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ORICON NEWS
第18回 好きな女性アナウンサーランキング
※元フジテレビ高島彩アナウンサーは2008年に、日本テレビ水卜麻美アナは2017年に、それぞれ5年連続で1位のため殿堂入り
10〜30代から絶大なる支持 批判を恐れず“局アナ”の概念をさらに拡張させた胆力に羨望
大物タレントとの絡みも物怖じせず、“弘中ポジション”をキープし続けている彼女。自由な発言について「毒舌」との指摘には「私はただ思ったことを言っているだけ」としつつ、「『それぞれ違っていいじゃん』というような多様性が叫ばれている今、私に求められていることは象徴的かもしれない」と現代女性の新たなロールモデルの一つともなっている。
また、『激レアさんを連れてきた。』のフィリップ芸やキャッチーなコメントセンスも人気の弘中に「メイクもお洋服もバラエティもエッセイもなんでもこなして憧れ」(奈良県/10代・女性)、「可愛くて頑張り屋なところが好き」(高知県/20代・女性)と10〜30代から支持を集めた。
レギュラーである『ノブナカなんなん?』は10月から水曜19時のゴールデンタイムに昇格。『あざとくて何が悪いの?』は12月31日に年越し番組として放送されるなど、さらに活躍のフィールドを増やしている。
安定したアナウンス力 バラエティで明かしたプライベートも話題に
また、10月放送の『しゃべくり007 2時間スペシャル』(日本テレビ系)では、これまであまり語らなかったプライベートを明かし話題に。妹からのタレコミや酒豪話、初恋エピソードなど、知られざる姿の告白に「有働さん」がトレンド入りしたほど。これまでは「アナウンサー」に徹してきた有働アナだが、視聴者に見せた新たな側面が彼女の持ち味である「視聴者目線の言葉」をより生かし、ランクアップにつながったようだ。
実際にアンケートでも「飾らないところが好き。親近感がある。自分の言葉で伝えてくれるし、誰にでも忖度しない。大変だったことを表に出さない。頭がよさそうで頼れるし、相談に乗ってくれそう」(大阪府/40代・女性)、「報道もバラエティも幅広く対応できるので」(千葉県/40代・女性)との意見が多く、世代別で40代、50代の支持は1位に。
もちろん、本懐である安定したアナウンス力も評価。加えて「原稿読みが抜群にうまい。頭の回転がいい。品がある。さりげない気遣いができる。有働さんのような年齢の重ね方をしたいです」(茨城県/30代・女性)という意見もあり、親しみやすさや裏表のない姿に“大人の女性”としての憧れ的存在にもなりつつあるのかもしれない。
初のTOP3入り 高いアナウンス力と時に“抜けている”姿の対比に好感
その一方で「女子アナ界一のAKB通」であり“柏木由紀推し”を公言している彼女。ほかにも、アニメ『名探偵コナン』好きで「『コナン検定』1級」だと明かす意外な一面も。
そんな気さくな人柄を見せつつ、如才なく司会を行なう姿に、「聞き取りやすい上に噛んだりしてるのを見た事ないから」(大阪府/20代・女性)、「きれいなお姉さんという印象で憧れる。仕事のできるイメージ。笑い方が意外と豪快で親近感が湧く」(大阪府/20代・女性)と、世代別で10〜20代で2位を獲得し、若年層からの支持を集めている。
「『シューイチ』でしっかり進行する姿が良い。時に抜けているところも好感が持てる」(岐阜県/20代・女性)など、きっちりした情報番組での所作に対し、バラエティで見せる“抜けた感”のギャップがいいという意見も散見された。
バラエティや歌番組など多方面での活躍がランクアップのカギに
加えて『世界まる見え!テレビ特捜部』や『沸騰ワード10』での進行も注目すべき点。「大御所にも臆せず発言できる点が素晴らしいです」(山口県/30代・女性)と、ビートたけしや所ジョージなど大物タレントとのやりとりを見ても、来年はさらなるランクアップが期待される。
そんな江藤アナのTOP10ランクインは意外にも初。コメントでは「ニュースでのアナウンス力、バラエティーでのつつがない進行、どちらも非常に上手く、真面目な印象も好印象。いまテレビ局全局で一番のアナウンサーだと思う」(東京都/30代・男性)と彼女のアナウンス力は絶賛されている。本人も「“女版安住アナ”になりたい」と語ったことがあり、さらなる飛躍が期待されている。
今回、弘中アナが3連覇を達成。5回連続首位で獲得できる“殿堂入り”に着実に歩を進めている。これまで人気アナウンサーはTOP10内で固定され、その年々で順位の変動があるくらいだったが、昨年は日本テレビの岩田アナが、今年はTBS江藤アナが初登場を果すなど、TOP10変動も活気を帯びてきた。
女性アナウンサーというと、一昔前までは「アシスタント」的な立ち位置が多く誰が担当しても変わらないようなイメージを持たれがちだった。しかし、昨今はしっかりと各々の個性を出し「この人の変わりはいない」という“代替不可能”を出せる人物がTOP10に並び、順位を上げている。
弘中アナも「“局アナ”らしくない」という特異な見え方をされることもあるが、根幹の部分では局アナとしての範疇で対応しているのがわかる。今年は、常連アナの並び替えではなく新陳代謝もしっかりと行なわれていることから、改めてアナウンサー“ブランド力”の高さを感じるランキングとなった。
【調査概要】
調査時期:2021年11月9日(火)〜11月15日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
【オリコンランキングご利用上のご注意】
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調査時期:2021年11月9日(火)〜11月15日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
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