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弘中綾香「毒舌だとは思っていない」、好きな女子アナ連続首位で感じる“多様性の象徴”

弘中綾香

 2020年12月にORICON NEWSが発表した『第17回 好きな女性アナウンサーランキング』で2連覇を果たしたテレビ朝日の弘中綾香アナウンサー。とは言え、こういったランキングは苦手だと堂々公言する彼女。2連覇を果たした今、まだ同じ想いでいるのか。また、昨年10月からは新たに出演番組が2本スタートしているが、期待されるプレッシャーは如何なものか、率直な想いを聞いてみた。

多様性が叫ばれている今、「私に求められているのは象徴的なことかもしれない」

──『好きな女性アナウンサーランキング』1位、二連覇おめでとうございます! 前回、「知らないうちに競走馬になっている気分」とおっしゃっていましたが今回も同様ですか?

弘中綾香ありがとうございます。前回は本当に「まさか」という気分だったんですけど今回になって「まぐれじゃなかったんだ」と思いました(笑)。でも、自ら「嬉しい」というよりは、周りの方から「良かったね」と言っていただけるので、それなら良かったのかなと…。「知らないうちに競走馬」というのは今回も変わらずで、次回はもう辞退させていただきたいです(笑)。

──投票してくださったユーザーからは、「可愛いのに毒舌でアナウンサーとしても女性としてもすごく魅力的な人だと思う」などの声もありました。

弘中う〜ん。そもそも私は自分を毒舌だと思っていませんので…。客観的に見たらそうなのかもしれませんけど、私はただ思ったことを言っているだけ。アナウンサーが、それを今まであまり言わなかっただけなんじゃないかと。まぁうがった見方をすると「局アナのくせに」ってことですよね(笑)。

──局アナにもかかわらずって面はあると思います。ある意味、弘中さんが局アナのイメージを覆したんじゃないですか?

弘中私の場合、番組のカラーで「弘中に自分の意見を言ってほしい」という狙いがあって、それに私がフィットできただけなのかもしれません。私が…っていうよりは、時代の流れなのかも。「みんながみんな同じ意見」という時代が終わって、「それぞれ違っていいじゃん」というような多様性が叫ばれている今、私に求められていることは象徴的かもしれないですね。

「ちょうどいいバカで、ちょうどいい頭の良さでいたい」発言の意図

──昨今は弘中さんのように、局アナでもフリーアナウンサーのような活躍を見せる方が散見されます。

弘中局アナって、本当に華やかでキラキラしている印象があったと思います。番組でもアシスタントや進行…ニュースも読んだり、いわゆるアナウンサーの仕事とされることを真摯にやる、というのがすべてとされていましたが、昨今は、私のようにバラエティに出演したり、YouTubeに挑戦してみたり。前よりも求められる範囲がすごく多岐にわたっていますよね。弊社でも『Abema TV』がありますが、メディアそのものが増えていますので、私のような存在があるのはそれがひとつの要因かもしれません。

――メディアが増えたことについて思うことは?

弘中インタラクティブ(双方向)の時代が来たということです。Abemaでニュースを読んでいるんですが、リアルタイムで視聴者の方からコメントが届くというのは新しいと思いますし、「dボタン」を使っての投票も最近のこと。見てくださる方の意見が反映される機会が増えていると感じます。先日も、視聴者の投票で発表する音楽ランキングを決める『LINE MUSIC presents 生放送で生投票 決めるミュージックSHOW』に出演しましたが、こうした企画の試みも今の時代ならではですよね。

――逆に大変なこともあるのでしょうか。

弘中もう一方的に伝えるだけではダメで、その時々の瞬発力が求められていることです。受け手の反応にどう応えていくか。その速度もラリーの上手さも、新しく求められていることだと思います。私には、テレビの視聴者が他メディアに取られる、という危機感はないんですよ。私もいちユーザーですし、多様化しているということは、出演する側の露出が増えるというわけで。ただし、しっかりアップデートしないと置いていかれるなという想いはあります。

