初のTOP10入りとなったTBS井上アナが新しい風となるか、絶対王者であった羽鳥慎一アナが再びトップ返り咲きとなるのか、日テレ藤井アナが首位キープとなるか…来年の結果がすでに楽しみだ。
【調査概要】
調査時期:2021年11月9日(火)〜11月15日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
【オリコンランキングご利用上のご注意】
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調査時期:2021年11月9日(火)〜11月15日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
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