――インスタグラムや執筆もされています。そういった場所では、しっかりセルフプロデュースされている印象もあります。

弘中インスタグラムでは告知だけではなく、番組に出演した感想や勉強になったことを私ならではの言葉で伝えられたらいいなと考えて投稿しています。連載は今、『Hanako.tokyo』、雑誌『ダ・ヴィンチ』でやらせていただいているんですが、これは私自身が一字一句、責任を持って書いています。以前から考えていた、コンテンツ制作にも関わってみたいという想いは今もあって、徐々にそれが実現できているかな、という実感です。

――9月に放送された『キスマイ10周年でやれるかな?テレ朝人気番組の裏側に潜入しちゃった ほぼ3時間SP』で、「ほどよく勉強をして“ちょうどいいバカで、ちょうどいい頭の良さ”というポジションを意識して準備に励んでいる」とおっしゃっていましたがその意図は?

弘中クイズ番組に出演する際の心構えです。カズ(レーザー)さんや宇治原(史規・ロザン)さんの頭脳の域に至るのは難しいですよね。とはいえ、出演1枠は私に託していただけているので、一問目で間違えたら「お前、何のために出てるの」ってことになるわけです。「弘中をここ(出演ポジション)に置いて良かった」と思っていただけるためには、ある程度のレベルの問題までは、ちゃんと正解しなければいけない。そんなニュアンスで発言しました。

「Mステがピークになっちゃダメだ」アドバイスくれたスタッフへの恩返し

――10月から、土日夜のプライム帯に移行となる『あざとくて何が悪いの?』と『ノブナカなんなん?』の2番組に抜擢。局に期待されているというプレッシャーは感じますか?

弘中そんなには…(笑)。多分、局アナはタレントさんよりは使い勝手がいいのかなって(笑)。『ミュージックステーション』を卒業するときに、スタッフさんから「Mステが弘中のピークになっちゃダメだ」と言われていたので、その意味では恩返しになっているのかな。

――ほかに、スタッフや共演者とのやり取りで印象に残っていることはありますか?

弘中『あざとくて〜』では田中みな実さん(同ランキング2位)と共演させていただいているのですが、田中さんは、根っからの“あざとい”のプロなんです。収録中にアドリブで出てくるものがあまりにもレベルが高いので、番組の演出に相談したんですが、「自分のスタンスから離れなくていい。弘中は(あざとさが)自然に出てるタイプだから」と言われました(笑)。

――田中みな実さんとまったく違うキャラというのも、『あざとくて〜』での弘中さんの魅力だと思います。ところで『Hanako.tokyo』で連載中のエッセイ『純度100%』が書籍化されますが、それはどういった経緯で?

弘中もうすぐ30歳になる私に、贈り物をしたいと思ったことがきっかけなんです。私の中で“30歳になる”というのが大きくて、せっかくこうしたお仕事をさせてもらっているし、自分で自分に贈りたいなと思って。昔から本が好きで、書くことも好きで、得意というわけではないんですけど、形にしたいという夢があったんです。せっかくだから30歳で出したいですと、私から提案しました(笑)。

――楽しみにしています。最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。

弘中私の仕事は経験が生きる仕事ですので、これからもやったことないことをやってみたいです。自分が“成長している感”を、いつまでも感じていたい。そのために今後も、さまざまなことをインプットしていきたいと思っています!
(取材・文/衣輪晋一)
  • 弘中綾香の純度100% (C)マガジンハウス

    弘中綾香の純度100% (C)マガジンハウス

■インフォメーション
フォトエッセイ『弘中綾香の純度100%』(外部サイト)(2021年2月12日発売/マガジンハウス刊)
『Hanako』の公式ウェブメディア『Hanako.tokyo』で、2019年5月から掲載中の同名連載に、オリジナルコンテンツを加えた内容。2021年2月に30歳の誕生日を迎える弘中が、全編自身の言葉で書き綴る「いま」(29歳)と「これから」(30歳)の2つのパートで構成される。

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